~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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2008年3月 
2008/03/31 Mon 12:05
CATEGORY【目次】
また、1ヵ月経ちました。
桜きれいですけど、雨ですよね。
残念。

2008年2月  3月1日
2月の目次でした。   

開発中の抗がん剤  3月2日
現在、治験中のもうすぐ認可されるかも知れない肺がん抗がん剤の話しです。  

救急病院の実態  3月3日
いろんなレベルの救急病院がありますよって話しです。   

医者の能力  3月4日
医者を評価する上でどんな評価項目があるのか。
また、患者さんと医療者でいい医者は違いますよって話しです。  


最期の現実  3月5日
最期のこと本当に考えておいて損はしませんよ。   

ある不幸な物語  3月6日
これが、フィクションだとすれば本当によくできた話しだと思います。   

癒しのぬいぐるみ  3月7日
凄いぬいぐるみがあるんですねぇ。    

まだ、大丈夫ですか?  3月8日
あくまでも、参考までに。人はそれぞれ違いますから。   

わかりやすい説明  3月9日
その人のレベルにあわせた翻訳機があればいいのに。。。   

日本の医療の現状  3月10日
日本の医療レベル、かなりいけてると思うのですが。違いますか?   

当直中の電話  3月11日
ほんとに、やめて欲しいです。   

原因不明の腸炎  3月12日
原因がわかったときは、すっきり、びっくりですた。 

人生いろいろ(何もしないで)  3月13日
人生観は、本当に人それぞれです。いろんな人生があります。 

検診の意味  3月14日
検診の意味を理解して検診をよりよいものにしましょう!
いいコメントをいただいたのですが、なぜか人生いろいろ(何とかして)のコメント欄に書かれています。
めんどうですが、こちらのコメントも読んでみてください。 

机の汚い人たち  3月15日
汚いものシリーズ第2回目です。果たして、3回目はあるのか? 

ある病院の話(変じゃない?)  3月16日
新人がベテランより早く来て仕事の情報を得るのはある意味当然と思うのですが。
医療にお金をかけられない弊害かも知れません。   

医療議員連盟  3月17日
政治の方面でも医療を何とかしようとの活動です。  

ブログのコメント  3月18日
変なコメントつきました。  

人生いろいろ(何とかして)  3月19日
何もしないでとの対極の話です。家族の揺れる気持ちがメインです。 

最期を迎えるに当たって  3月20日
人生いろいろ(何とかして)の続きみたいな話です。 

10年という歳月  3月21日
悲しいですけど、年をとったと言うことですかねぇ。 

医学は進歩しています。  3月22日
3月21日のエントリーの働く環境だけでなく、医療も10年あれば確実に進化してますからね。
これからも医療に期待してください。 

医局制度の弊害の一例  3月23日
医局といっても、こんな厳しい医局からぬるい医局まで様々ですよ。 

医者の食事(昼)  3月24日
おいしい昼ご飯なんて食べてないですよ。焼きそばUFOの時もあります。 

救急車な男、逃げた!  3月25日
原因不明の腸炎もビックリですが、これもビックリです。  

異動の季節  3月26日
寂しい季節です。でも、桜は綺麗!

かぜ症候群と薬  3月27日
風邪薬飲んでも決して治るわけではありませんよ。
風邪を治す点滴はありませんからね。

混合診療限定解禁!?  3月28日
もしかしたら、本当に腹黒い政府なのかも知れません。医療の患者負担を増やしたいだけかも?

はじめての当直2  3月29日
いやー、本当にドキドキしました。勉強になりましたけどね。

今年の学会予定  3月30日
どうしても、旅行気分なところありますから。楽しみです。
 
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もう、開設3ヵ月になりますね。

まだ、試行錯誤中です。


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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : 目次

今年の学会予定 
2008/03/30 Sun 19:20
CATEGORY【診療】
タイトルに学会予定なんてつけましたけど、学術的な内容はまったくありませんから。

春と秋に学会(総会)が集中しています。
そろそろ、春の学会シーズンが始まります。

一番多いのは、5月6月なんですけどね。

今年参加予定の学会は、東京、神戸、静岡、福岡です。
個人的に楽しみは、静岡と博多です。

静岡は、もちろん『う・な・ぎ』です。
ここのうなぎも最高ですけど。)

それとDr.Marketの資産倍増計画のエントリーにあった黒いおでんが魅力的です。

というわけで、静岡に学会に行ったときには、うなぎとおでんを堪能してきます。

  
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博多へ行ったら、ラーメンともつ鍋、水炊きですかね。

はたして、そんなに、いろいろ食べれるでしょうか。
きっと、行ったら食べれるんでしょうねぇ。

そんな事を考えているときが一番楽しいですわ。

 
福岡って書いたら味気ないのに博多って書いたら風情があるように思うのは気のせい!?
 

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はじめての当直2 
2008/03/29 Sat 13:37
CATEGORY【診療】
m3のブログに去年の8月6日にエントリーした記事です。



初めての当直 1を無事にこなし、(結局、ドキドキしただけで何もしていないわけですが。)その後、定期的な当直もなく忙しい大学病院での日々を過ごしておりました。

それは、暑い盛り、お盆の頃の出来事です。オーベンが誰かバイト行ける奴おれへんか?と探しています。

『お前、行ける?』
『前みたいな所なら大丈夫ですよ。』

『それがな、救急車くるところやねん。でも、めちゃくちゃ忙しい事はない。』
『やめときますわ。』
『なんかあったら、電話してきたらええから。外科系当直と、病棟当直おるから。困ったら相談したらええから。行ってや。』

と言うような会話の末結局行く事になりました。

ベット数は約200を超えるそこそこの規模の個人病院です。
建物は複雑に入り組んでいます。おそらく、建て増し建て増しで作られたのでしょう。

当直室に入りました。初めての当直室よりかは当直室らしい雰囲気です。とりあえず、夕食を食べ非常事態に備えます。

電話のベルが鳴りました。
『救急室にお願いします。』とうとう、患者さんが来ました。お風呂ではありません。

主訴(主な訴え)は腹痛です。今朝から下痢をしていたのだが、夕方から特にひどくなったとの事。診察上、緊急に外科の先生にコンサルト(相談)しなければならない状況ではないようです。
しかし、レントゲンの指示を出し、あわてて当直室にもどりました。

必死に、急性腹症のページをめくります。この方は男性であったので婦人科的な疾患を考えなくてよかっただけ助かりました。

水分も取れておらず、点滴と内服薬で帰ってもらう事となりました。

一安心して休んでいると、(当直医マニュアルを読んでいるのですが。)
また、電話が鳴ります。

次の人は、発熱、咽頭痛などです。おそらく、感冒と思われます。診察にて扁桃腺が腫れてその周りに膿が付いています。薬出して、帰ってもらっていいと思うけど。ホントにいいのかな?

とりあえず、採血の指示を出し当直室で本を読みます。CRP(炎症反応)が9ありました。(高い値です。)白血球も1万8千です。これは、非常に強い炎症を示しています。

(どうしよう?さっきまで内服薬を処方して帰ってもらおうと思ってたのに。この結果で帰していいんだろうか?)

患者さんを呼ぶ前にオーベンに電話です。

『お前は、アホか?若いんやろ!ぐったりは、してへんのやろ。そんなん、採血するから悩むんや。採血なんかせんと帰さんかぁ!!!その前に、今時間外やから、明日の朝受診するようにと調子悪くなったら今晩でもいいから再度くるように説明するんや。』と言って電話は切れました。

(なるほど、その通り。)
患者さんに説明をして飲み薬を出して帰ってもらいました。

その後も何人か来ましたがわからなければ採血してその間に当直医マニュアルで調べる。を繰り返して無事に初めての救急当直は終了しました。

その後も、救急病院の当直をすることによって非常に勉強になりました。大学病院での研修だけでは身に付かない事も勉強させてもらいました。

そのときに必死に詰め込んだ知識はなかなか忘れるものではありません。

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今の研修医の先生は、こんな状況下で知識を詰め込む事はないんでしょうね。




当時の当直は研修のためではなかったですが、こういうプレッシャーは臨床医としての度胸形成に役立ちましたし、こういう時に診た症例のことは結構今でも記憶に残っています。
今の研修制度ではこういう経験はしないと思いますし、私の頃より内容も充実していると思いますが、当時の研修が今の研修に勝るところがあるとすれば、修羅場をくぐる経験値かなと思います。
殺陣の際の真剣と竹光の違い、みたいな感じでしょうかね。
written by rinzaru / 2007.08.06 16:03

いいコメントいただきました。

みんな、当時のドキドキ、ヒヤヒヤを思い出したようです。

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タグ : 当直 救急病院 2次救急

混合診療限定解禁!? 
2008/03/28 Fri 11:59
こんな記事がありました。
混合診療を限定容認 4月から未承認薬の高度治療で
混合診療を限定容認 4月から未承認薬の高度治療で(魚拓)

未承認薬も混合診療に 来月から一定条件で保険併用
未承認薬も混合診療に 来月から一定条件で保険併用(魚拓)

まず間違いないことは、「高度医療評価制度」という制度が新設されることです。

①国内外の使用実績があり、安全性と有効性が期待できる医薬品や機器
②合併症や副作用、費用についての患者や家族からの同意
③病院内の倫理審査委員会で計画を承認など。

上の用件を満たしてかつ
主に大学病院や同様の技術水準を備えた病院で、厚労省に申請し認められれば保険併用となる。

具体的にはどうなんでしょうか?

