~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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2008年8月 
2008/08/31 Sun 18:05
CATEGORY【目次】
えっと、とうとう8月も終わりです。

この時期にしては珍しく雨が続きましたね。

このまま涼しくなっちゃうんでしょうか?

今月の話題は、やはり大野病院の裁判の判決でしょうか。

エントリーもこの裁判に関するモノが多かったですね。

では、目次を

『救急隊と酸素投与』   8月1日

救急隊へのささやかなお願いでした。


『今の仕事をしている理由』   8月2日

強い意志があって今の仕事をしているわけではありません。


『電子カルテ』   8月3日

電子カルテも良し悪しです。
字が汚いのがばれないのはいいですけど。


『字の汚い人たち』   8月4日

すべての病院が、電子カルテになったらこのエントリーの意味がなくなりますね。
あり得なさそうですけど。

『長いものが好きな人たち』   8月5日

医療にかかわらず、長いものが好きな人いますよね。


『放射線治療について』   8月6日

タイトルまんまのエントリーです。


『福島大野事件の教訓』   8月7日

野村先生、かっこよすぎです。


『今年を振り返って』   8月8日

8月に似合わないエントリーでした。m(_ _)m


『ジェネリック普及のために』   8月9日

ジェネリック普及は品質の向上にあると思います。
安くていいものなら使いますよ。


『メールを送ろう!緊急告知!』   8月10日

加藤先生に声が届きました。


『人生いろいろ(半分、半分)』   8月11日

よくばらない、けど、あきらめない言葉でした。


『サザン最後の曲?』   8月12日

完全に、趣味系のエントリーでした。
コンサート行きたかったな。


『受動喫煙と腺がん』   8月13日

腺がんと喫煙の関係は扁平上皮がんや小細胞がんと比べるとうすいんですけどね。


『分子標的薬の相互作用』   8月14日

久々のお勉強でしたね。


『人生いろいろ(自由奔放な)』   8月15日

見事な、生きっぷりだと思います。


『アンケート』   8月16日

アンケートの結果は、まだきません。


『外科医と腫瘍内科医』   8月18日

思いつきから出たエントリーです。


『医療行為と犯罪』   8月19日

このことを理解していただければ、いいかと思います。
もちろん、どんな医者がみてもそれは、ミスだろってのは、ダメですけどね。


『速報』   8月20日

ほっとしました。


『無罪でしたね。』   8月21日

しばらくは、この話題で持ちきりでしたね。


『無罪確定のために』   8月22日

また、この話題です。
無罪確定したようで。さらに、ほっ。


『グリーフケア』   8月23日

グリーフケアの意味わかりましたか?
広まるといいなって思います。


『ヒューマンエラーをなくす方法』   8月24日

実は、ヒューマンエラーは、私の責任です。と言う方がいらっしゃいました。
私の責任なのでもっと厳しくします。みたいな事を言われたので。。。。
ヒューマンエラーは、ゼロに近づける事は出来てもゼロにはできません。
だから、起こったときのことも考えて行動しないといけないのに。。。


『最期の迎え方』   8月25日

このブログでこの話題は何回も出ましたね。


『病院評価機構いらない』   8月26日

本気でいらんと思います。


『患者さんからの電話』   8月27日

どのレベルで医師に電話が回ってくるかは、病院によって全然違います。


『病気ってイヤですよね』   8月28日

この話題も、多いですね。


『医者としてのツキ』   8月29日

医者なら『ある、ある』って思ってくれました?


『人生いろいろ(お酒、飲めません)』   8月30日

たまに、仕事中に楽しいことあります。『居酒屋ベット、営業中』みたいな。



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しかし、ほっとする判決だったわけですが、今後の医療どんな方向へ行くのでしょうかね。
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タグ : 目次

医者としてのツキ 
2008/08/29 Fri 12:23
CATEGORY【診療】
m3のブログに今年の2月11日エントリーした記事です。




どこの世界でもそうだと思いますが『ツキ』というものがあります。

医者の世界でもツキがあります。

例えば、普段は1年に1回ほどしか見ない病気の患者さんが2週間に3、4人もやってくるであるとか。
自分の担当患者さんがどんどんお亡くなりになる時期というのは誰にでもあります。

これらは、主に短期間のツキなのですが、そうでない一生もののツキというのもあります。

それは、何かというと、M先生が当直すると忙しい。とかM先生が当直してると患者さんが亡くなる。とかいうものです。

それとは、逆のツキもあります。
N先生が当直してると病院は平和で何も起こらない。などです。

これは、必ずしも毎回あてはまるわけではないのですが、なぜかだいたいそうなのです。
(もちろん、ほとんどの先生は、どちらでもなく中間なのですが。)

M先生とN先生の差は何なのか?

誰にもわかりません。

しかし、ほとんどの場合ある特定の時期からそうなったのではなくて、初めての当直からそうであるこが多いそうです。

まあ、どうでもいい話しでしたね。


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ちなみに、私は、忙しいときもあれば、暇なときもあります。
普通のタイプです。
M先生パターンじゃなくほんとによかったと思います。




どう考えても説明できない事実です。

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タグ : 医者 仕事 ツキ

病気ってイヤですよね 
2008/08/28 Thu 13:06
CATEGORY【診療】
病気ってイヤですよね。

病気が好きな人はいません。

だれでも、熱を出して寝込んだりとか、入院が必要になったりとか、急に手術が必要になったりする可能性があります。

多くの方は、風邪を引いたときに寝込む程度なんですけど。

病気になるとしんどいし、生活のペースやプランが狂うしイヤに決まってるんですけど、よい面もあるんですよ。

病気になったときいろんな事に気がつきます。

普段、気にかけないこと、気にしないことを。

みなさんもそんな経験ないですか?

だから、病気で寝込むのはイヤなんですけど。

たまには、自分を見つめ直したり、健康っていいなって考える時間としていいんじゃないかと思います。

人間は、当たり前のものがなくなって初めて必要かどうかわかりますからね。

普段車に乗ってる人が、急に車なくなるとすんごい不便だなと思うのと同じじゃないでしょうか?

だから、病気になっても腹をたてずにゆっくり考える時間が出来た。と考えてみてください。

そうすれば、病気もプラスになると思いますよ。
 
 
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私も、普段はなかなか気づかないですけどね。

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患者さんからの電話 
2008/08/27 Wed 12:18
CATEGORY【診療】
m3のブログに今年の2月13日エントリーした記事です。




患者さんから電話が入ることがあります。

ほとんどが、病状に関することでどうしたらいいのか?もしくは、受診してよいかと言うような内容なのですが。

中には、ビックリするような電話がかかってきます。

『こないだ預けた診断書できていますか?』

申し訳ないですけど、誰の診断書を書き上げて誰の診断書がまだ書いていないかは理解していません。(覚えていません。)
今まで、勤務した病院は、外来の時に未記入の診断書が回ってきて外来が終わってから書くことが多いのです。

ですから、私の場合、1週間たつと手違いのない限り診断書はできています。

って言うか、その質問は、医師にではなく、書類を預けた部署(外来や事務)に問い合わせてください。
そんなことで時間をとられたくないですし、上記の理由で正確にお答えできません。

患者さんの中には、何でも医者に尋ねる人がいます。

医者ならすべてを知ってると思っているのかも知れませんが、実際はそうではありません。

とくに、お金に関する事は医者はあまり知りません。

たとえば、『アレルギーの血液検査したらいくらかかりますか?』とか『CT撮ったらいくらになりますか?』とかは、会計もしくは、医療相談窓口で聞いてください。
医者に聞いても答えられないか、答えられても不正確である場合が多いです。

ですので、病院に電話する際は、自分で『○○先生につないでください。』とは言わないで『○○という用件で電話したのですが。』と交換に伝え適切な場所につないでもらうようにしてください。

よろしくお願いします。

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他にも、『調子悪いから今から診てもらえますか?』と電話があることがあります。

これは、全然いいのですが中には、
『行ったら、すぐ診てもらえますか?』と付け加える人がいます。

外来診察以外は他の仕事が入っていることが多いのですぐに見れないかも知れないとの説明をします。(医者の仕事をみてください。)

それならいいです。と来ない患者さんがいました。

医者の仕事は、緊急性のある仕事が最優先です。
ときには、外来を中断して処置に当たることもあります。

ですので、待ってもらわないと診察できない場合当然あるのですがね。




ちょっぴり、愚痴っぽいエントリーでしたね。

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病院評価機構いらない 
2008/08/26 Tue 13:12
いろんなところで、病院評価機構の話が話題になっています。

春野ことり先生の『医療の評価 ああ、勘違い』

Yosyan先生の『がんばってネ♪』

skyteam先生の『Ver6☆地球環境にやさしい病院・・・汗』

あかがま先生の『なんだかなーな病院評価機構』

あかがま先生が泥棒なら、このエントリーは、大泥棒?

