以前、ブログの中で個人的にホスピスは好きではない。と述べました。
なぜなら、キリスト教の精神が根底に流れているから。
ですので、一般的な日本人の感覚とは少し異なるような気がするからです。
現代の多くの日本人は基本的に無宗教である(自身も含めて)と私は思っていました。
仏教、神道、キリスト教などの一部を生活の中に取り入れています。
クリスマスを祝って、初詣に行くような行動様式は、クリスチャンである欧米人には非常に理解しがたいのではないでしょうか?
いろいろなものをごちゃ混ぜにする時点で、無宗教に近いのだろうと。
最近、『日本教』などと言う言葉を耳にしました。
山本七平なる人物が提唱したようです。
彼の本を読んだわけではないので間違っているかも知れませんが、日本人であれば『日本教』の内容が何となくわかるのではないでしょうか?
実は、日本にきた外国人の方が日本教の存在を感じる事が多いそうです。
価値観、秩序などの潜在的に日本人なら信じているもの(礼儀なども含む)があるようです。
おそらく、電話で思わずお辞儀をしたりとかなのでしょうね。
死を間近に控えた状態で『あの世で誰に会いたいか?』と尋ねられたら日本人なら、すでにこの世にいない両親であったり、配偶者であったり自然と出てくるでしょう。
日本人ならば、クリスチャンであったとしても。
この話、個人的に非常に納得できます。
理屈じゃないですよね。
『あー、日本人だ。』って心から思える事自体が日本教なのかも知れません。
日本教なんとなくわかる方人『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。
この日本教を利用した心の緩和ができればと思います。
山本七平が提唱した日本教とは少しずれてるかも知れません。
『日本教』と聞いた私のイメージを述べてみました。
最近は、ホスピスと言うよりも緩和ケア病棟などと呼ぶことが増えてきてますね。