>欧米で使用されていても国内で未承認の抗がん剤などを使えば、保険適用部分も含め全額が患者の自己負担となるのが原則。

>新制度導入で「海外の新たな治療薬を試したい」との患者の要望が実現する見通しとなった。政府の規制改革会議による混合診療拡大の主張を受けた形だ。

そうなんです、今の医療制度では外国では標準的な治療なんだけど国内では認められていないので使用できないものがあります。

例えば、サリドマイドは、多発性骨髄腫という悪性腫瘍の一種に効果が認められているのですが、日本では、認められていません。
現実問題として、個人輸入して使用している方もいるようです。

他にも、日本では臨床試験のすすみ具合が遅く、グローバルな製薬会社からは新薬の試験を行いにくい国とのレッテルを貼られているようです。

日本のがん治療で、世界的な標準治療が受けられないがん種はたくさんあります。(どこの国でも多少はありますけど。)
世界の標準治療として認められてから遅くても2年、できれば1年以内に認可してほしいと思いますけどね。

そのような観点からみると非常に喜ばしい制度だと思うのですが、最近の厚生労働省の方針を見ていると裏の意図も感じるのです。

『分子標的薬だけでもいい?2』でも少し触れましたが、新しい抗がん剤は高いのです。

例えば、去年の末に認可されたタルセバは、1日約1万円かかります。

もし、タルセバが日本で認められていなくてこの制度で使うとすれば1ヵ月で30万円です。

この、1ヵ月30万円がすべて自己負担!?

もし、国が意図的に新しい薬の認可を遅れさせれば医療費の増加をかなり抑えることが出来ると思います。

ただし、お金のある人は最新の治療を受けることができて、そうでない人は、受けることができない。

そんな世の中になるスタートなのかも知れません。
 
 
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今、受けたい治療が全額自己負担にならずに受けれる。

ここは、非常にいいと思います。

ただ、気になることもあります。

心配しすぎなだけならいいのですけどね。

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タグ : 抗がん剤 混合診療 タルセバ 自己負担

風邪症候群と薬 
2008/03/27 Thu 13:45
CATEGORY【診療】
m3のブログに去年の8月18日にエントリーした記事です。




暑い日が続きます。夏かぜがはやってます。ほとんどは、クーラーつけて寝て調子悪くなった人ですけど。

風邪を治す薬を発見したらノーベル賞ものだって事聞いたことありませんか?
まさにその通りです。

じゃあ、風邪薬って何なのかって話しになりますよね。

風邪薬は、症状をとってしんどい、つらいのを少しでも楽にする薬です。対症療法と言います。決して、風邪を治す薬ではありません。

ですので、『風邪を引いたら困るから早めに病院に来た。』とか『注射をしてくれ。』とか医者としては非常に困るわけなんです。

早めに病院に来ても治す薬はないんだから、注射をしても治るわけでもなく、、、、でも、開業医の先生の一部は患者さん来てくれないと困るから、じゃあ、『風邪の注射しましょう』とか言う先生もいらっしゃいますが。

じゃあ、風邪を引いたらどうしたらいいのか?って思いますよね。
まず、敵を知ることです。風邪ってなあに?となりますね。

風邪とは、風邪症候群と呼ばれ、上気道症状(痰、咳、鼻汁など)を主とする普通感冒と全身症状が強い流行性感冒(インフルエンザ)とに分けられます。最近は、インフルエンザの特効薬(いろいろ問題もあるようですが)ができたこともあり風邪症候群と分けて考える傾向にあります。(以後、インフルエンザ以外について話しを進めます。)

原因は、ほとんどがウイルスにより効果的な抗ウイルス薬、ワクチンは存在せず、ほとんどの場合、数日から1週間程度で軽快する。
ちなみに、ライノウイルス(50%強)、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、RSウイルスが多く、アデノウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルスなども原因となりうる。

一番の治療はゆっくり休んで自分の免疫力を高めて(落とさないようにして)でかぜの原因となるウイルスを排除する事です。

また、発熱はウイルスを排除しようとして免疫力を高めるための生体反応として熱が出ているのでむやみに下げることは治りを悪くします。

ですので、かぜ薬を飲んで体が楽になったからと言って仕事したりするのは風邪の治療としては良くないことです。
もちろん、そうせざるおえない状況で何とかして欲しく病院に来るのはわかるんですけど。

ウイルスですので抗生剤(細菌をやっつける薬)もまったく無効です。(ただし、膿性痰(黄色や緑っぽい痰)があれば肺炎など併発している場合があり有用な場合もあるのですが。)

点滴(脱水を起こしているときには非常に有用ですが)しても注射しても風邪は治りません。
点滴や注射の効果も翌日にはなくなってます。

『一発でかぜの治る注射して』とか言って担当医を困らせないでください。

そんなものは、ありません。ゆっくり、休んでください。

風邪を治すのではなく、症状を少しでも楽にして風邪の期間を乗り切る薬だとご理解ください。

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インフルエンザに関しても、タミフルやリレンザ、シンメトレルを使用しない場合も対症療法しかありません。ゆっくり休むことが重要ですよ。(インフルエンザ薬使った場合もゆっくり休むことは大切ですよ。)




ナースなど医療関係者でも勘違いしている方大勢いらっしゃいます。

ぜひ、コメント欄も読んでください。

http://blog.m3.com/yosshi/20070818/1#comments

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タグ : 風邪 抗生剤 点滴

異動の季節 
2008/03/26 Wed 12:03
CATEGORY【診療】
もう、年度末です。

日本では慣習的に4月の異動が最も多いです。

病院でもだいたいあてはまります。
とくに、コメディカルや事務の方の異動は4月に集中しています。

医者の異動は4月が多いのですが、科や医局によって違います。
中には、1月1日から異動することの多い科(医局)もありますし、6月からとか9月からとかの科(医局)もあります。

うちの病院でも、いろんな先生の異動があります。

異動になると大変なのが患者さんの引き継ぎです。

今まで、患者さんと主治医との関係を築いてきています。
新しい先生とすぐにそのような関係を築くことは困難です。

M先生が4月から異動となります。

M先生を慕う患者さんはたくさんいました。

なかには、泣き出してしまう患者さんもいたようです。
遠方まで、病院を替えてついていく患者さんもいるようです。

そんな事をされてM先生は、医者冥利に尽きると思います。

うらやましい限りです。
 
 
また、去年異動したP先生は自分の担当患者さんに異動することを伝えていなかったらしく4月から患者さんがビックリしていたようです。

みんな、口をそろえて
『主治医がかわるなんて聞いてません。』と

そりゃ、言ってないですから、聞いてないですよね。

ちなみにP先生は、部長先生から呼び出しをくらって、入院患者さんすべてに説明しにくる事となりました。

まあ、当たり前のことと言えば当たり前なんですけどね。

ふと、今までの異動の話しを思い出してしまいました。
 
 
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異動は、寂しいけど新しい出会いもあり楽しい面もありますよね。

しかも、桜が舞うと風情が倍増します。

この季節、大好きです。

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タグ : 転勤

救急車な男、逃げた! 
2008/03/25 Tue 12:41
CATEGORY【診療】
m3のブログに去年の7月26日にエントリーした記事です。





もう、ずいぶん前のことです。

当直中にその出来事は起こりました。

PHSが鳴ります。
喘息発作の患者さん、救急車で来るそうです。』
『わかりました。』

まだ、夜も10時すぎ元気に働けます。

救急車で来るのか、喘息でも重症やろうな。カルテでもと思い救急外来で待機します。
今まで、救急外来ほとんどきてない人やな。などと予習をしてみます。

遠くからかすかに救急車の音が近づいてきます。

『来たな。』

サイレンの音は大きくなってから消えました。
車のエンジン音が救急外来の外から聞こえます。

ナースが救急外来のドアを開けます。

救急車が停止しました。

救急隊員が車の後ろのドアを開けました。


なかから、1人の男が飛び出してきました。

家族かな?