まあ、大泥棒におつきあいください。

遅ればせながら病院評価機構についての私の意見を。

上記のブログでもふれられているように病院を評価します。

合格すると病院評価機構の認定が得られてHPに認定病院として載せてもらえます。

機構が期待する『効果と利点』があります。

・現状の客観的把握
・改善のきっかけづくり
・効果的で具体的な改善目標の設定
・職員の自覚と改善意欲の醸成
・改善の方向の明示
・認定証による患者の信頼

結局、病院側は一番最後『認定証による患者の信頼』を高めて他の病院との差をつけたい。もしくは、差をつけられたくない。

ということだと思います。

以前、初評価を受けた病院にいました。

みんな合格をめざして、病院の幹部、とくに事務長や院長が頑張ります。

多分、自分のときに初めて合格したりするととても名誉なことなのでしょう。

最初は私も、そのような評価があるならば是非とも合格するように協力しようと思っていました。

現実は、マニュアル作れとか、説明した証拠に承諾書の数が増えただけだったりします。

確か、カルテの記載も最低2行以上記載しなくてはならない。とかも言われましたね。

何だか、ファミレスなどの新人さんが、マニュアルを覚えたりするのに必死で細かい心配りが出来ず、お客さんを不愉快にしてしまうように感じました。

もちろん、合格したら合格したでうれしかったのですが。

知ってるとは思いますが、治療内容が高度とかいいとか悪いとかの証ではないですよ。

医療レベルを測る物差しではありません。
ことり先生のブログをみると当時よりもさらに悪い方向に向かっている印象を受けました。

正直、こんな機構評価なんてなくなればいいのに。

現場のメリットは、ほとんどないと思います。

マニュアル的になりすぎてデメリットすらあると思います。

どうせ、天下り機構なんですよね。

こんなところにお金を使う病院と純粋な医療にお金をかけている病院とならどっちがいいでしょうか?
 

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病院評価を受けるために純粋な医療以外に労力をとられているとの声が多く聞かれます。

本当に、純粋な医療に労力とお金をかけるようにして欲しいです。

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最期の迎え方 
2008/08/25 Mon 19:42
m3に去年の11月29日エントリーした記事です。




最近アクセス数が増えてきました。昔も似たような話題を書いたのですが、新しく読んで頂いている方へ一度、元気なうちに考えてみてください。

人間いつかは、死にます。

昔からそうです。

しかし、最期の迎え方を自分で選択する事は難しいです。

いろいろな最期の迎え方があります。

事故によるもの。

病気によるもの。

病気によるものでも慢性の病気でだんだん悪くなるもの。

急性の病気であっけないもの。


普段、健康な人は死ぬ事を意識して生活を送っていません。

ですので、最期の迎え方なんかほとんど考えたりしません。

もし、したとしても漠然となんとなく考えているだけだと思います。

現実問題として、多くの方が『死』を意識するのなんらかの病気になったときだろうと思います。

急性期の病気でここ数日を乗り切れば回復する見込みの高い病気から、慢性の病気で基本的には徐々に悪化していく病気までいろいろでしょう。

急性期の病気は事故と同じようになかなか心の準備もできないし、身の回りの事もできない事がほとんどです。

人が最期の迎え方を考え始めた時から、予想される最期を迎えるまでの期間と実際に最期を迎えるまでの期間が非常に大事だなと思います。

そのスパンは、病状によりかわってきます。

数週間だったり、数ヶ月だったり、数年だったりします。

その期間がその人の人生にとって大切です。

最期の迎え方を考える時間になります。

どれくらいの期間が一番いいかは人それぞれだと思いますが、1年から2年くらいが適当な期間じゃないかなって思います。

やはり、数ヶ月は短いような気がするし、3年以上あったら長すぎてうまい事コントロールできないかも。

そのような考え方をすると悪性疾患で最期を迎えるのも悪くはないかなって思います。

日本人の3人に1人は、がんに罹患する時代です。

自分ががんになったなら、悲観的になるのは当然の事ですが、こんな事でも考えながら少しでも前向きに考えていきたいと思っております。

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医者になってなかったら、こんな事考えもしなかったと思います。




少し、少し、考えることが大切でしょうね。

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2008/08/24 Sun 12:45
CATEGORY【診療】
m3のブログに今年の2月23日にエントリーした記事です。




医療現場においてミスが起こることがあります。(ミスと合併症は違うのですけど。)

もっと多いミスは、いわゆるヒューマンエラーでしょう。


ヒューマンエラーとは、人間の注意力には限界があり、どんなに注意深い慎重な人であっても、疲労や錯覚などでヒューマンエラーを起こす場合がある。



様々な職種において、経験を重ねたベテランやルーチンワークでも起こりえる事である。

経験で学んだ事により、スムーズに業務を全うする為に、業務に支障をきたさない範囲での基本的な確認・操作を省略し、積み重ねてきた事により「問題ない」という自己確信(思い込み)が生じる。

そのような状態下で、確認・操作を怠ったまま業務を進行させると、非常時に結びついた場合、重大な問題・被害に発展する可能性がある。(Wikipediaより引用)


それを防ぐために二人で確認(ダブルチェック)したりしてるのですが、それでも必ず防ぐことはできません。

医療現場で起こりやすいヒューマンエラーは、患者さんの取り違えや書き写しの間違いなどでしょう。

もちろん、手術などにおけると取り違えは、非常に大きな問題となり新聞などにも出るわけですが。

だからといって、ビシビシ厳しく指導したからといって、いくら熱心な上司だからと言って部下のヒューマンエラーをなくすことはできません。

もし、出来る方法があるならぜひ教えて欲しいです。

やはり、人間である以上ヒューマンエラーをゼロにする事は、できないでしょう。

しかし、ヒューマンエラーの起こる確率を下げる努力はしなければいけませんが。

ほかには、ヒューマンエラーが起こりにくくする環境を整えることも大事だと思います。

例えば、疲労した状態での仕事を禁じるとか(当直明けの仕事免除して欲しいですよね。)、ダブルチェック(人手がかかるんですけど。)をするとかですね。

筑波学園病院では、顔写真入りの診察券を用いて、ヒューマンエラーをなくそうと努力しています。

日経メディカルに
本人であることを確認するには顔を見るのが一番との理由で顔写真付き診察券を導入した筑波学園病院の記事がありました。


初診の受付後に写真を撮りカルテと診察券に貼るようです。

院内を移動するときに首からぶら下げてもらって採血などの本人確認に使用しているようです。

コストは、1枚40円ほどです。

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名前の確認も重要ですけど、同姓同名もいるし。
ご高齢の方は、難聴の方多いですしね。

顔の確認は、いいですよね。




顔写真、いい方法ですよね。

うちの病院も取り入れて欲しいです。

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タグ : ミス エラー

グリーフケア 
2008/08/23 Sat 17:15
いつものブログの内容にもどると宣言したのですが、もうひとつだけ。

日本の医療からみれば、福島大野事件における裁判の結果は非常に納得のいくもの、と言うかごく当然であろうと思えるのです。

しかし、遺族にとっては納得の出来ないもののようです。

できれば、納得していただきたいのですけど。

ただ、その納得しがたい気持ちというのを理解はできます。

その気持ちをなんとかする方法のひとつにグリーフケアがあります。

他のブログなどでもグリーフケアが必要といっているブログが多数有りました。

全くその通りだと思います。

グリーフケアとはグリーフワークや悲嘆のケアともいわれ、死別後に残された家族、友人などへの専門家による心のケアのことです。

今回の家族の心境の変化を予想してみました。
(もちろん、私が予想したことで正しいかどうかはわかりません。)

