~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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2008/05/15 Thu 13:02
CATEGORY【診療】
m3のブログに去年の9月23日エントリーした記事です。




前回、ポリデントを飲み込んだYさんの話しをしましたが、

Zさんの話しも負けてはいません。Zさんも80歳くらいの男性の患者さんでした。

Zさんは、腰痛のために入院していました。痛みが強いときは頓服の薬を飲んでいました。

その日も夕方になって痛みが強くなり頓服の痛み止めを飲もうとしました。

少し目も不自由であったZさんは、いつもと異なる感覚でしたが、薬を口の中に入れ、水を飲みました。
しばらくしても痛みが引かないためもう1錠追加してもいいかとナースコールを押しました。

ナースがZさんのところにやってきて、痛み止めの数を数えます。

『Zさん、痛み止めまだ飲んでないやん。』
『いや、飲んだで。』

??????

家族に確認したところどうも、ボタン電池がないようです。

『Zさん、電池飲んだんちゃう?』

大急ぎでレントゲン確認です。胃の中にボタン電池らしきものが写っています。

大変です。同じ所に留まっていると胃や腸に穴を開けることがあります。ポリデントとは大違いです。

緊急で胃カメラを行います。Zさんは、嫌そうでしたが仕方ありません。

しかし、胃の中にはもうボタン電池はありませんでした。

再びレントゲンを撮るとボタン電池は出口の方へ進んでいるようです。

水分をたくさん飲んでもらい、下剤も飲んでもらい、翌日に下から出すことを試みました。

翌日、便はでますが、ボタン電池はでません。

レントゲンで少し進んでいます。もう、少し。

翌々日、あれ、ボタン電池動いてない。もう、真っ青です。腸に穴開けたら大変やわ。

医療器具の部品に使われる強力な磁石でボタン電池を動かそうとしましたが動きません。(もともと、ムダな抵抗だったのかも。)

Zさんも下剤などで努力してくれたんですが、ボタン電池は定位置に留まったままです。

1週間がたってもボタン電池の位置は動きませんでした。
結局、開腹手術をして取り出しました。

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ボタン電池の飲み込みって、結構ポピュラーだったんですね。



薬を飲む前にはもう一度用量、用法と薬かどうかをちゃんと確認しましょうね。




えっと、ネタバレがあるかも知れませんので『そんなん飲みますか2』を先にアップしました。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
信じられな~い!(>_<)
こんな事って本当に起こるものなんですね。
お年寄りって・・・・危険!
考えられない事が起こるんだ。

大体、なんでボタン電池が病室に裸のまま置いてあったのかな?
2008/05/16(金) 00:06:14
URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集 ]
ははは( ̄▽ ̄;)
ありますよね―…
薬をパッケージごと内服する人、わざわざ機械から取り出してボタン電池を飲む人―…なにが起こるか解らないですよね。高齢者だけでなく、成人期にもあったので、よりビックリした覚えがありますよ(T-T)
2008/05/16(金) 01:25:19
URL | あゆぱん→ティキぽん #73DAy5m2[ 編集 ]
ガーネットさん
信じられないこといっぱいです。
ボタン電池はラジオの電池だったようです。

あゆぱん→ティキぽんさん
>わざわざ機械から取り出して
それこそ信じられません。
かかわりたくないですよね。

今日も同じようなネタですよ。
2008/05/16(金) 13:24:51
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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