その男は町の中へ走って消えました。

???

もう1人その男を追いかけて女が走っていきました。

??????


はっはー、喘息とは違う別のけんかか何かの救急車が来たんや。
自分で状況をわかるように努力してみました。


救急隊員が駆け寄ってきます。

『すみません。』

???

女の方だけ戻ってきました。

『すみません。』救急隊と私に言いました。

???

『カゼを引いてて、さっきから、ぜいぜいいい出したから、私が救急車呼んだんです。そしたら、あの人病院なんかいかなくても大丈夫やって。なんとか救急車に乗せたんですけど。。。。。。本当にすみません。』


ようやく、状況が理解できました。

救急隊も謝りながら帰っていきました。


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税金の無駄使いですね。救急隊も大迷惑です。始末書とか書かされそうと思いました。





実話です。
ビックリしますた。

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タグ : 救急車 救急外来 喘息

医者の食事(昼) 
2008/03/24 Mon 13:00
医者の食事って言っても家で他の先生が何食べてるかなんて知りませんから、病院内での医者の食事のお話しです。

では、昼食から。

昼食は、みんなそれぞれ好きなものを食べます。(当たり前か)
多くの病院では、職員食堂があり、そこで食べている先生も多いです。

外に食べに行く選択もしていいんでしょうけど、仕事の合間に休憩をとってるし、休憩中もPHSがなったりするのでなかなか外に食べにいけないですよね。
ですので、今まで昼食を病院の外に食べに行ったことはありません。

まあ、そこで、患者さんの家族にあったりしても嬉しくないので。

職員食堂のレベルは、ここの病院によって違います。
意外と美味しい病院から、まったくいけてない病院まで様々です。

職員食堂の業者も入札によって選ばれてるところが多いので去年と今年と味がかわることはあります。
永年勤めていると味がかわった方が新鮮でいいのですけどね。(また、すぐに慣れちゃいますけど。)

大学病院には、職員食堂やら、学生食堂やら、少し、高級そうなレストランやらあって気分によって食べる場所を選択できてよかったですけどね。

職員食堂を使わないと、院内の売店で買う場合が多いですね。
よくて、コンビニレベルです。(想像つきますよね。)
よくてなので、コンビニ以下の場合が多いです。

弁当業者が弁当を持ってきてくれている場合もありますね。
これも、同じ業者ばかりだとあきてきます。

弁当業者の欠点は、いつも頼んでいると頼み忘れてた日も頼んでいると勘違いして弁当を食べちゃうことですね。(弁当業者が悪いわけではないのですけど。)

間違えて食べちゃうと、食べようとしてた先生の分がなくなってるわけで、犯人捜しが始まります。

私も、2度ほど他人の弁当を食べました。m(_ _)m

でも、2回以上は食べられて残ってませんでした。

残ってないときは、非常に悲しいです。

だって、昼食食べる時間がないから、遅くに医局に帰ってきて食べようと思うと、あるはずの弁当がないんです。

疲れて、休憩しようと帰ってきて食べるものがない。

ダブルパンチです。
 
 
 
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外来遅くなった時にない事が一番ショックです。(>_<)
 
忙しくて食べれないときもショックですけど。 
 

もちろん、自宅からお弁当持ってきてる先生もいますね。

まあ、いずれにせよ、ろくな昼食食べてませんわ。

あと、昼食べるの異様に早くなりますよ。

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医局制度の弊害の一例 
2008/03/23 Sun 16:10
m3のブログに去年の7月24日にエントリーした記事です。





I先生は、医者になってすぐ大学病院で内科全般と救急部で研修されました。(今の研修制度ではありませんでした。)

I先生は、非常に人当たりもよく、やさしく、患者さんにもスタッフにも評判の先生でした。

3年ほど研修を積みました。そろそろ、大学から一般病院に出る時期です。

グループのヘッドのM先生がI先生に提示した病院はどこも低賃金かつ労働条件の悪い病院しかありませんでした。しかも、今後の事を考えても自分の勉強になるかならないかわからない病院です。

I先生は考えました。
『レジデント(後期研修)を募集している病院で働いてみよう。』
いろいろ調べ、応募してみました。
M先生にも報告しました。

M先生は激怒しました。
『うちのグループの病院がイヤなのか?』
I先生は、自慢の人当たりの良さでM先生の周りの先生達を説き伏せます。
『1年から2年勉強してきます。必ず、帰ってきますから。』

なんとか、許しが出てI先生は自分で選んだ施設で研修を続ける事ができました。

1年が過ぎM先生のところにM先生から大学に戻るように連絡が来ました。
I先生は、もう少しここで勉強したいと粘ります。

ここで、大きなイベントが起こりました。
グループヘッドであったM先生が教授に立候補して選挙に勝ち、教授に就任したのです。

I先生は悩みました。
悩んだあげく、M教授の意向に反して大学には帰りませんでした。
大学に帰らない事は医局を飛び出す事と何のかわりもありませんでした。

その後、I先生は認定医を取るために大学病院で研修した記録が必要となりました。
おそるおそる、M教授に連絡を取りました。

『お前が、研修してた事なんて知らん!!』

I先生は、途方に暮れました。認定医を取らなくては専門医の受験資格すらないのです。

しかし、認定医の制度はしっかり考えられていました。
現在の勤務する施設の研修担当責任者が研修した事を証明すればいいのです。

おそらく、遠方で研修を行い物理的に遠い場合を想定してできた制度と思いますが、I先生はこの制度で救われました。
もしかしたら、こんな事態を想定してできた制度なのかも知れません。

実は、I先生、M教授に研修の認定をしてもらわなくても認定医の受験資格がある事を半年ほど気づきませんでした。

そのために、『やっぱ、頭下げて大学にもどろうか?』などと考え精神衛生上非常に良くない時間を過ごしたそうです。

昔ながらの徒弟制度が色濃く残っていたために、医局とけんか別れしたがために専門医となる事ができないところでした。

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この記事は、I先生よりの伝聞により作成されており、事実かどうかは不明です。
しかし、似たような話はよく聞きますので。





他の先生からも、ひどい話しだけれども似たような話しは聞きますとのコメント頂きました。

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2008/03/22 Sat 13:14
CATEGORY【診療】
医学は常に進歩しており10年前の正しいことが今では正しくないことになっている場合があるのです。

例えば、10年前は抗生物質を使用する前にアレルギーがあるかどうかのチェックを皮内反応を行っていました。

私が、医者になった頃、抗生剤の開始前に皮内反応を行うことは当たり前のことでした。

しかし、その頃に皮内反応があまり有用ではないと言うような話しが出始めました。

皮内反応自体で重篤なアレルギー反応を起こすことがあるからです。

するときは、あらかじめアレルギー歴などでアレルギーが疑われるときはした方がいいとなっているのですけど。

それから、しばらくして、皮内反応をしなくても投与直後に十分に観察を行うこととなりました。(当院での対応)

ある病院では、未だに皮内反応してるらしいですけどね。

あと、代表的なのが喘息の薬とくにステロイドの吸入薬です。
ステロイドの吸入薬が出てからもうすぐ10年、10年前は喘息発作で入院なんてしょっちゅうありました。


ステロイド吸入が普及して、喘息の入院はかなり減ってきています。

最近は、小児にも使用するようです。

 

医学の分野において、10年前の常識と今の常識は違う場合があります。

 

今までこうしてもらってたからという理由だけで拒否する患者さんがたまにいらっしゃいます。

 

ただ、それは医学の常識において古くなってる可能性があります。

 

ですので、ただ単に拒否するのではなく疑問に思うなら、なぜそうなのかを聞いてください。
 

お願いします。

そのようなことが、患者と医者のよい関係を作ると思います。 


 
 
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外科医の消毒や予防的な抗菌剤の使い方もずいぶんかわってるようですね。

『注射の前のアルコール消毒も意味がない。』とか『イソジンうがいより水道水のうがいの方がいい。』とか言う話しも出てきてますね。


 

すぐ上の2行に関しては、まだ一般的でない内容を含んでいます。
やっぱり、そんな事なかったというような事になっている可能性も十分にありますのでその点はご考慮下さい。