あの日から、やり場のない怒りを持ち続けている状況。

加藤医師に非があるかの報告書が作成された。
(これは、保険会社からの保険金を引き出すためと言われています。これで家族が救われるならと減給を加藤医師が受け入れたそうです。)

その報告書を検察が信じて、逮捕された。

逮捕されたから、間違いなく医師が悪いと家族は確信した。

自身に刑事罰が下りそうであれば、そんなもの納得できるはずもなく、自分の行った行為は正しいと主張する。

そして、今までの説明と違う、真実を知りたいと思うようになった。

それから、2年以上の歳月が流れ、無罪判決。

家族からしたらなんでだよ。って思っても不思議ではないと思います。

無罪で、加藤医師に落ち度がないので、保険金さえ下りない状況になるのかも知れません。

やはり、この裁判は、関わる人を傷つけることしかしていませんね。(検察、警察、医療関係者までも)


そこで、必要なのがグリーフケアです。

地震や事故などで突然大切な人をなくしたとき、がんで大切な人をなくしたときなどにグリーフケアは行われることが多いのですけど。

今回、これだけ多くの方が関心を持って注目された裁判です。

グリーフケアの専門家が登場して欲しいです。

すべての人が少しでも幸せになれるように。


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もう一ひとつの希望は、過失がない場合の補償制度早く何とかならないかな。

それがあれば、こんな事起こらなかったんじゃないかな。

もうこれ以上、不幸な出来事がこれ以上おこらないように。

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タグ : グリーフケア 大野事件

無罪確定のために 
2008/08/22 Fri 11:49
加藤医師の無罪確定のために、我々にもできることがあります。

小さな事ですけど。

それは、署名です。

春野ことり先生のブログでも取り上げられましたけど。

また、常連コメンテーターの方も宣伝されています。

小さな事からコツコツと。

少しでも、多くの方に知ってもらって、少しでも多くの方に力を分けていただきたいと思います。

よろしくお願いします。





周産期医療の崩壊をくい止める会
http://perinate.umin.jp/

控訴取りやめ要望署名募集 (2008.8.20)

検察庁が本件判決に控訴しないことを要請するために、
本会は署名活動を再開します。
署名は総理大臣、官房長官、法務大臣、検察庁長官、
国家公安委員会、厚生労働省など関係 各位に提出予定です。
この1週間が勝負です。ご協力お願い申し上げます。

医療関係者の方でご賛同頂ける方は、お名前、御所属、専門分野を
mailto:perinate-admin@umin.ac.jp までご連絡下さいませ。
医療関係者以外の方は、その旨ご記載の上、
ご氏名のみをご連絡賜れれば幸いです。




別にこれが大きな力にならなくてもいいのです。

加藤医師の心の支えになれば。

少なくとも心の支えにはなりえるものだと。

無罪が妥当だと考える方は、是非、よろしくお願いします。

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ネットの反応は、テレビと全然違って、無罪に対して好意的ですよね。

YAHOO!ニュース

YAHOO!ニュース(魚拓)

また、このネタでごめんなさい。

次からは、いつもの話題に戻る予定です。

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タグ : 大野事件

無罪でしたね。 
2008/08/21 Thu 13:35
昨日、お伝えしましたが、無罪でしたね。

とりあえず、ほっ。

冷静に考えれば、当然無罪。

っていうか、なぜ、逮捕されたのかが疑問です。

日本の医療においての最悪のシナリオではなくなりました。

でも、まだ、医療を取り巻く環境は決してよろしくありません。

崩壊しつつある医療。

この裁判が無罪であったから崩壊しないわけではありません。

ただ、医療がよくなるひとつの光かも知れません。

医療は、患者さんと医者が力を合わせて行うものです。

医者にとって一番大切なものは、病気をよくすること。

患者さんにとっても一番大切なことは病気をよくすることですよね。

ですから、お互いに歩み寄って、いい関係を築いていくのが理想です。

ただし、お互いに持っている知識には圧倒的な差があります。

その差を埋めるために、病状説明や手術の前の説明などが行われます。

この説明は非常に大切なものであると思います。

場合によっては、1回に1時間以上かかることもあります。

医者の方も気合いをいれて行うことが多いです。

そこで、十分に理解することが大切です。

ただ、残念なことに現在の医療制度ではこの説明に対する診療報酬はありません。

これは、考えていって欲しいと思いますね。

今回、『真実がわからなかった』とか『納得のいく説明がなかった。』との報道もありましたが、医師からみれば、非常に納得のいく経過であったと思います。

もちろん、知識だけの問題でなく、やり場のない気持ちやその時の精神状態などで納得できない状態が続くことはあるかと思います。

ですので、十分な説明と納得のいく説明は同じではないはずです。

もちろん、同じであることが理想だと思いますが。


あと、あれほど真摯な態度の加藤先生でも不信感を持たれると、信じてもらえないんだ。って思いました。

でも、マスコミは何で公平な報道をしてくれないのでしょう。

悲しくなります。

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去年の終わりくらいから少しずつ光が差してきていると思います。

壊れないで、日本の医療。

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タグ : 大野病院 福島

速報 
2008/08/20 Wed 10:56
加藤先生

無罪判決でました。

おめでとうございます。

まだまだ、医療の現場には、いろいろ問題が転がっていますが、急速な崩壊は、ひとまず避けられそうですね。
医療行為と犯罪 
2008/08/19 Tue 13:08
医療行為とは、合法的な犯罪とも言えます。

例えば、手術。

これは、合法的に人の体を傷つけています。

医療行為でなかったとすれば、傷害罪となります。

採血などでも同じ事が言えますよね。

ほかにも、聴診や触診などは、わいせつな行為に勘違いされる場合もあります。
(丁寧に学校検診をしたがためにセクハラと言われた先生もいましたよね。)

既往歴(今までかかった病気)、手術歴、家族歴(家族の病気)、喫煙歴、飲酒歴、場合によっては、妊娠歴、出産歴、月経の有無、性生活の状況なども尋ねることがあります。

医療行為でなければ明らかにプライバシーの侵害となりますよね。

もちろん、これらの行為は医療行為として行う上では犯罪とはなりません。

当たり前ですけどね。

しかも、これらの問診などの診察で診断に結びつけば医療経済的にも安いですし、患者さんの身体への侵襲(負担も少ないのです。)

手術も患者さんをよくしようと思って傷をつけるわけです。

問診(いろんな事を患者さんに尋ねること)も病気に近づこうとして詳しく聞くのです。

きっちりした問診をとれば80%の病気が診断できるともいわれています。

診察も当然ですがより丁寧に行った方がいいわけです。

ただ、若い女性で重症感がないとセクハラまがいと思われそうな診察はなるべく避けたいと思います。
(どうしても必要なときは、女性ナースと一緒に行います。)

ただ、医者がそう思うだけでもしかしたら重大な情報を拾うことが出来なくなっている可能性があります。

それは、お互いに不幸なことだと思うのです。

確かに、医療にはサービス業の一面もあるかと思います。

ただし、サービス業だけではありません。
上に述べたような、医療でなければ犯罪行為となるような危険を冒しているわけですから。

メリットデメリットを常に考えながら。

最近の先生を見ていると昔の横柄な医者のイメージの先生はほとんど見なくなりましたけどね。

医療者と非医療者の理解が十分に出来る世界はいつ来るのでしょうか?


