~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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患者力 2 
2009/01/17 Sat 09:15
CATEGORY【診療】
『患者力を発揮して医療事故を防止しよう。』という書類の紹介です。

前回の続きですので。。


>>その3:検査の結果は必ず確認する。


そうしてください。


>・検査を受けたら、いつ結果がわかるかを確認する。

ときどき聞かれますね。

検査によっては、結果がわかるのに一週間以上かかることもあります。

結核菌などの培養だと結果判明までに「8週間」なんてこともあります。


>・説明がなかったら自分から尋ねる。
(便りがないのはよい便りではない。)

少し、耳の痛い話しです。

現実問題として、問題がない(異常がない)から説明を省略することがあります。

ただ、結果が返っていない場合や結果を見ていない場合もないとは言えません。

ですので、確認して頂けた方がお互いに安心です。



>>その4:治療の選択肢について尋ねる。


標準的な治療がひとつしかなくて、この治療以外考えられない。って場合もありますが、そうでない場合もあります。

そんなときは、治療の選択をしなければなりませんから。


>・どのような治療法があるか、またそれぞれの効果と危険について尋ねる。

選択する場合は、メリット、デメリットを天秤にかけて考えないといけませんから、担当医から説明があると思いますけどね。


>・入院が必要な場合、自分の病気を数多く経験している医師や病院の情報を求める。

これも、聞きにくい質問でしょうね。

医師が自分が治療しては不適当だと判断したら紹介したりするのであまり気にしなくてもいいかな。

ただ、今はネットなどで担当医の専門分野とかはわかりますからね。


>・退院するときは、その後どのような診療が行われるかを尋ね、自宅で生活する上での注意事項を聞いておく。

これも、担当医から説明があるとは思いますけど、聞いておいた方がいいですね。

気になる事は些細なことでも聞いてみてください。


>>その5:外科手術が必要なときは、その理由と結果を理解して納得する。


なぜ、手術が必要なのか?
しなかったらどうなるのか?
などは、必ず理解してから手術を受けてくださいね。


>・主治医は誰か、手術の中身と時間、手術の後はどうなるか、回復期はどんな具合か。


主治医と執刀医なども確認した方がいいかも知れませんね。


>・麻酔で具合が悪くなったことや薬アレルギーがあれば、外科医、麻酔科医、看護師に伝える。


これも、薬のアレルギー(前回のエントリー)で述べたように必ず教えてください。

みんな、患者さんをよくしようとして働いていますから。

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大まかには、よい書類だと思います。

ただ、患者さんから聞きにくいだろうなって事がいくつかありましたね。

これで、患者力をあげるようにしてくださいね。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
こんにちは。
つねづね患者さんに説明していて「いったい、この人はどこまでわかっているのだろうか?」と思っています。ものすごーくかみ砕いた言い方で時間をかけて、画なんかも描きながら説明するんですけど、最後には「私らは素人でよくわからんから、お任せします」って。
がっくり。
ムンテラしたあと患者さんと家族にペーパーテストをして80点以上とれなければ治療が出来ない世の中になったりして。
このように患者さん側から理解して治療に参加してもらえるようになってくるといいですね(たまに質問攻めで疲れてしまうこともあるのですが)。
2009/01/17(土) 10:35:24
URL | イッシー31 #-[ 編集 ]
尋ねたくても尋ねにくいことってありますね
癌告知後、この主治医に手術してもらっていいのだろうか?と、私はネットで「患者力」みたいなサイトを探しますた。

で、気に入ったのがカナダの癌サポートサイト。主治医に尋ねるべき質問の項目に、「手術数を尋ねなさい。成功数と、失敗数、失敗の原因を尋ねること」とありますた。

質問責めにしちゃう傾向のある私ですが、さすがに失敗数とかその原因とかは、お尋ねできませんですた。
お国柄なんでしょうか(^^;)?

あ、私の主治医は絵は下手ですが、体のシルエットとか胸の形とか、治療関連の絵は上手。やっぱり専門家の絵は、下手でも細部のポイントは、よくついていると、診察室で妙に感心してました。
2009/01/17(土) 11:23:43
URL | christmas #-[ 編集 ]
>結核菌などの培養だと結果判明までに「8週間」

うっそ~!?(゚〇゚;) はっしゅうかんも?
それは、聞くことを忘れそうですね。
(よっしぃ先生、いつか”結核”特集してください~)

検査の結果、異常がないことの確認も大事ですね。

>主治医と執刀医なども確認した方がいい

私の場合、外来主治医=入院主治医=執刀医は、同じ先生だったのですが、内科にかかっていたら、みんな違う先生なんですよね。う~ん、大変だ。

>手術の中身と時間、手術の後はどうなるか
最近は、ちゃんと手術の危険性、合併症、経過予想なんかが書いた書類を説明の時にくれますよ~。
それを元に、説明って感じでした。

でも、手術後の結果もペーパーでほしいなぁって思ってます。

結果的に、術式が変わったのか、病理の結果とか、最終的に誰が執刀したのかとか。
こういうのは、みんな口頭で聞くので。
2009/01/17(土) 12:16:40
URL | kei☆ #tHX44QXM[ 編集 ]
イッシー31さん
「お任せします。」と言うのであれば結果がどうであれ任せてほしい。

結果が悪ければ困るのであれば「お任せします。」とは言わないでほしいですね。

>ペーパーテストをして80点以上
いい方法ですね。

christmasさん
尋ねにくいこと確かにありますよね。
私も、内科医ですが、失敗した原因を聞かれたら引いてしまいそうです。

私は字も絵も下手ですが、肺のレントゲンを手書きするのはうまくなっていると思いますよ。
経験です。

kei☆さん
>外来主治医=入院主治医=執刀医は、同じ先生だったのですが、内科にかかっていたら、みんな違う先生なんですよね。

そんなことないですよ。
たまに、違うことがある程度で。。。
院長クラスとかになると入院患者の担当はしていないことも多いですけど。。。

結核の話はじゃあ今度しますね。
2009/01/17(土) 21:54:31
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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