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10年という歳月 
2008/03/21 Fri 12:21
CATEGORY【診療】
m3に去年の7月7日にエントリーした記事です。




今の研修医を見てるといいなって思います。理不尽な事が昔と比べると明らかに減ってると感じるからです。

昔の出来事を思い出しました。
それは、研修医の1年目の頃、血液内科で研修しているときの出来事でした。

当時は、今の研修医制度の始まる前であり、まさに底辺の生活を強いられていました。

移植病棟での研修をしておりました。

移植とは華やかな心移植、肺移植ではなく骨髄移植の病棟です。
おもに、白血病、悪性リンパ腫の患者さんに対しておこなわれる治療です。今はミニ移植と言われるあまり免疫力を落とさない移植も増えてきましたが当時は、患者さんの骨髄をカラにして、新しい骨髄液(兄弟や骨髄バンクからの)を入れる方法が主流でした。

つまり、一時的に白血球がゼロとなる状態に必ずなるのです。もちろんクリーンルームと呼ばれ、採血さえもビニールシート越しに行うような部屋に入ってます。

そのとき、風邪を引き38℃を超える熱を出してしまいました。関節も痛くインフルエンザの可能性大です。誰も、休んだらとは言いませんでした。マスクを2枚重ねて働きました。

印象に残ってるのは、看護師さんが心配をしてくれて『大丈夫?』とか声を掛けてくれていたのですが、熱が38℃あるのがわかると『先生の代わりはいないんよ。』と言葉には出しませんでしたが、急によそよそしくなってしまった事でした。

この時、医者って休めない。と言う事を体で経験させて頂きました。

患者さんから出来るだけ離れて仕事をしたので幸い、うつるような事態にはなりませんでした。

今は、インフルエンザの迅速キットが陽性となると強制的に休まされるようになっています。(病院にもよると思いますが。)

研修制度も変わり、今ではこのような事はほとんどないのではないでしょうか?





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少しでも、まともな方向へ動いている感じはします。
あとは、医療崩壊が広く伝わり、いい方向となればいいですね。

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タグ : 研修医

2008/03/20 Thu 12:40
CATEGORY【緩和】
m3のブログに去年の7月31日エントリーした記事です。




前回のエントリー『人生いろいろ(何とかして!)』で伝えたかったこと

人にとって自分の最愛の人が死ぬという事はすごく大きなイベントなんです。(当たり前ですけど)
また、自身の命が終焉を迎えるという事は、自身にとって最大のイベントではないでしょうか?

しかも、悪性疾患で有効である積極的な治療法が無く、緩和医療を中心とした医療を施されているのだけども、だんだんと死期が迫ってきた状態。

みんなそれぞれの思いがあります。

患者さん自身の思い。『少しでも長く生きたい、でもしんどいのはイヤ。』
家族の思い。少しでも長く生きていて欲しい。でも辛いのはかわいそう。
と考える人が多いのですが、急にその状態が来るとみんな『何とかして!』ってなります。

まさに、こないだのLさんの娘さんの状況。

そこで、どうしたらいいのでしょうか?

イメージトレーニングと言いましょうか。普段から、親が死んだらどうなるんだろうか?配偶者が死んだらどうなるのだろうか?そのとき、私はどうすればいいのか?を考えておくのです。

『縁起でもない。』

確かに縁起でもないです。しかし、そうする事によって少なくともあわてる事はなくなります。そうすれば、落ち着いて考える事ができる。充実した時間を過ごせるのではないでしょうか?

また、日頃からがんになったときにどうするかを家族と話しする事も重要ですよ。経験上1から2割くらいの方はされてるみたいですね。

最期の時間は貴重ですよ。『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。



一度は、考えてくださいね。





http://blog.m3.com/yosshi/20070731/2#comments

m3のブログについたコメントも見てくださいね。

おおすぎでこちらに貼り付けるのをためらいました。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

ブログのコメント 
2008/03/18 Tue 17:40
m3のDoctors Blogは、変なコメントがつくことはほとんどありません。

他のブログでは、明らかに宣伝目的のブログ内容とは無関係のコメントやトラックバックがよく入ってきます。

ですので、たまに宣伝目的のコメントが入ると非常に違和感を覚えます。

今までもときどき入っていたのですが、速攻削除していました。
他の先生の所にも同じコメントが入ってたみたいですが、すでに削除されています。

今回も削除しようと思ったのですが、どんだけ違和感があるのか残しておこうと思いました。

違和感のあるコメントもちろん2番目のコメントです。

仮にも、怪しげなサイトや会社でないならば普通こんな事はしないですよね。

と言うことは、怪しい会社なのでしょうか?

まあ、こんなコメント入れるのは会社の宣伝にとって逆効果であると思うのですがねぇ。

去年にあかがま先生も辛口なエントリーをあげていました。

一度見てください。

今回はこれとは別会社でしたけどね。


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ちなみに、ここでも、癒しのぬいぐるみにすごいコメントがつきました。

『コメント有難うございます。』と言うタイトルで始まっています。

まず、コメントなんか入れてないし。

医師とは書いてないので医者でない、医学博士だと思われます。
どこの大学の医学博士か非常に気になりますね。

私にはびっくりすることばかりと書き込まれているのですが、
彼のブログの方がホントにビックリすることばかりの内容なんですけど。

つっこみどころ満載です。

興味ある方は3000円出して講演会行ってください。

しかし、もし、医師でなければ医師法違反の可能性もありますよね。
 

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : コメント とんでも医療 転職

医療議員連盟 
2008/03/17 Mon 18:36
医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟と言うものがあります。

設立主旨
お産難民に象徴される産科医療・小児医療の崩壊、救急重症患者のたらい回しの急増、麻酔科医不足や外科志望者減少による外科手術体制の衰退懸念、訴訟・訴追リスク増大による萎縮医療の蔓延、地域医療従事者の確保難など、崩壊の危機に瀕するわが国の医療現場を立て直し、すべての国民の生命と健康を守る適切な医療提供体制の再構築を図るため、国民的な議論の喚起と必要な政策の実現を図ることを趣旨として、超党派の国会議員による、議員連盟を設立する。

147名もの国会議員が名を連ねています。

4月12日シンポジウムが行われるようです。

いろんな党の議員で構成されているのがいいですよね。

去年の後半から、医療崩壊をくい止める活動が医者以外からも起こってきています。

お医者さんを守ろうで取り上げた県立柏原病院の小児科を守る会が代表です。テレビや新聞の取材も多いそうです。

医療再生を願うネット市民の会も出来ました。

非常にありがたいことです。

もちろん医師側からの運動も起こっています。
勤務医の医師会?誕生でお知らせしたのですがもちろん勤務医だけのものではありません。
全国医師連盟のHP一度覗いてみてください。

日本の医療レベルを見ていだだくと日本は安いコストでまともな医療を提供していると思いませんか?

おそらく、現在はもっとランクは下がっていると思います。
今後もしばらくは下がるでしょう。

現在の医療レベルを少しでも下げないよう。
また、少しでももとのレベルに戻せるように、さらにより良いレベルになるように。

医師(医療関係者)、国民、政治家が真剣に考えないといけません。

医療議員連盟のような活動が行われていることは非常に心強く思います。

少しでも、よい医療状況となりますように。
 
 
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医療を立て直すのと道路を建設するのとどちらにお金をかけたいですか?

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

2008/03/16 Sun 23:32
CATEGORY【診療】
m3のブログに去年の7月5日エントリーした記事です。





このあいだの学会で、久しぶり友人であるG医師と会いました。
そして、食事をしながらお互いの近況報告などをかわしていました。
その中で、気になる話があったので報告します。

彼は、元国立病院(現独立行政法人 国立病院機構に属するある病院)に勤務しております。

最近、G医師の勤める病院では、以前と比べてある時期からインシデントが増えているのだという。
特に、誤薬(薬を間違えてしまう。)に関することが増えているのだという。

ある時期とはいつか?

実は、国立病院が独立行政法人となり勤務時間に関する(特に時間外労働に関する)ことを細かく指導されるようになったそうです。

どういう事か。『看護師が勤務時間以外は詰所(ナースステーション)にいてはいけない。』と言うことになり時間外にいないか見回りまでくるようになったらしい。ちなみに医者はそんなこと関係ないようです。

なぜか?