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医者は、こんな事を考えながら仕事をしています。

自分が治療した患者さんが悪くなれば、治療しなかったらよかったかもなどと考えてしまいます。

どんな防ぎようのない場合でも。


明日、判決が出ますね。

どんな判決にせよ、重要なターニングポイントになるでしょう。

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外科医と腫瘍内科医 
2008/08/18 Mon 12:01
m3のブログに今年の1月26日エントリーした記事です。




以前頂いたコメントに対する答えです。

>外科医と腫瘍内科医、チーム医療、標準治療に関する記事を載せて欲しいのですが。

>外科医と腫瘍内科医は研修時代の経験が違うのですか?
術後のイニシアチブは?
>国際学会で決定した標準治療は、日本人に適用になるのか?
知りたい事満載なんです。

まず、最初にお断りしなければならないことは腫瘍内科医がほとんどいないという現実です。
日本において、外科医と腫瘍内科医がいる病院というのは極めて稀でしょう。

多くの病院は、消化器がんの場合は主に消化器外科が対応する場合がほとんどだと思います。なぜなら、手術する可能性が高いからです。
そして、術後も外科の主治医が担当患者さんの治療を行うことが多いのです。

最近では、抗がん剤治療が複雑化してきており外科の先生が手術の合間に片手間で抗がん剤治療を行うことが難しく、リスクの高いこととなってきています。

そこで、米国では腫瘍内科医が抗がん剤治療を行っている現実をみて日本でも腫瘍内科医を作ろうとし始めたところなのです。


>外科医と腫瘍内科医は研修時代の経験が違うのですか?

腫瘍内科を最初から志して研修をしている医者は現在ほとんどいないと思われます。
血液腫瘍、消化器腫瘍、呼吸器腫瘍などを専門としているもしくは、専門としようとしている医師が腫瘍内科に鞍替え(と言ってもする事はほとんど一緒と思われます。)

最近は、大学の講座にも腫瘍内科部門ができてますのであと、5年10年すれば最初から腫瘍内科を志す医師が中堅となるのではないでしょうか。

外科医の研修は、ハッキリとした上下関係のもと術後管理などを中心として、手術の助手などをこなします。

>術後のイニシアチブは?

もちろん、外科医です。

>国際学会で決定した標準治療は、日本人に適用になるのか?

適応になることもありますし、ならないこともあります。

既存の抗がん剤(分子標的薬でない)の効果は、あまり人種差はないようです。
最近は、2種、3種のどの組合せが一番成績がいいのか。を比べる場合が多く各々の薬剤で日本人でも欧米人でも成績が出ているものであれば、そのまま、日本の標準治療となることもあります。

しかし、イレッサ、タルセバなどのように人種間で明らかに効果や副作用の発現率に差がある場合は、そのままあてはめることはできません。(当然ですよね。)

中には、日本で標準治療となっているが海外ではなっていない治療法もあります。
それは、日本人の方が重篤な副作用が少ないためとも言われています。

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読者の滞在時間が見れるよ


現実問題として、外科の先生はやはり手術をする事が主な仕事なので抗がん剤治療は内科医がやるべきだろうと思います。
実際何人かの外科の先生に聞いたところ、腫瘍内科医が普及して抗がん剤治療を引き受けてくれるのはありがたいとのことでした。


しかし、医師不足の現在新たな分野にどれほどの医者が腫瘍内科の分野に集まってくるのか不明です。





放射線治療医も忘れてはいけないですよね。


また、薬剤師、看護師、そのほかコメディカルも重要な役割をします。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : がん チーム医療

アンケート 
2008/08/16 Sat 08:55
さすがに道がガラガラですね。

それは、うれしいのですが、予想外の店が閉まってたりすると悲しいです。

ところで、イヌの”かもん君”の下の方にある点数、お気付きですか?

ブログスカウターと言います。

アクセス数と滞在時間などを点数化しているようです。




ブログスカウターは、皆さんのブログの影響力を測ることができるサービスです。
ブログURLとメールアドレスをご登録いただくだけでOK!!

発行されるあなただけのタグをブログに貼り付けると、ブログスカウターが
あなたのブログに現れ、毎日あなたのBlogScouterポイントを表示します。




こんな感じのものです。

ここのブログは、だいたい200~300点くらいです。

そこから、アンケートのお願いがきました。

ここの読者層がわかります。

よければ、お答えください。

『アンケートはこちら』からです。

今日は、これだけですが、『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

分子標的薬の相互作用 
2008/08/14 Thu 14:00
久しぶりに小難しい話題です。

薬には相互作用があります。

薬剤Aと薬剤Bを一緒に使うとAの薬の作用が増強される。

とか、

薬剤Aと薬剤Cを一緒に使うとAの薬の作用が減弱される。

とかです。

その中で超有名なのが『シトクロムP450 CYP3A4』です。

これは、薬物を分解する酵素の一種でこの酵素で分解される薬は多いのです。

また、この酵素を働きにくくする作用を持つ薬や、この酵素を誘導して普段以上に働くようにする作用を持つ薬があります。

薬でなくても例えば、セイヨウオトギリソウやセント・ジョーンズ・ワートなどと呼ばれる欧米でよく用いられる不眠などに使う健康食品もここに影響してこの酵素で代謝される薬の効果を減弱させます。

また、身近なところではグレープフルーツやそのジュースが有名です。

グレープフルーツもシトクロムP450 CYP3A4という酵素を分解しにくくします。

そうすることにより、薬の濃度をあげます。

ここで、薬の濃度をあげるということはどういう事か?

『より薬の効果が出る。』も正しいですし。

『より副作用が出やすくなる。』も正しいです。

一般的な薬は、効果と重篤な副作用の濃度の差が大きいのであまり問題になることはありませんが、抗がん剤では問題になります。

分子標的薬と呼ばれる抗がん剤の副作用には十分注意を払わなければなりません。

現在、日本でもいろいろな分子標的薬が認められています。

イレッサの話しも昔しましたが開発当時は予想もしなかった副作用(肺傷害など)が出ています。

最近は、イレッサよりも広い範囲で効果を出す薬(マルチターゲットドラッグ)まで認可されています。

例えば、スニチニブ(スーテント)がそうです。

腎癌やGIST(頻度の低い消化管腫瘍)で適応になっています。

この薬は、VEGFやPDGFやc-kitなどの作用して抗腫瘍効果を発揮します。
(イレッサやタルセバはEGFR一カ所だけへの効果でしたね。)

いろんなところに効くので効果もあるのですが、副作用も予期しないようなものが出ています。

例えば、皮膚毒性や下痢はイレッサやタルセバほかの分子標的薬でもよくみられたし、高血圧や出血などは、血管新生を抑えるアバスチンなどでみられました。

スニチニブは、甲状腺機能低下症や皮膚が黄色くなったりします。
また、好中球や血小板などが減少することがあります。

この副作用は、今までの殺細胞性の抗がん剤では一般に認められる副作用ですが分子標的薬ではほとんど報告がありませんでした。
(もちろん、他にも副作用ありますよ。)
ここで、話しを戻します。

このスニチニブは、例のシトクロムP450 CYP3A4で代謝されます。

つまり、グレープフルーツジュースなどで効果が増強しますし、副作用も増強するのです。

分子標的薬とはいえ抗がん剤は抗がん剤ですから、普通に使用していても致死的な副作用が出る可能性があります。

それが、グレープフルーツジュースと併用したら。。。。

恐いですね。

ちなみに、ある種の真菌薬と併用するとスニチニブの血中濃度が約1.5倍となるようです。

恐い。。。

もちろん、減弱させるものもあり、相互作用のために効果がなくなった。なんて可能性もあります。

しっかりと決められたことは守って、飲んでる薬や健康食品まで担当医や薬剤師に教えてくださいね。

そうしないと、恐いことがありますからね。

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よくわからなかった方は、『分子標的薬とは?』を先にお読みください。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : 分子標的薬 スニチニブ スーテント

受動喫煙と腺がん? 
2008/08/13 Wed 12:20
m3に去年の12月13日にエントリーした記事です。




夫の喫煙、妻の危険2倍に 厚労省研究班「家庭でも分煙を」なる記事がありました。

内容をみてみると、『夫が喫煙者だと、非喫煙者の妻が肺腺がんになる危険が2倍になることが厚生労働省研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模疫学調査で分かった。夫の喫煙本数が多いほど妻が肺腺がんになりやすい。』というものです。

一般の方は、『やっぱり。』とか『ふーん。』と言うような内容ですけど。

少し、引っかかります。

なぜなら、肺がんの中で喫煙と強い関係のあるがんは、扁平上皮がん、小細胞がんだからです。

腺がんは、どちらかと言うと喫煙との関係は強くないとされています。

ですので『何で、腺がんなの?』ってのが素直な疑問です。

記事を詳細にみるとわかってきました。

28000組の夫婦を13年間追跡調査を行い109名の女性が肺がんと診断されました。

その中で腺がんが82名いました。

ですので、腺がんに関して喫煙との関係を統計学的に処理できました。

受動喫煙により肺がん(腺がん)のリスクが増える事がわかったのです。

では、腺がん以外のがんではどうでしょうか?

