~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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放射線治療について 
2008/08/06 Wed 12:39
m3のブログに今年の2月1日エントリーした記事を一部改編したものです。




外科と内科だけでなく放射線治療もがん治療において重要であるとの意見を頂きました。

まさに、その通りです。

確かにエントリーを読み返してみると放射線治療の事は一言もでてきません。(過去のエントリーでもあまり出てきませんが)

がんの治療は、出来るだけ取り除く手術と、照射野内をやっつける放射線治療と、全身に効果がある抗がん剤治療の3本の大きな柱があります。

放射線治療のスペシャリストとして放射線治療医がいます。
どの位の線量を、どれくらいの広さで照射するのか?

根治をめざす場合と症状緩和目的など姑息的な場合があります。
もちろん、根治をめざす場合は、出来るだけ多くの線量を照射します。(もちろん、副作用が耐えれる範囲内でですが。)

症状緩和を目的とする場合は、なるべく副作用が出ない範囲で症状がとれるよう線量や範囲を決定します。

ですので、適切な放射線治療法の選択については、放射線治療専門医がいないと決定できません。

もちろん、放射線治療だけでもダメなわけで、手術、抗がん剤と3種のツールを組み合わせる事ががん治療において重要です。
どのひとつが欠けても最適な治療方針が選択できなくなる可能性があるのです。

もちろん、世界中のがん治療チームにおいて、放射線治療は欠かすことができません。

また、放射線治療医の数も十分とはいえず、病院の規模から考えると放射線治療が必要なのにない病院もあります。

そのような場合は、病病連携が言われています。
病院と病院の連携でその患者さんにとっての最善な治療が望まれます。

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一昔前は、病診連携が言われていました。

病院と診療所での患者さんの情報の共有ですね。
開業医から病院へ紹介して、専門的な治療が終わると開業医さんでフォローして必要あればまた、病院へという流れです。

病病連携はその病院対病院版です。
限られた医療資源を有効に使うためには重要なことです。




放射線治療のお話でした。

がん治療の柱のひとつです。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
 このエントリーを読むまで、放射線治療医の存在を知りませんでした。放射線は放射線技師が撮るもの、医師とは別の技師の資格が必要かと思っていました。
 患者の立場から考えると、放射線で治療する時間は短く、その場で医師と会話はほとんどなし。また、放射線治療を長年に渡り受ける人はいないしで、患部が目に見える外科や長く関わる場合も多い内科と異なり、接触が少ない。メイクドラマも少なそう。
 今後は、早期発見早期治療が加速し、放射線のピンポイント治療で恩恵を受ける患者さんが増えくるのでしょうか。
2008/08/08(金) 13:55:49
URL | christmas #-[ 編集 ]
治療で使う放射線と、診断に使う放射線は全然ちがうのです。

副作用があまりなくて、腫瘍をやっつける放射線量なので、専門の先生の登場となります。

乳がんでも温存したら放射線あてますよね。
2008/08/08(金) 23:03:33
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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