公務員法から労働基準法になり残業代を払わないといけないかららしい。(法律のことは間違ってるかも知れません。)

今まで、若手の看護師さんは、勤務時間の30分ほど前に詰所に来て、カルテを見て自分なりに情報を取ってから勤務時間に突入していたのがそれをしてはいけないとなったそうです。

自発的に来る事もいけないそうです。

看護師さんもいろいろいます。医者より勉強していて知識もあるような看護師から、何も知らない1年生まで。

もちろん、直前に来てもミスなく仕事が出来る看護師さんもたくさんいると思います。しかし、出来ない人もいます。
若いうち(自分で一人前だと思えないうち)に早く来て少しでも仕事がスムーズに行くようにするのはどんな仕事でも、当たり前の様な気がします。

それを残業代のために自発的な行為を禁止するのはどうかと。

もちろん、ほかの理由でインシデントが増えているのかも知れません。
しかし、この問題も関与していると思います。

もしかしたら、多くの元国立病院でも同じ事が起こっているかも知れません。

何か、おかしいですよね。





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残業代を渋らないといけないような事態はいけないですよね。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

机の汚い人たち 
2008/03/15 Sat 12:57
字の汚い人たちが予想以上に好評でした。

ですので、2匹目のドジョウをねらっただけです。
だから、多分あんまり面白くないと思います。

医者になるまではあまり気にしなかったのですが、医者になってから医者のの上って汚いことが多いよね。って思うようになりました。

汚いって言うのは、全くかたずいていないってことです。

どんな感じかって。
文献やパンフレット、医学雑誌が乱雑にの上に積み上げられています。

あまりにも高くなりすぎて今にも崩れそうになっています。

そんな医者がどのくらいいるのか?

調べてみました。

当直の時にこっそり他の医者のの上をチェックしました。

基準は、
の上が整然としている。(A)
の上が汚いが、まあ許せる。(B)
の上が汚くて許せない。机の面がほとんど見えない。(C)
と全く個人的な主観で分けてみました。

結果は、33人中A11人、B9人、C18人でした。(よっしぃ調べ)

思ったほど、汚い人は少ないと感じました。

しかし、Cの中でも、書類が積み上がってくずれそうな机は6個ありました。

そんな机の印象が強いから汚いと思うのでしょうか?

実は、私の机もCに分類されます。

やはり、製薬会社のパンフレットや文献、医学雑誌などあとで読もうと思って積み上げていって、そのうちに机の使用できるスペースがなくなってきて収集がつかなくなるのではないかと思います。(自験例)

それから片づけるのは、結構大変です。

暇な当直の時に頑張って片づけますが呼ばれると中断して困ります。1日で終わらず、休みに出てきて片づけたこともあります。
 
 
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きれいな机も書類がいっぱいでした。

ただ、うまいこと整理整頓されていました。


毎日、帰る前に片づけたらいいんでしょうけどね。

綺麗にしても残念ながら、毎日少しずつ汚い机になっていきます。

片づけても1ヵ月でもとの状態になります。orz

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タグ : 片づけ

検診の意味。 
2008/03/14 Fri 12:15
CATEGORY【診療】
m3に去年の7月9日にエントリーした記事です。




こないだ、検診を女子高生がセクハラだというような事件?があったようです。

詳細はDr.I先生のブログ内科検診でセクハラ?内科検診でセクハラ?2を見て頂くのが良いと思います。

やはり、この件に関しては、高校生の知識不足(学校が検診とはどのようなものか教育していない事)に端を発したものだと考えます。

特に、高校生の胸部の診察は、側弯の有無、聴診により心疾患の早期発見にあると思います。

これらの診察をキッチリと行おうとすれば、下着を着けているのは論外です。まず、全体を診ていがみがないかをチェック、背部から背骨が曲がってないかも診ます。あと、皮疹がないか。ひっかき傷がないか。あざがないか。手術痕がないか。など視診を行います。

聴診は、呼吸音と心音を主に聞きます。呼吸音は左右対称に聴いていきます。(高校生の場合異常がある事はまずない。喘息の音ぐらいですかね。)
心音は、鎖骨の下と胸骨(胸の真ん中にある骨)の左端から順番に1肋間づつ下にだいたい肋骨3個分くらい下がっていきます。(この辺りが心臓の弁の音がよく聴こえる。)そのつぎにちょうど乳首の少し下の外側のあたりの聴診をします。(心尖部と言い心臓から全身に血液を送り出す部屋の音がよく聴こえる。)

以上のような診察をキッチリ行えば乳房の大きい生徒の胸を触らざるおえないでしょうし、乳房の小さい女性なら触る必要なく聴診が行えるわけです。(何も知らなければ乳房の大きい生徒の胸ばかり触るという行為に見えますよね。)

もちろん、検診に対して何の情報も持たない女子高生からしたら、下着を外されて、乳房に触れられたりしたら嫌な気持ちになったりするのはごくごく当然の事と思われます。

しかし、事前に検診とはこのようなものだ。と言う知識があれば高校生、検診を行った医師ともに不愉快な思いをしなかったのではないでしょうか?また、お互いにとって不幸な出来事だと思います。

実は、検診とは手を抜こうと思えばいくらでも抜けます。(検診の時は手を抜いてる医者も多いと思います。)
聴診も音を聴かなくても聴診器を胸に当てるだけで終わりにすれば楽です。(下着も取らなくていいし。)検診で異常があるのはほんの一握りしかいませんから。見落としは増えるかも知れませんけど。

そうすれば、女子高生も嫌な思いをしないですんだのでしょうね。

でも、そんな検診なら必要ないものじゃないんですか?ただじゃないんだし。

以前日本は、医者にかかる事が金銭面で苦労する時代があり、国民皆保険制度が出来ました。細かいところをいいだせばいろいろ問題のある制度だともいわれていますが、大筋はよい制度だと思います。(人として生きていく上で医療が平等に受けられる制度なのですから。)

しかし、最近この制度にみんな慣れたために自分で自分の健康を守るという意識が下がってきていると思います。
やはり、検診を受けるのであればどんな目的で受けるのか。どんな事をされるのか。理解してから受けるようにしませんか?

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また、テレビの情報番組とかでも、効果があるんだかどうだかわからん情報伝えたり、視聴者の不安をあおるような情報ではなく、検診の意義や標準的な検診の方法や検診でわかる事など解説してください。それが、みんなのためになると思います。





みんなが医療のことを理解していればこの様なことはおこらなかったはずです。
病気になって病院へ行く前にも、医療について考えて欲しいと思います。

病気は突然やってくることが多いのです。


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原因不明の腸炎 
2008/03/12 Wed 12:25
CATEGORY【診療】
m3に去年の7月11日にエントリーした記事です。





もう、ずいぶん前のことです。

Hさんが病院にやってきたのは。Hさんは、二十歳になったばかりの大学生でした。

主訴は下血です。
発熱はありませんが、CRP(炎症反応)は5と上昇していました。白血球も増加しています。

若い女性の下血、鑑別診断(医師が考えなければいけない病気)として潰瘍性大腸炎、クローン病、ベーチェット病、感染症などがあげられます。

診察上、下血しているのは事実のようです。(性器出血ではないようです。)

大腸ファイバーの出番です。

中をのぞきました。

ベテランの部長先生が『見たことない景色や。』とつぶやきます。

直腸からの連続する病変です。S状結腸から下行結腸のみの病変でした。全周性に炎症が強く、隆起性病変などもありません。イメージとしては、ただれてる、と言うような感じです。典型的な潰瘍性大腸炎の像とは異なります。

何の病気か診断できませんでした。

部長先生は、ウイルスなど稀な感染症を強く疑ったようです。
まあ、いずれにせよ、よくある病気ではなさそうです。

困ったときの基本的な治療方針として、休ませると言う方針があります。

大腸を休ませるとは、絶食にすると言うことです。
1~2週間ごとに大腸ファイバーを行うと、炎症は徐々に取れていっていました。
結局、Hさんは、絶食のみですっかり良くなりました。

しかし、確定診断はついていません。もし、再発する病気だったら、次は下血だけではなく、腸管に穴があいて手術が必要になるかも知れません。

大腸ファイバーの予約をして退院しました。

大腸ファイバーの検査の前に主治医宛に1通の手紙が届きました。

謝罪から始まる文章でした。
Hさん自身は、下血の原因がわかっていたようです。
もう、病院に来なくてもいいと自己判断しました。

衝撃的な事実が書かれていました。

簡単にまとめると

『テキーラをおしりから流し込んだ事があった。』とのこと。

それで、こんな事になったんだろう。

おそらく正解です。
Hさんは、もう二度とそんなことはしないでしょう。

しかし、女子大生の大腸が高濃度のアルコールが原因で炎症をおこして下血しているなんて誰が思いつくでしょうか。

まあ結局、問診が 非常に大事である。と言うことです。

以上。





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診療において、想像を絶するような事に遭遇することがあります。