109-82=27

27名の内訳はわかりませんが、腺がんの次に多いタイプは扁平上皮がんですので20名前後のの扁平上皮がんの方がいると思われます。

おそらく、受動喫煙のリスクを統計学的に処理しようとしたのですが数が少なすぎて処理できなかったのでしょう。

小細胞がんなどもっと少なければもちろんできません。

よって、腺がんのみの記事になったと思われます。

厚労省のページも見てください。

受動喫煙とたばこを吸わない女性の肺がんとの関連について ―概要―

この研究により、比較的喫煙との関連の低い肺腺がんでさえ、受動喫煙によりリスクは1.3倍になります。

という事は、扁平上皮がんや小細胞がんのリスクはもっとある事が予想されます。

しかも、重喫煙者による受動喫煙や家庭内だけでなく職場でも受動喫煙がある場合のリスクはあがります。

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タバコ1箱1000円以上にすべきだと思います。


難しかったですか?




タバコ1000円説大賛成ですが、どうなるのでしょうか。

この頃から、記事を魚拓しているのでリンクにつながります。

魚拓いいですね。

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タグ : 受動喫煙 腺がん タバコ

サザン最後の曲? 
2008/08/12 Tue 13:14
サザンオールスターズが今年の5月に来年以降の無期限活動休止を宣言しました。

まあ今までも、何年間か活動してなくって、復活!みたいなのを繰り返してましたけどね。

ただ、わざわざ宣言したのは、解散に近い意味合いかなって思います。

私とサザンの出会いは小学生の時でした。

初めてコンサートに行った日は、夕立の激しい日でした。

サザンオールスターズの時もありましたし、KUWATA BANDの時もありました。

もちろん、ソロの時もありました。

やはり、桑田佳祐のいろんな意味での才能がすごいんでしょうね。

MCも非常に面白く、他のコンサートなどとは違いMCだけでも十分楽しめます。

あと、彼の魅力は、あまり周りを気にしないことです。

だから、紅白で三波春夫騒動で物議を醸し出したりするのでしょう。



先日、サザン最後の曲となるかも知れない曲が発表されました。

『I AM YOUR SINGER』です。

今まで、歌を聴いてくれてありがとう。

みたいな歌詞です。

>僕の生き甲斐は数え切れないその笑顔

>歌は熱い叫びか?甘い囁きなのか?この胸に響くはメロディ
それは8月末の空の花火みたいに、咲きながら散りながら、今夜こそ決めて

>夏がまた来るまでは 互い涙見せずに サヨナラは明日の為に

>遠く離ればなれの時も「大好きだよ」と

>太陽が沈むのを Let's sing along  止めて

噛めば噛むほど味が出るような歌詞になっています。

PVも宇宙旅行?に行ったと思っていたらずっと茅ヶ崎にいたというようなオチまでついているようです。

しかも、その後カップリングの『OH!!SUMMER QUEEN~夏の女王様~』が海岸におちていたラジオ(最初の方にも出てきています。)から流れている。

それを、男4人女1人の子供のグループが拾って海岸にかけていく、先頭を走る少年が桑田さんかな。なんて思いながら。

でも、あんな感じでサザンを引っ張ってきたんでしょうね。

なんて、少し感傷に浸ったりもしました。

歌って、そのときの思い出を心の中に閉じこめてくれるんですよね。

歌を聴くと、その歌が流行っていた時代の思い出がタイムマシンがあるかのように蘇ってきます。

想い出したい思い出も、二度と想い出したくない思い出も。



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それでも桑田さんらしいことは、エド・はるみを出演させたり、途中でダンディ坂野のまねをしたりしています。

また、世界のナベアツの3の倍数のように歌う場面もあります。(3分付近)

考え過ぎかも知れませんが、ハンドルを持っているときに右手でいかりや長介の『つぎ行ってみよう』みたいに見えます。(2分30秒付近)


ちなみにハンドルは、黒いハンドルがとれたりして壊れます。

そして、白い船の舵みたいなものになり再度、黒いハンドルに戻っています。

やはり、休止しても再復活するよってメッセージでしょうか?

タグ : サザン PV I AM YOUR SINGER

2008/08/10 Sun 12:48
つい先日、『福島大野事件の教訓』というエントリーをあげました。

8月20日に福島に集まろう!

とのイベントがあります。

詳細は、新小児科医のつぶやき『集まれる人は福島に♪』『シンポジウム「福島大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える」』をご参照ください。

その中で、イベントに参加できない方がコメントなどを送る場所はないのかとのご意見をいただきました。

そこで、関係者に聞いてみました。

前向きに考えていただけました。

コメントを送る場所ができました。




コメント、会場にこれない一般の方から、
「コメントのみですが」と入れていただいて、
oono.obs@gmail.com までメールでお送りいただけますか?

当日読ませていただくか、配布させていただきます。

産科の崩壊、医療刑事事件の問題など、困っていることでもなんでもいいです。




そうです。

上のアドレスに「コメントのみですが」と入れてもらって、都道府県、年齢、性別その後に応援メッセージやご意見などを送ればよいとのことです。

当日読ませていただくか、配布させていただきます。
加藤先生への応援メッセージはご本人の手元に必ず届くようにします。

とのことでした。

どんどん、メールしてください。

あと、10日です。

いったい、どれだけの人間が大きな関心を持っているのかメールだけでも力になると思います。

我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医の無罪を信じ支援します。

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例のボールペンも配るようですよ。

http://blog.m3.com/yosshi/20080520/2

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : 福島大野事件

2008/08/09 Sat 10:21
CATEGORY【診療】
医療費を抑えるための作戦として今年の4月から処方箋の「後発品への変更不可」の欄に医師がサインをしなければ、ジェネリック医薬品に薬局で変更してもよくなりました。

医者が面倒に思いサインしないので普及するだろうとの思いがあるのでしょう。

それでも、ジェネリック拒否のサインをし続ける先生達も大勢いらっしゃいます。

何故でしょう?

すべてのジェネリック医薬品の効果が先発品と同じだと思ってないからです。

ちなみに、私は患者さんに任せています。

簡単に説明はします。

中身の主成分は同じですよ。

でも、メーカーが違うので形を整えたりするための混ぜものなどは、違います。

だから、溶け方や吸収のされ方は違うかも知れません。

こんな感じでね。
 

ジェネリックにも質のいいジェネリック、粗悪なジェネリックがあるわけですから。

まあ、いわゆる『コピードラッグ』ですもんね。

簡単に言うと、サランラップやクレラップなどの大手のラップとそれよりもかなり値段の安い○○ラップとどちらを選びますかと言うことです。

しかも、場合によっては命に直結するような薬を。

いろいろ、噂は流れてきます。

ジェネリックにかえたら今まで血圧のコントロールのよかった患者さんが急に悪くなったとか。

湿布薬をジェネリックにかえたら、すぐにはがれるから困る。

まるで、安物買いの銭失いだ。

なんて、声まで聞こえてくることがあります。

日本ジェネリック医薬品学会が運営する「ジェネリック医薬品」の情報サイトに『役に立つ患者さんの薬箱』でジェネリックの疑問に答えてくれてます。

その中に

Q7.ひとつの先発医薬品に複数のジェネリック医薬品がありますが、どれも同じなの?

