~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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2008/11/12 Wed 12:08
もう、ずいぶん前のことです。

Oさんは、肺がんの末期の状態でした。

食欲もなくなり、日中はほとんどベットの上で過ごしています。

全身倦怠感が強いようです。

ご家族の方にあと1ヵ月持つか持たないかわかりません。と説明しました。

それからお姉さんは、毎日病院に来るようになりました。
いろいろ身の回りのことなどをしてくれます。
Oさんにとってもお姉さんがいることは心強いようです。

ある日、Oさんの病室を訪れるとお姉さんがOさんに
『もう、死にかけてるくせに、、、、、、、』
と言ってるではないですか。

私は、ビックリしてお姉さんの顔をのぞき込みました。
お姉さんは、意に介することもなく続けます。

『片足、棺桶に突っ込んでるから、、、、、』

などとOさんの前で言っています。
 
 
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それから、別の部屋でお姉さんと話しをしました。

お姉さんは、涙ながらに話しを始めました。

『昔から、何でも言いたいことは言う関係やったんです。
私もつらい、出来たらあんな事言いたくはない。

でも、先生もう治る見込みはないんでしょ。
しかも、もう本当に先が見えてるんでしょ。

そしたら、少しでも残された時間が短いことをわかってもらわなあかん。
わからしとかな、あの子が可哀想やと思います。
だから、心を鬼にしてあんな事言いますねん。』


そんな事があってから1週間ほどしてOさんは、眠るように逝かれました。

自分の残された時間をわかっていたかのように。



そして、お姉さんは、号泣していました
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