本当に驚きました。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

当直中の電話 
2008/03/11 Tue 12:44
CATEGORY【診療】
こないだ、当直でした。

当直中によく勧誘と思われる電話がかかってきます。

ほとんどが、マンション購入、株、先物取引などの勧誘です。

普通は、忙しいから綱がないようにと事務の方にお願いする事が多いのですが。
今日のは、『○○先生から当直の先生にかわってください』と電話入ってます。と事務の人に言われました。

『○○先生や、どうしたんかな?』

もちろん、かわります。
そしたら、勧誘電話でした。もちろん、即切りです。

腹立ちました。
実在の先生の名前を使うのは、反則ですよね。

以前にも、バイト先に『○○大学の○○先生から電話です。』と連絡がありました。

知らん先生やし、もしホントに用事があるなら携帯に連絡するはず。と出ませんでした。

そんな、嘘までついてつないでもらった電話なんて誰が信用すると思うのでしょうね。



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知り合いのある先生は、丁寧にむこうがあきらめるまで話しにつきあうそうです。むこうの言う事の矛盾をついてむこうから電話を切らせる事に喜びを感じているとのことです。


読者の滞在時間が見れるよ

医者ならみんな経験ありますよね。
もちろん、当直でない昼間にもかかってきたりします。

小ネタでした。

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タグ : 当直

日本の医療の現状 
2008/03/10 Mon 12:20
m3のブログに去年の7月30日にエントリーした記事です。




経済協力開発機構(OECD)が先日発表した2005年基準の保健統計によると、

①日本の国内総生産(GDP)に占める医療費支出の割合は8.0%で、OECD加盟30カ国の中で22位であった。
OECD平均は9.0%だった。米国が15.3%で最も高く、次いでスイス(11.6%)、フランス(11.1%)、ドイツ(10.7%)の順だった。

②人口に対する医師の割合は1000人に2.0人であった(平均3.0人)。 OECD加盟30カ国の中で27位であった。

③日本がトップだったのはCT、MRIなどの高額医療機器とくにCTは、加盟国平均の4倍で2位以下に大差をつけての首位です。

この、3つの事実を重ね合わせると何が見えてくるでしょうか?

②に関しては、医療崩壊などと最近、いろいろなところで目に付くようになりました。
③に関しては、このような、高価な医療機器は医者の仕事を増やしている事が多いのです。技術の進歩も参照ください。

と言う事は、日本の医者の仕事は世界で一番過酷な可能性が十分あると思われます。

また、ご存じのように日本は世界有数の長寿国です。
どういう事か?

高齢の方がたくさんいるという事です。

と言う事は?

他の国と比べて医療を必要とする人の割合が多い。
つまり、他の国より医療費がかかる人口構成である。と言う事です。

ところが、医療費は相対的にかなり安い。

日本の医者は、頑張ってると評価できませんか?

ところが、未だに医療費削減の記事が新聞に出ています。
いくらなんでもおかしいんじゃない?

やはり、医療は国民にとってなくてはならないものです。
必要なものには、お金をかけていかないといけないんじゃないですか?
病院がどんどん倒産して行ってる現状、おかしくないですか?

大学病院でさえ、コストの事を考えて医療を行ってます。
これは、おかしいと思います。

もう、医療費削減って叫ぶのはやめにしませんか?

医療崩壊も少しはましになるんじゃないですか?





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ようやく、こういった話しが少し広がりつつあるような気がします。

ありがたいことです。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : 医療崩壊 医療費削減

わかりやすい説明 
2008/03/09 Sun 13:11
CATEGORY【診療】
いろんなブログなどで取り上げられてるのでご存じかと思いますが、予後・合併症…患者に通じない736語、国語研が言い換え例なる記事がありました。
予後・合併症…患者に通じない736語、国語研が言い換え例魚拓

「予後」や「病理」といった医師が使う専門用語について、国立国語研究所が全国の医師を対象に調査した結果、患者に意味が伝わらなかった言葉が、736語に上ることがわかった。


今後、国立国語研究所は、来年春をめどに、医療用語をわかりやすく言い換える例などを示した「病院の言葉の手引」(仮称)を作成する。そうです。

ぜひ、作って頂きたいですね。
私自身みたいですし、患者さんにも読んで欲しいですね。

病状説明などするときに、なるべく平易な言葉を選んで行うようにしていますが、どこまで正確に言いたいことが伝わっているのか疑問に思うこともあります。

その様なときに、一冊渡して読んでおいてください。
読んで理解されたら病状説明しますね。

なんて、なったら楽でいいんですがそうはいかないでしょうね。

相手がわかるように説明するように心掛けると相手の医療に関する知識を短時間の間に見抜いて説明しないといけません。

あまり、簡単な言葉を使いすぎるのも失礼に当たる場合もあり悩むところです。

やはり、話しの途中で『ここまで、理解できていますか?質問内ですか?』と何度か尋ねながら説明することが大切だと思います。


「病院の言葉の手引」(仮称)早く読みたい方『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。


今まで、1番失敗した病状説明は研修医の時のことです。

間質性肺炎の患者さんで息子さんへの病状説明だったのですが、息子さんは医者(マイナー外科系)だったのです。

当時、ぺーぺーの研修医からしたらマイナー外科系の医者であったとしても間質性肺炎の知識はわたしよりも持っていると思ったのでかなりの専門用語を交えて病状説明をしました。

一通り説明が終わったあと息子さんに
『何言ってるのか全然わからない。』
と言われてしまいました。

もう一度、専門用語を排除した説明をしなおしました。



今なら、他科の医者には、それにあわせた対応ができるようになったんですけどね。

失敗でした。若すぎたんですね。

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タグ : 病状説明 ムンテラ IC

まだ、大丈夫ですか? 
2008/03/08 Sat 11:30
CATEGORY【緩和】
m3のブログに去年の7月17日エントリーした記事です。




悪性疾患の末期の患者さんをよく診ています。

家族の方から『まだ、大丈夫ですか?』とか『あと、どのくらいですか?』とよく聞かれます。

余命がどの程度かを見極めるスコア、Palliative Prognostic Index(PPI)と言うのがあります。
鎮静のガイドラインにのっています。)

このスコアで6点以上あると3週間以内にお迎えのくる確率は8割程度とされています。(8点以上なら1から2週間)

実際に家族が気になるのは、あと1週間程度なのか、3日なのか、1日なのか、あと数時間なのかという場合が多いです。

『遠くにいる息子にそろそろ来てもらったらいいか。』とか
『今から、数時間、家に帰るけどその間は大丈夫そうか。』とかが非常に気になるわけです。

ほんとのところ、残された時間がどれだけあるのか?それは、全くわかりません。

しかし、あと1週間を切るような状態になると何となく想像できます。
まず、寝てる時間が増え、倦怠感を訴えるようになります。

あと、数日もない状態になると、だんだんと呼吸の状態が悪くなり、酸素を必要とする事が多いです。また、心拍数は増加(大体100から130毎分程度)してきます。

あと、1日くらいになると尿量が極端に低下します。1日で100mlとか全く出ないとかの状態になります。また、徐々に血圧は低下していきます。尿が出なくなってから24時間以上頑張る人はほとんどいらっしゃいません。

あと、1時間も残っていない状態になると頑張ってた心拍数が落ちてきます。ほんの数分の間に0なる方、数時間の間に徐々に落ちてくる方などさまざまです。ただし、心拍数が50を割るとあとは、早い事が多いです。

ここに、挙げた事は一般的な経験的なものであり、もちろんすべての人に当てはまるわけではありません。

尿が出なくなってから3日頑張った方もいらっしゃいましたし、心拍数が40前後で1週間ほど頑張った方もいらしゃいました。

このような方の場合主治医としては、何回も家族に『今日、明日が危険だと考えられます。』と説明するので、自分でオオカミ少年のようやな。と思うときもあります。

参考にはなると思いますが、絶対的なものではないと言う事です。

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みなさん、他にも何か指標を持っておられたら教えてください。




いくら、最期を予想しても、当たるも八卦当たらぬも八卦って感じです。

お昼ご飯を普通に食べていて、夕方に眠るようにお迎えがきた方もいましたしね。

本当に、人間の体はわかりません。



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癒しのぬいぐるみ 
2008/03/07 Fri 12:39
CATEGORY【緩和】
癒しのぬいぐるみ『パロ』ってご存じですか?