有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果は同じです。
ただし、薬価や添加物、製剤によっては大きさ、味、においの改善、保存性の向上等、ジェネリックごとのちがいや特徴がある場合もあります。

と解答されています。

ジェネリック毎に違いがあるんですよ。

それでも、安い方がいいという方もいらっしゃいますから。

もちろん、安くて上質なジェネリックは大歓迎ですよ。

多くの医者はそう考えていると思います。

 
だから、ジェネリックを普及させようと思ったらもう少し質をきっちりと評価をしてから認めるようにすればいいと思うのですが、いかがでしょうか?

質のいいジェネリックならいいよって思う方『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

一般の方が質の高いジェネリックを見つけるのは難しいですからね。

まあ、ジェネリックメーカーでもいわゆる大手と呼ばれている会社のジェネリックが無難といえば無難なのでしょうか?


今までのジェネリックエントリーまとめです。

ジェネリックって安い?
知らぬ間にジェネリック
ジェネリック推進

ジェネリック使うなら、よく理解してから使うようにしてくださいね。

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2008/08/08 Fri 12:12
m3のブログに去年の12月28日にエントリーした記事です。




今年もあとほんの僅かです。

ほとんどの病院も今日で平常業務はおしまいの所が多いです。

明日からは、休日体制です。


今年を振り返ってみると、医療制度のほころびが目立ってきました。

以前ならば、医療関係者しか『やばい。』と感じていなかったのですが、最近は、一般の方々にも少しずつ医療制度が崩壊しそうだというのが伝わっていった年だと思います。

今日典型的なニュースがありました。

大阪の89歳女性、29病院に救急受け入れを断られ死亡

大阪府内ですよ。

大阪でも医者が足りてない事がハッキリするようなニュースですよね。

この辺りの内科も閉鎖された病院もありますよね。

日本中どこ探しても医者、不足してますよ。絶対。

おそらく、東京でももうすぐしたら同じような事が起こるのではないでしょうか?


他は、産科の問題。

医者からしたら???の裁判の判決内容。

勤務状況の劣悪さ。

患者さん、家族の意識の変化、権利の主張。


しかも、医療の内容はどんどん専門的になっていき専門家でないと対応できない事も多くなっています。

ただ、行政の対応は相変わらず遅く、診療報酬の増加もマイナスからプラスなんだから喜び
なさいって感じで今のところ焼け石に水の状況です。

少子化で国の存続が、、、なんて言うんだったら子供を産みやすい状況を作るのが先決でしょう。


産科にお金をかけるのが筋でしょう。


しかし、『全国医師連盟』が設立されようとしている事など、少し明るい光が見えてきています。

心から、応援したいと思います。

また、個人的な出来事としては、このブログを始めた事が一番大きな出来事ですね。

最初は、本当に何か書いてみよう。と始めました。

最初の頃みて頂ければわかるのですが、とても人に読んでもらうものとは思えません。

3月の記事はもう封印したいくらいです。

4月になりようやく書く内容もましになってきたと思います。

再度読んで欲しい記事自薦エントリーまとめのカテゴリーにまとめてあります。
このブログの目次のようなものです。

参考にしてください。

今後も、患者さんと医者とのギャップを埋めれるような内容の記事を書いていきたいです。

特に、がん関連の話題、緩和医療を中心として。

職場でもいろいろな事がありました。

仲の良かった先生との別れ、突然病院を去ってしまった先生やナース達、みんなそれぞれの想いがありました。

病院には、多くの人間が勤めており様々な人間模様があります。

もちろん、新しい出会いもあります。

研修医の先生もいろいろですよね。

人間観察するのも好きなので楽しかったです。

私的には、悪くはない年でした。

来年は、もっといい年になりますように。

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昔は、仕事納めの日は昼から各部門で寿司やら出前を取ったりしていたようです。

私が、研修医の時はまだやってましたわ。

今でもやってる病院あるんですかね。


みなさんは、どんな1年でしたか?





28日に1年の総まとめをしてますね。

気が早いですね。

去年の総まとめですけど。

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福島大野事件の教訓 
2008/08/07 Thu 11:56
以前に『ボールペンと福島大野病院事件』でこの事件についてのまとめと現在の状況についてのエントリーをあげました。

もうすぐ、この判決が出ます。

僻地の産科医先生の『産科医療のこれから』で名古屋医療センター 産婦人科 野村麻実先生が投稿したこの事件の総決算ともいうべき記事を見つけました。

他の記事の引用だけのエントリーは出さないでおこうと今までやってきたのですが、非常に完成度が高くこれ以上付け加えるところもないのでそのまま引用してみました。

一度、読んでみてください。




大野事件の判決日、福島に集まりましょう!!!

8月20日、大野事件の判決が出ます。

はじめは加藤先生の応援のために、福島に集まって応援したらどうだろう?
と考えていました。産婦人科関係の方と会ってはならないという保釈条件は判決が出るまでの話ですし、どんな判決が出るにしろよく頑張ったねって声をかけてあげたい人がたくさん全国にいるはずだと思ったからです。
 
でも、いろいろと当時からのことを振り返って勉強していくうちに、考え方が変わってきました。福島大野事件は多くの教訓を残しているからです。

例えば、この事件があるまで、産婦人科はあまり周産期死亡や母体死亡の話をしてこなかった。
どれくらいの数の妊婦さんを医療が救っているのか、それでも亡くなる難しい病気があるって事、あんまりきちんと公表してきませんでした。

学会や医会はそういったことを反省して、さまざまな調査を行い、そして73人の重症患者さんのうち頑張って力を尽くして、72人までの妊婦さんを助けているという調査結果も出しました。

それでも亡くなる方が出る。

『頑張ってもやっぱりゼロには出来ないんです!』っていえるようになってきました。
     
それから、医師の労働条件が必ずしも患者さんにとってよくないことも認めるようになりました。

一人しか産婦人科医のいない病院で外科の先生にお手伝いしてもらって手術をしている状態では、やっぱり危ない時に危険かもしれません。

そこで反省を含めて集約化を始めるようになりました。

(ただこの加藤先生のケースでは、術中エコーもし、胎盤のない部分の子宮体部をU字型に切りこむというかなり注意深い術式を用いており、一人医長であったにもかかわらず、よく勉強されて最新の手法を用いていらっしゃいます。)
     
厚労省も慌てました。反省し、このようなことが二度と起こらないようにと、一生懸命システムを構築しようとしています。
(方向性が間違っているので、私は反対ですが。)

国民の方も「分娩は安全ではない」ことを知り、妊娠中の生活態度の見直しなども始まっています。

そして報道も段々と変わってきました。
  
  
しかし、警察と検察はどうなのでしょうか?
   
県立病院は補償のためミスを認めようとしていたのです。

というのは、自動車事故で保険にお世話になった方なら分かる話ですが、保険会社はお金を出し渋るのです。

たしかに誰が見ても“責任ある”事故であれば、文句なくお金をトトンと出してくれますが、灰色の、あるいはミスのなさそうな、

“そもそも死んでもおかしくない病気じゃないの?”

という病気となるとしつこくミスを認めない限り出してくれません。

ですから亡くなった方の御遺族のために報告書まで作って、(賠償金を落とすために)ミスを認め、すでに謝罪し、主治医の加藤先生は減給処分にまでなった。

でも納得してもらえるならいいと思っていたのでしょう。
  
それが。突然の(ご遺族も頼んでいない)警察の介入によって保険金支払いは
裁判の最終結果が出るまで延期になってしまいました。

それから1年経って突然の逮捕!!!!

もう証拠は全部押さえられてるのだし、

事故調査報告書を作られた時点で

口裏あわせなんてしようがないし、

そもそもそこまで調査して書かないと保険会社だって素直に賠償金を出してくれないような病気。

毎日、きちんと病院に出勤していた産科医を逮捕する理由なんて何一つないのです。
  
逮捕→裁判となれば誰だって闘います。

そうしないと犯罪者にされてしまうから。

医師免許もなくなっちゃう!

