~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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がんの専門家 
2008/05/27 Tue 12:05
m3に去年の10月10日エントリーした記事です。




今、がんの専門家としての資格として『がん薬物療法専門医』と『がん治療認定医』のふたつがあります。
資格の格としては、専門医>認定医です。

がん専門医って?がん薬物療法専門医についてでがん薬物療法専門医については、述べましたので今日は、『がん治療認定医』について述べます。

がん薬物療法専門医は、資格を取るにあたって多がん種にわたる抗がん剤治療の経験が必要であり、資格取得が困難である事を理解した上で以下を読んでみてください。

がん治療認定医は、セミナーなどに出席したり、学会発表、論文があり、試験にうかれば認定されます。がん薬物療法専門医と比較すると取りやすい資格です。

実は、10月10日午前0時よりインターネット上でがん治療認定医のセミナーと試験の申し込みが始まりました。
朝、見てみると定員に達しました。とあります。キャンセル待ちの申し込みは出来ますけど。
ちなみに、定員は、1100名です。

半日たらずに、1100名の枠が埋まった事になります。

いったい、がん治療の専門家の資格を得ようとする医者はどれだけいるのでしょうか?

がん治療にたずさわる医者は、内科(消化器、呼吸器、血液)、外科(消化器、呼吸器)、放射線科、病理、麻酔科、脳外科、耳鼻科、婦人科、泌尿器科、整形外科、形成外科、皮膚科などに分類されます。

ちなみに、私の勤める施設では、がんにかかわる医師の数は25名ほどです。普通の規模の病院だと思います。
この中の半数が、この認定医に興味を持っているとするならば、全国で1100名の枠なら、すぐに埋まりそうですね。

極端な話し、セミナーに出席して、論文書いて(共同著者なら名前を入れてもらって)、試験に受かればがん治療認定医として認定されます。

おそらく、試験を受けたならほとんどが受かるような試験じゃないかなって思います。
だって、1日足らずで締め切らないといけないくらい受験者が多いんですよ。
落としたら、来年また殺到しますよね。きっと。

こんなんでいいのか?がんの専門家の資格。
でも、上に挙げたようなすべての科の先生が資格を取る事ができるようにしたからなのでしょうか?

がんの専門家ってなんでしょうか?

がんの治療について、様々な知識を持っていて治療に応用できるのが専門家じゃないかなって思います。

こんな、資格なくても立派に診療してる先生はたくさんいます。

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がん治療認定医とは、どんなものか?学会のHPより抜粋します。

認定医は、がん治療の共通基盤となる臨床腫瘍学の知識およびその実践を支える基本的技術に習熟し、医療倫理に基づいたがん治療を実践する優れた医師である。
したがって、がん治療認定医の資格認定に関しては,以下の要件を求めるものとする。

①がん治療の全相(初期診断から終末期医療まで)における標準的な医療内容に関して説明責任が果たせる。

②外科治療,薬物療法,放射線療法など各々の専門領域において,その標準的治療に対し、指導医・専門医との連携のもとに適正医療の継続に協力できる医師と認定するに必要不可欠な知識,医療経験を有する。

③外科治療,薬物療法,放射線療法など各々の専門領域において,先端医療(臨床開発研究)の内容が理解できる。




あれから、急遽5月26日に第2回目の試験が行われたようです。
普通は1年に1回しかないのが普通ですけどね。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

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