有名みたいですけど、こないだまで知りませんでした。

どうも、2004年からこの世に生を受けているようです。

名前の由来はパーソナルの『パ』とロボットの『ロ』をあわせて『パロ』らしいです。

しかし、世に出てからは、呼ばれる名前に反応するようになっているようです。

これを作った目的はアニマルセラピーがあって、ペットを飼いにくい事情があります。
そこで、ロボットセラピーの誕生です。

さらに介護施設、養護施設などでもパロは飼えます。

見た目かわいらしく癒しの効果はあると思います。

はたして本当に癒しの効果はあるのでしょうか?

『パロ』
『パロ』(魚拓)を見て頂くとどうもその実力は本物のようです。

さて、機能を見ていきましょう。

パロは、タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしています。パロは、このタテゴトアザラシの赤ちゃんのように、柔らかで、さわり心地の良い人工毛皮で全身を覆われ、体にもやわらかさがあります。

パロにも、朝・昼・夜のリズムがあり、眠くなったり、活発に行動したりします。パロには、視覚、聴覚、触覚、運動感覚などがあり、ふれあう人や環境の状況を感じます。
光の変化を感じたり、名前を学習したり、挨拶や褒められる言葉などを理解したり、なでられたり、叩かれたり、抱っこされたりすることを感じます。このような人とのふれあいから、パロにも心や感情があるかのように内部の状態が変化し、反応の仕方が変わったり、鳴き声を出したり、飼い主の好みの行動を学習したりします。パロの鳴き声は、本物のタテゴトアザラシの赤ちゃんの鳴き声をたくさん使っています。

パロは、瞬きをしたりすることで顔の表情に変化があり、頭や手足が動くことで、驚いたり、喜んだり、あたかも心や感情があるように振舞う自律型ロボットです。

パロと、ふれあいながらコミュニケーションし、可愛がってください。パロは、優しくなでられたり、抱っこされたりすると、うれしく感じ、叩かれると怒ったりします。ひげを触られるのは、恥ずかしがります。パロとのコミュニケーションで、あなた自身も、安らぎや楽しみを感じられ、生活に潤いを得ることができます。

パロは、ていねいに手作りで仕上げてあり、一体一体の表情に違いがあります。大切に長くかわいがっていただければ、幸いです。

パロを長く、大切に、安心して使っていただくために、人工毛皮は抗菌加工、防汚加工、抜け毛加工を施し、衛生的です。また、ペースメーカーの使用者にも安心な、電磁シールドを施しています。その他、落下試験、触覚センサの10万回の撫でテスト、ロボット・セラピーの長期実験などを通して改良を重ね、信頼性と耐久性も向上させました。

そう言うことなら、癒しの実力は相当高そうですね。



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世界一セラピー効果のあるロボットとしてギネス認定もされています。他にも10を超える賞を受賞しています。

今まで、600体のパロが600通りの癒しを提供しているのでしょう。



充電は、おしゃぶりの形をしていて口にくわえさせて充電でした。



しかし、値段高いんですよね。

35万円からです。

ペットを飼うことと比べたらトータルでは安いようですけど。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : ロボット 癒し 緩和 パロ

ある不幸な物語 
2008/03/06 Thu 12:25
CATEGORY【診療】
m3に去年の7月1日にエントリーした記事です。





もう、ずいぶん前のことです。

仕事のちゃきちゃき出来る、優秀なナースがいました。Eさんです。
患者さんからの評判もいいナースです。

Eさんは、内視鏡室へたまたま行っていました。
クリップを取ろうとしてクリップがたくさん入った箱に手をつっこみました。

『痛っ!!』

何かが、指先に刺さりました。よく見ると針です。最もよく使われる黒針(22G)でした。Eさんは、どうしようかと思いましたがクリップの所に入っていた針であり、患者さんに使用した針とは思いませんでした。
自分の胸の中にそのことをしまっていました。

それから、しばらくして肝障害が出現しました。
先の針刺しでB型肝炎に感染したのでした。

Eさんは、インターフェロンによる治療を始めました。
幸い大きな副作用もなく、副作用(発熱、筋肉痛、倦怠感が多いが、重篤なものとしてうつ病、間質性肺炎、自己免疫疾患の誘発など。)の知識もあったため解熱剤を併用しながらがんばりました。

しばらくたってから、以前とは明らかに違う全身倦怠感が出現しました。
肝障害が進んでいるのか?とも考えられましたがそうではないようです。
Eさんは、主治医と相談しました。
甲状腺ホルモンを調べてみました。

かなり低い値でした。

自己抗体も調べました。

陽性でした。

橋本病だったのです。
おそらく、インターフェロンによって自己免疫疾患である橋本病が引き起こされたのです。

残酷な現実でした。

自分が、採血して、そのあと自分で針刺ししたなら、まだ、納得がいくかも知れません。
あの時、なぜ、クリップの箱に針が入っていたのか?

確率の低いことが数珠繋ぎになりこのような不幸は起こりました。







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この話は、友人の医師よりの伝聞により作成されています。
よって、フィクションかも知れません。

針刺し恐るべしですね。

Eさんの場合は避けようもないですけど。絶対、リキャップは、やめましょう。

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最期の現実 
2008/03/05 Wed 12:56
CATEGORY【緩和】

今回は、慢性期の治らない病気や超高齢者でもう寿命が近いと思われる方についてのお話しです。

急性期で、治る可能性も十分ある方の最期とは異なりますのでそのあたりは十分にご考慮ください。

最期はどこで最期を迎えるにあたって最期の迎え方最期を考えようなどで、最期を迎えるときに考えていた方がよいと思われることを書いてきました。

医者になってしばらくして独りでだいたいのことが出来るようになったと自分で思うようになりました。

その時に、状況にもよりますが自分があまりに高齢になったり、治る可能性が低い状況であったならば積極的な治療はして欲しくない。

そう強く思うようになりました。

なぜなら、いろいろな入院患者さんを診てきたからです。

入院して、入院している状態がわからなくなって、いろいろ管(点滴など)がついているにもかかわらず抜こうとしたり、家に帰ろうとしたり、場合によっては看護師さんに手をあげたりする人もいます。

もちろん、これはそうする患者さんが悪いのではなくて、病気によってしんどかったりとか家にいるときとの環境が違いすぎたりすることによって起こることが多いのです。

もう、退院できる(治る)見込みが低いと判断すると家族の方に本当に調子が悪くなったときにどこまで積極的な治療をするかと言うことを聞きます。

もちろん、ご本人さんにしっかりとした判断能力があるときは患者さん自身に聞くこともあります。

今まで、患者さんのそばについていた家族は、だいたい

『もうこれ以上積極的な治療はして欲しくない。』
『十分頑張ったから。』
とおっしゃる方が多いです。

もちろん、家族の気持ちとしては少しでも長生きして欲しい。
でも、今まで頑張ったじゃない。って感じです。

たまに、この意見に横槍が入ることがあります。

ほとんどの場合は、入院してからほとんど病院に足を運んだことのない親戚です。

おっしゃる事はこの一言に集約できます。

『入院する前は、あんなに元気だったから信じられない。
なんとかなるはずだろう。出来る限りの治療をして欲しい。』

入院前の元気な状況しか知らないから当然と言えば当然です。

しかし、調子が悪くなったから入院しています。
いろいろ頑張って治療していますが、じり貧の状態です。

おそらくなんですが、ときどき病院に来て患者さんの状態を見ていれば、出来る限りの治療をしても無理だろうな。って感じると思うのです。

正直な気持ち、病院にも来たことのない家族から病院にしょっちゅう来ている家族の意見を曲げる権利はないと思ってしまいます。

もちろん、どんな状態でも積極的な治療を受ける権利はあります。
それを否定するつもりは全くありません。

ただ、状況を全く知らない人が決めてるような気がして。
それは、あまりよくないんじゃないかと思います。


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医者でも、自分がどんな状態になっていても、治る可能性がほぼなくても人工呼吸器をはじめフルコースの治療を望んでいる先生もいらっしゃいますよ。



医者が頑張ったらよくなると見込めば、

『今は一時的に危険な状態ですが、回復の見込みもあります。
人工呼吸器なども使用して出来るだけ積極的な治療をしませんか?』

と話しをすると思いませんか。


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医者の能力 
2008/03/04 Tue 12:39
CATEGORY【診療】
m3に去年の6月19日にエントリーした記事です。




医者の能力っていろいろあります。

1,病気を診断する能力
2,病気を治療する能力
3,手技を行う能力
4,コミニュケーションをとる能力
5,研究する能力

などなど、挙げていけばきりがないと思います。

すべての能力が完璧な医者はいないと思います。

みんな、それぞれ得意とするところ、不得意とするところがあります。
それにより、患者さんからの評価、医師からの評価、看護師からの評価が決まると思います。

これらの評価が一致しないことはしばしばあります。
患者さんの評価は主に4と3が優れていると高いと思われます。

医師からの評価は、院内の医師からは1、2、3が優れているといいだろうし、院外からは、5が優れていると評価があがると思われます。

看護師さんの評価は主に3と4じゃないかな?それと、1、2がある程度以下だと評価の対象にすらなりません、きっと。

開業医の先生で、紹介してきたときの治療内容は目を覆いたくなるくらいひどい治療内容なのです(一度や二度ではありません。)が、患者さん、家族の評判はすこぶるいい先生もいます。

また、院内の先生方の間では、『あの先生にまかせといたら大丈夫。』と評判のいい先生でも、看護師からの評判が悪かったりします。

ただ、どんなに悪評高い医者でもその先生を慕っている患者さんは必ずいます。(はたから見てるとホントに不思議なんですが。)

患者さんがその先生の事を心から信頼することができれば、その患者さんにとって、その先生が名医です。

そう考えると、医者は全員『名医』かも?




