~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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がんを治療しないと 
2008/10/02 Thu 12:36
以前、ある方からがんを治療しないとどうなるのかわからない。とのコメントを頂きました。

その方は、がんに対する積極的な治療を望まないようです。

『がんに対する積極的な治療を望まない。』と言う選択にたどりつくには、積極的な治療をしなかった場合どうなるかを十分理解した上でたどり着いて欲しいと思います。
そうでなければ、ただ単に怖いから積極的な治療を望まないのと同じです。

がんに対する治療は、積極的な治療(根治的な治療、治すための治療)とそうでない治療(姑息的な治療、緩和医療、対症療法)などがあります。

その方の不安の一つは、治る見込みがないのに点滴をされたりその他のチューブを使用したりされる事がイヤなようです。

今の医療は、何事も説明と同意がなければ進む事は出来ません。ですので、その方のような心配は不要かと思われます。

さて、本題ですが、がんを治療しないとどうなるか?

どうなるかは、個人個人差がありすぎてわかりません。

答えになってませんよね。
でも、これが正解です。


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まず、どんながんかによって出る症状は違います。

肺がんなら息切れ、咳など。
胃がんや大腸がんなら、便秘やむかつき、嘔吐など。
血液系のがんなら発熱や感染症の症状、血が止まりにくいなど。

骨転移をしたら痛みを伴うことが多い。
脳転移したら脳梗塞のような症状を呈することが多い。

などなど、差がありすぎてなんて答えていいかわかんないですよね。

しかも、同じがんでも症状は人それぞれです。

肺がんの患者さんでも最期、がん性疼痛と全身倦怠感、呼吸困難感で非常につらい思いをする患者さんがいるかと思えばまったく自覚症状が無くてお昼ご飯も普通に食べてそして、夕方くらいに眠るように息を引き取った患者さんもいらっしゃいました。

がんを治療しないとどうなるかの答えになったでしょうか?



呼吸困難や全身倦怠感はなかなか取り除くことができません。
ですので、鎮静をかけて(薬で眠ってもらって)取り除いたりもします。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
よっしぃさんにお願い
テーマとかけ離れますが、よっしぃさんの気が向いた時、外科医と腫瘍内科医、チーム医療、標準治療に関する記事を載せて欲しいのですが。

外科医と腫瘍内科医は研修時代の経験が違うのですか?
術後のイニシアチブは?
国際学会で決定した標準治療は、日本人に適用になるのか?
知りたい事満載なんです。
お時間のある時、記事にして下さい。<m(__)m>
2008/01/18(金) 12:06:54
URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集 ]
ガーネットさんへ
了解しました。
その内容でのエントリー考えます。(遅くなるかも知れませんが)
2008/01/18(金) 20:00:16
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
七十過ぎの伯父さんが、肝臓癌になって、何の治療もしないでいたら、痛くて痛くて、我慢できなくて、入院しようとしたのですが、どこの病院へも中々入院できなくて、そのうち、骨と皮になってしまって、ようやく入院できたのですが、最後まで、痛い痛いとうわごとのように言っていました。痛いまま、死んでいくのは、嫌だと、つくづく思いました。やっぱり、楽に死にたいです。
2008/10/02(木) 14:34:03
URL | 匿名 #-[ 編集 ]
匿名さん
肝臓がんと診断された病院で診てもらうか、診断された時点で、治療の選択をしないので緩和医療をおこなっている病院を紹介してもらえばよかったのでしょうね。

痛みのほとんどはとれると思います。
2008/10/03(金) 08:48:12
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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