ご遺族の方も豹変振りにびっくりされたでしょう。

そして傷つかれたはずです。
      
その2年半の間に、産科の崩壊が加速度的に進み、地方は荒れ、救急医療は萎縮し、影響は全国に及びました。

ヘリコプター搬送なんて映画の話だったのに、いまや現実のものとなっています。

福島県の南会津地方には分娩可能な施設はひとつもなくなりました。

今回の裁判は注目されていたのでさまざまな情報を入手することが出来ました。有志で毎回傍聴券の難関を潜り抜け、傍聴録をアップしてくださっている方々もいました。

ですからどんな判決でも、私たち産婦人科医は自分たちの判断で無実だと思うだけの話なんです。
(それでもショックで辞める方は続出するでしょうが。)
  
ただ警察はこの介入によって、何を得ようとしたのでしょう?

いたづらに患者さんを傷つけ、求刑はよりにもよって「禁固1年と10万円」。
    
「警察・検察は一体、何を反省したのだろうか?」

「不勉強なまま医療を立件することが、どれだけ患者さん御遺族の心を傷つけただろうか?」

「全国に広がってしまった産科砂漠について、どう考えているのだろうか?」

このまま控訴、あるいは控訴されて、証拠や書類を集めて高裁に送るだけと考えているなら
それはあまりにも無責任すぎやしないでしょうか?
  
ある患者側のご高名な弁護士さんがおっしゃられていました。

「あれだけ、高名なその道の専門医が揃っちゃうとねぇ。。。。」

騒がれない民事訴訟であったならば患者さん側にも勝訴の見込みはあったかもしれません。でもこの裁判の後で患者さん側の鑑定医をつとめる人間がいるとも思えません。

医療不信を植え付けたまま、患者さんの希望をもぺしゃんこに踏みにじっています。
     
ある意味、この事件は冤罪に近いものがあります。

しかも被害は甚大で、産科崩壊も福島の医療崩壊も風評被害を蒙っています。
 
まずこの刑事立件によってどんな弊害が医療界で起きたのか、そして直接市民のみなさまにどのように影響しているのか。
   
この逮捕が正しかったのかどうか。
    
警察と検察が考えないのであれば、評価するのは国民のみなさまです。
    
各地でどのようなことが起こりつつあるのか、刑事立件は事故再発の役に立つのか?

この事件によって何が起こり何を得たのか。

みなさんで考えていきましょう。

8月20日、福島でお会いできることを願って。




本当にこの事件は産婦人科医のみならず、他の科の医者を中心として医療関係者に『明日は、我が身だ。』と非常に大きな危機感を抱かせました。

私は、野村先生の意見にほぼ100%賛成します。

日本の医療のあり方さえ問うている裁判とさえ思います。

皆様は、どのように感じておられるでしょうか?

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お時間があれば

福島行きませんか?

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タグ : 福島 大野病院事件

放射線治療について 
2008/08/06 Wed 12:39
m3のブログに今年の2月1日エントリーした記事を一部改編したものです。




外科と内科だけでなく放射線治療もがん治療において重要であるとの意見を頂きました。

まさに、その通りです。

確かにエントリーを読み返してみると放射線治療の事は一言もでてきません。(過去のエントリーでもあまり出てきませんが)

がんの治療は、出来るだけ取り除く手術と、照射野内をやっつける放射線治療と、全身に効果がある抗がん剤治療の3本の大きな柱があります。

放射線治療のスペシャリストとして放射線治療医がいます。
どの位の線量を、どれくらいの広さで照射するのか?

根治をめざす場合と症状緩和目的など姑息的な場合があります。
もちろん、根治をめざす場合は、出来るだけ多くの線量を照射します。(もちろん、副作用が耐えれる範囲内でですが。)

症状緩和を目的とする場合は、なるべく副作用が出ない範囲で症状がとれるよう線量や範囲を決定します。

ですので、適切な放射線治療法の選択については、放射線治療専門医がいないと決定できません。

もちろん、放射線治療だけでもダメなわけで、手術、抗がん剤と3種のツールを組み合わせる事ががん治療において重要です。
どのひとつが欠けても最適な治療方針が選択できなくなる可能性があるのです。

もちろん、世界中のがん治療チームにおいて、放射線治療は欠かすことができません。

また、放射線治療医の数も十分とはいえず、病院の規模から考えると放射線治療が必要なのにない病院もあります。

そのような場合は、病病連携が言われています。
病院と病院の連携でその患者さんにとっての最善な治療が望まれます。

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一昔前は、病診連携が言われていました。

病院と診療所での患者さんの情報の共有ですね。
開業医から病院へ紹介して、専門的な治療が終わると開業医さんでフォローして必要あればまた、病院へという流れです。

病病連携はその病院対病院版です。
限られた医療資源を有効に使うためには重要なことです。




放射線治療のお話でした。

がん治療の柱のひとつです。

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2008/08/05 Tue 13:24
CATEGORY【診療】
いわゆる、大病院が好きな患者さんがいらっしゃいます。

どんな病院かというと、大学病院であったり、国立病院であったり(今は独立行政法人国立病院機構なのですけど)、○○センターと名のつく病院であったりです。

そのような方の多くは、社会的に立派な身分の方であったりお金持ちであったりします。

大病院が好きな方は、好きでいいのですが一般的に医者はそのような方のことは嫌いです。

特に、『○○病院の○○先生と知り合いです。』とか(特に教授クラス)非常に気分が悪く感じることが多いです。

心の中で、『だから、なんやねん。病気の治療と関係ないし。』とか思いながら。

まあ、一度おっしゃるだけならいいのですが、毎回毎回そんな話をする患者さんもいます。

正直、『そんなん言うんやったらその先生に診てもらえよ。』と心の中で思います。

 
 
また、緊急時は大病院では逆によくないことがあります。

例えば、循環器病センターに定期的に通院している患者さんが、急に背中の辺りが痛くなったとします。

まあ、循環器の病気の可能もありますし、循環器病センターに行きました。

結局、尿路結石の痛みでした。

まあ、対症的な処置は循環器病センターで十分出来ます。

しかし、その石を砕いたりとかの処置は循環器病センターでは、できません。

そんなときに、普通の方なら担当医の勧めた病院であったりとか、自宅の近所の病院(泌尿器科のある)へ行く事になるわけです。

しかし、長いものが好きな人たちはここで大学病院がいいとか国立病院がいいとかダダをこねるわけです。

まあ、小回りのきく大学病院もありますけど、一概には、小回りがきかなくてよくありがちな病気に関しては、市民病院クラスの病院がいいことが多いのです。

場合によっては、大学病院に紹介したとしても大学病院からその関連病院に再度紹介されて二度手間になったりします。

長いものが好きな気持ちは、わからなくもないですが、担当医のすすめが良いことの方が多いでしょう。

聞いてみるのはいいですけど、担当医が明確な理由を述べた上でその病院でないほうがいいと言われたならば、大病院に行くのはあきらめた方がいいですよ。


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ちなみに、某○○センターに来る患者さんは、その病院まで新幹線で1時間以上離れたところから来る患者さんも結構多いそうです。

本当にまれな病気やそのセンターでないとフォローできない状態の方ならばわかるのですけど。

多くはただ、長いものが好きな人たちだと思います。

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字の汚い人たち 
2008/08/04 Mon 12:51
CATEGORY【診療】
m3のブログに今年の2月6日エントリーした記事です。

例の字の汚い人たちです。




医者の字は、汚い、読みにくいと評判です。

もちろん、きれい、読みやすい字の先生もたくさんいます。

私が、そう実感したのは医学部に入ってからです。


噂では聞いていたのですが、医学部にはいると実感しました。


かくゆう私も字は汚い方です。

もちろん、自覚症状ありです。


中学、高校の時から自分の字は汚いよって思っていました。

大学に行くと、自分の字より汚い奴がいるわいるわ。
(悲しいけど、中学、高校の時はあまりいませんでした。)

こりゃ、医者は字が汚いって言われるわ。と思っていました。


実際、働きだしてみると字が汚い割合が医学部と比べ倍増していました。(よっしぃ調べ)


働きだした当時は、なんでかわかりませんでした。

仕事を5年、10年と続けていくうちにわかるようになりました。

なぜって、仕事が忙しいんです。


同じ内容を何度も記載しないと行けないこと多いんです。

そしたら、だんだんともともと汚い字がさらに乱雑になって読みにくくなるんです。


サインとかが典型です。

医者のサインが必要な書類ってたくさんあります。

私も、最初は漢字で普通のサインをしていました。

仕事を3年、5年と続けていくうちに、漢字でサインなんて面倒でできません。

しばらくすると、カタカナのサインしかしなくなりました。

そして、最終的には、解説を加えないとカタカナすら読めない芸能人のようなサインになってしまったのです。

他の文字にも同じようなことが言えるんだろうなぁ。

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ちなみに、5年勤めるとどんな字の汚い先生の字でも解読出来るようになります。
はたして、喜ぶべき事なんでしょうか?