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不思議なことですが、主治医の顔を見るだけで症状が和らぐ患者さんも多いです。

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救急病院の実態 
2008/03/03 Mon 13:10
CATEGORY【診療】
はじめての当直 2は、救急病院での当直の話しでした。

救急病院には、1次、2次、3次とありそれぞれ役割が異なっています。

1次とは、入院の必要がないような患者さんを対象としています。
投薬だけですんだりとか、喘息発作(重篤でないもの)、吐き下しで脱水の時の点滴治療とかがこれにあてはまります。

2次とは、入院が必要、場合によっては緊急手術が必要な患者さんです。
虫垂炎(盲腸)の緊急手術や胃潰瘍などによる吐血、高齢者の肺炎などがあてはまります。

3次とは、2次で対応できない患者さんが対象で、救命センターなどがあてはまります。

はじめての当直の話しは2次救急の病院での話しでした。

2次救急の病院にもいろいろなレベルの病院があります。

分類していくとすれば、常勤医が夜間も対応している病院と、主にバイト医(非常勤)が対応している病院とにわけられます。

やはり、常勤医の方が仕事に対しての責任感が強いことが多いです。

非常勤は、翌日引き継ぐまでなんとか頑張ればいいと思い仕事をしていることもよくあります。

医師のレベルだけでなく、病院の設備の問題もあります。

例えば、夜間に検査はどこまで出来るのか?

ちなみに、はじめての当直の病院は、レントゲンと血液検査ができました。

救急をしている病院でも、レントゲンが撮れない病院や血液検査が出来ない病院もあります。

もちろん、CTや場合によっては、MRIなどとれる病院もあります。

以前は、夜間に救急をして、入院させて病院の売り上げを上げていた病院もたくさんありました。

事実、昔友人が当直に行っていた病院は、決まった当直代以外に1人入院させたらいくらって歩合給までついてる病院もありました。

しかし、今は医者の数が減って、リスクをおそれてしょぼい設備で救急をやってるような病院へはバイトの先生もよりつかなくなって救急の看板を下ろすようになってきています。

現実問題として、風邪で夜間病院を受診するような日本では、そのような病院も必要でした。

ただし、本当に緊急を要する場合、そのような病院は不必要です。
救急をする病院が減ってきたために、常勤医だけで救急をしている病院に患者さんが集まってきていそがしくなって、内科や外科のいわゆるメジャーと呼ばれる科の医者がやめたりして現在の医療状況ができてきています。

だから、風邪とかで夜間に病院を受診するのは控えるようにしてください。



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やっぱり、救急病院ないと困りますよね。

これ以上減らないように。

医療資源には、限りがあります。

もう、限界はすぐそこなのです。


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開発中の抗がん剤 
2008/03/02 Sun 11:33
こないだ、ある講演会に行ってきました。

肺がんの講演会です。

最近は、おっおっと驚くようなトピックがないのですが、水面下ではいろいろと進んでいるようです。

その中で話題のひとつとして現在臨床試験中の抗がん剤についての話しがありました。

肺がんの臨床試験中の抗がん剤です。

なんと、と言うかやっぱりと言うか
今までのいわゆる抗がん剤(殺細胞性抗がん剤)が3件。
分子標的薬が23件でした。

抗がん剤の分類は、こちらをクリックしてください。

やはり、世の中の流れは圧倒的に分子標的薬です。

しかも、最近はよく考えられた上で試験が組まれているので低く見てもこのうち半数が実際に認可されるでしょう。

と言うことは。。。。

あと、10年すると肺がんの治療は今と一変している可能性が十分あります。

その流れに遅れないようにしなくてはと思う今日この頃です。


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もちろん、他のがん種でも同じだと思います。

今まで、あまり有効なものがない腎がんでもソラフェニブやスミチニブなどの分子標的薬が出てきましたしね。

本当に10年先が楽しみです。



あと、支持療法(抗がん剤の副作用を軽くする治療)も進歩してますよ。

1クールで1回打つだけで効果のあるG-CSF(白血球を増やす薬)とか、嘔気を押さえる新しい薬とか、骨転移によるイベント(骨折など)を押さえる薬とかいろいろでてきますよ。

だから、頑張っていればいるほど、さらに頑張れる可能性があります。

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2008年2月 
2008/03/01 Sat 09:57
CATEGORY【目次】
今まで2ヵ月で5000ほどのアクセスがありました。
また、人気ブログランキングでもベスト10に入れるようになりました。
ブログスカウターの値もm3の『よっしぃの独り言』よい高いこともしばしばありました。
ありがとうございます。

じゃあ、早速2月の目次

2008年1月   2月1日
1月の目次です。

医療再生を願うネット市民の会   2月2日
ブラボーです。

呼吸器科って少ない?   2月3日
っていうか内科全体が少なくなってるんですね。

人生いろいろ(告知に際して)   2月4日
今読み返しても当時の様子を鮮明に思い出します。

当直にて   2月5日
こんな事がときどきあります。このような事をなくすためにもブログを書いていきたいと思います。

緩和医療って高い?   2月6日
フェンタニルパッチを7枚使うのは使いすぎなような気がします。オピオイドローテーションがいいような。。。

初めての当直1   2月7日
本当に緊張しました。

口腔ケアの重要性   2月8日
がんの末期にも、術後にも、あらゆるところで重要です。

薬嫌い、健康食品好き   2月9日
何事もバランスです。

点滴好き   2月10日
ホントに好きな人は好きですよ。

緩和ケア検定   2月11日
ようやく、1000人を超えたようです。

アガリクスで臨床試験?   2月12日
日本でもようやくですね。

健康食品の意義   2月13日
この程度ですが意義あると思います。


生前意志に診療報酬!?   2月14日
賛否両論でした。某有名ブログで取り上げられたのでこの日は、500を超えるアクセスでした。

丸山ワクチンなど   2月15日
などとしたのは、蓮見ワクチンも同じようなものだからです。

チームオンコロジー   2月16日
このように頑張っているチームもあります。

がん予防の方法   2月17日
非常に厳しいですね。タバコは、論外すぎて述べられてもいません。

もう2年になります。   2月18日
忘れることが出来ない、衝撃的な出来事でした。

タバコのお話し   2月19日
タバコこれを見て、やめましょうね。

みにくい争い   2月20日
悲しいけど現実です。

人生いろいろ(身寄りがない)   2月21日
身寄りがないのは本人もつらいでしょうが、医療関係者もつらいです。

在宅医療推進!?   2月22日
国は、いい加減医療費削減が限界に来てることを理解して欲しいですね。

しゃぼん玉とんだ   2月23日
ぶっとんじゃって、悲しかったです。

医者は教祖様?   2月24日
手をかざして病気を治してみたいものです。

腫瘍マーカーの話し   2月25日
リクエストにお応えしました。皆さんのリクエストもお待ちしております。

ある美しい国の物語   2月26日
美しい国が美しい国のままであり続けますように。

子供でもわかる『福島大野病院事件』  2月27日
知らない人にぜひ読んで欲しい話しです。

初めての当直2   2月28日
本当にドキドキしました。今でも、救急車の音は嫌いです。

うまい棒ワールド   2月29日
初めての医療ネタ以外かも!?



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2月は、3300ほどのアクセスがありました。
m3には、全く届きませんが徐々にアクセスアップです。
ブログランキングでもベスト10に入ってしまったこともありました。

これからも、宜しくです。

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