しかし、字の汚さについてこれだけ語る事は人生でもうないでしょう。




予想以上にうけました。

コメントもたくさんいただきました。ありがとうございました。

あっ、気がついたら2万アクセス超えてましたね。

今回は、私じゃありませんよ。

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電子カルテ 
2008/08/03 Sun 11:24
CATEGORY【診療】
最近は、電子カルテが珍しいものではなくなってきました。

特に、研修医に人気のある病院の電子カルテ率は高いと言われています。

私の病院では、まだ電子カルテではありません。

いわゆる、紙のカルテでしょっちゅう、患者さんのIDカードをガッチャン、ガッチャンとして検査のオーダーなどもしなければなりません。

もちろん、なるべく丁寧な字でカルテに記載しなければなりません。

以前は電子カルテだったらよかったのにと心の底から思ったこともありました。

なぜ、そう思ったかわからない人は『字の汚い人たち』をみてください。

何で、電子カルテがいいと思ったかわかりましたよね。

字が読めないと問い合わせされることがないからです。

でも、電子カルテもよしあしだそうです。

そりゃ、いい面ももちろんあります。

読めない字がないのもいい面ですよね。

しかし、悪い面もたくさん。

まず、いくつかのメーカーがあり病院間の統一が出来ていない。

他の人がカルテを使っているときにすべての操作ができないことが多い。

その人がカルテを閉じるまで極端な話カルテが使えなかったりします。

また、最初はサクサク動くらしいのですけど、使ってるうちにだんだん重たくなって(きっと、データがたまってくるからでしょうかね。)遅くなる。

しかも、徐々にバージョンアップするからソフト自体も重たくなります。

病院によっては、5年以上PCを入れ替えてなかったりするところもあるようです。

そりゃ、遅いですわね。

知人の先生の病院では、PCを毎年数台ずつ更新してるので新しいPCの取り合いらしいです。

やっぱり、新しいPCはサクサク動くので大人気ですって。

古いのは、遅いし急に電源が落ちたりすることもあり大変だそうです。

せっかく、カルテ書いても保存前におちたら消えたりするようです。

あっ、もちろん保存したデータが消えちゃったりする可能性もゼロではないですよね。

停電の時なんて、大変です。

昔ながらの紙での運用をしなければなりません。

また、PCの台数もかなりの台数が必要です。

他にも、コピペがすぐに出来るので、楽になる面もあるでしょうけど研修医などの勉強を考えるとあんまりよくないでしょうね。

あと、画面なので全体を大きく見渡すことが難しいんですね。

ナースが指示の見落としとかあるようです。

こんな話を聞くと高いし紙のカルテも捨てたもんじゃないなって思います。

なんだって、停電なんて関係ないですからね。

新しいものには、いい面も悪い面もありますよね。『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

やっぱり、紙のカルテはなくなるのでしょうかね。

もちろん、電子カルテもいい面いっぱいありますよ。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : 電子カルテ

2008/08/02 Sat 12:05
CATEGORY【診療】
m3のブログに今年の2月3日エントリーした記事です。




昔、生い立ち(医師として)で少し今の仕事をしている理由を述べました。

主に内科の中でなぜ、呼吸器に関する仕事をしているかという事しか述べていません。

なぜ、内科医になろうと思ったか?と言うことに触れてみたいと思います。

私が、内科医になろうとしたのは、やはり、全身を診れるからです。


自身の性格を考えると、担当の患者さんに関するすべてを行いたかったのです。

マイペースで仕事できますからね。

ただし、全責任もとらなければなりませんが。


それに対して、外科の仕事というのは、当然1人で出来るものではありません。

手術するにしても、執刀医と助手が1人か2人必要であることが多いです。

また、手術中は誰かが病棟の対応をしなければなりません。

必然的に、チームプレイが必要となります。

そうするためには、チームプレイが行われる外科系ではなく、内科だったのです。


だから、循環器内科もダメだと思いました。

循環器内科もカテーテル検査などは1人でできるものではなく、チームプレイが必要だからです。

カテーテル検査を行わない循環器内科医もいますが、少ないですよね。

がん診療もチームプレイが必要ですが、関わる医者の役割は異なっているので苦には、なりません。

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あと、恥ずかしい話しなのですが、手術前の『手洗い』が好きじゃないんです。

学生の時はたまにしか手洗いをしないからよかったのですが、実際仕事としてするとなるとものすごく手が荒れるだろうな。と思いました。


まあ、上に書いたように、いろいろ考えて内科を選択しました。
選択した後の専門の選び方は、前のエントリーでも読んでみてください。




なんだか、こころの奥を見られているようで恥ずかしいですね。

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救急隊と酸素投与 
2008/08/01 Fri 13:01
CATEGORY【診療】
普通の勤務時間内でも当直帯でも外線の電話が鳴ると身構えます。

内線の音と外線の音は違うからどっちかわかるんですね。

やっぱり、救急隊からの連絡もありますからね。

そんでもって、やっぱり救急隊からの連絡であれば緊張が走ります。

特に当直中であれば、いままで診たこともない患者さんが来るので余計に。

救急隊とのやりとりの後

『じゃあ、来てください。』

となるとカルテなどを見たりしながら到着を待ちます。

遠くからのピーポーピーポーが徐々に大きくなってきます。

そして、音が消えると。。。

車のエンジンの音が救急室に聞こえてきます。

『来たな。』

ストレッチャーに乗った患者さんが救急室に滑り込んできます。

救急隊員が、バイタル(血圧や酸素の状態など)を報告してくれます。

ここで、いつも疑問に思うことがあります。

少しでも、酸素の状態が悪いと(パルスオキシメーターと言って指などに挟むことにより血液中の酸素がどんだけあるか=酸素飽和度の目安がわかる。この値が間違っていることもある。)酸素を10L(1分間に)などという高容量の酸素を吸入されていたりすることがほとんどです。

まあ、普通の方(呼吸器疾患以外の方)はこれで問題ないのですけど。

呼吸器疾患の方は、酸素飽和度が低いときに高容量の酸素を吸入すると意識がなくなることがあります。(CO2ナルコーシスと言います。)

特に、肺気腫などの方はCO2ナルコーシスになりやすいです。

肺がんや間質性肺炎の方はなりにくいですけど。

CO2ナルコーシスになるとその後の治療がなってない場合に比べると面倒になります。

できれば、高容量の酸素投与はやめて欲しいですけどね。
ただ、救急隊の方からしたら肺気腫などの呼吸器疾患の方を搬送する頻度はそんなに高くないと思います。

ですので、救急隊にその判断をきちんとしろって言うのは無理があると思います。

ただ、電話で

『○○さん、肺気腫だから酸素は、酸素飽和度90%以上あげないようにしてきてください。』

なんて伝えていても、10Lもの酸素を投与されて運ばれてきたものですから。

こんな病気もあることを救急隊の方、是非、頭の片隅に置いておいて欲しいですね。


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救急隊に要求するのが無茶なのかも知れませんね。


ちなみに、肺気腫でCO2ナルコーシスになりやすい方は酸素バーとかに行かないでくださいね。

普通の人は問題ないですけどね。

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タグ : 酸素


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