~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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ルート確保について 
2009/03/02 Mon 12:07
CATEGORY【診療】
少し前にイッシー31先生の下界の外科医というブログに『点滴をさすということ』というエントリーをあげていました。

このエントリーには、非常に共感を覚えたため紹介したいと思います。

>点滴をさすという作業は簡単そうに見えて職人技です。
>点滴をさすといことをルートを確保すると言ったりします。

そうなんです。
奥が非常に深いです。

>太い血管、細い血管、もろい血管、硬い血管、動く血管、いろいろあります。

あと、奥深くにある血管(表面からはみえずにさわったらわかる)とか。
これがいろいろ組み合わさっています。
細いけど、動かない血管とか。

血管は努力してなんとかなるもんじゃないですからね。

ただ、ひとつ言えることは、調子が悪いときの血管は確保しにくいことです。

本当に難しいときは入りません。

>またさされる患者さんもいろいろいらっしゃいます。
>にこにこしている人、じっと見つめてくる人、あっちを向いている人、すごんでくる人、「絶対に一回で入れて」とプレッシャーをかけてくる人、意識がない人、血管が龍の鱗の中にある人、そっこーでルートをとらないと死んでしまう人さまざまです。

本当にいろんな人がいます。

私が一番やりやすいと感じるのは、普通にしている人です。(難しいですよね。)

やりにくいと感じる人は一言でいうとプレッシャーをかける人です。

例えば、イッシー31先生も書いているように
・針先をじっと見ている人
・すごんでくる人
・「絶対に一回で入れて」という人

一般的に、逆効果です。

緊張すると成功率が下がる場合が多いです。(特に若いうちは)

一番イヤなパターンは、これです。

・「この血管で」と血管を指定する人

やはり、こちらもプロなのですからいろいろな要因を考えてどこの血管を確保しようかと思うのです。

ですので指定されると、正直ムカツキすら覚える事があります。

普段失敗したら、ごめんなさい。と思うのですが血管を指定されて失敗しても「おいら、悪くないよ」などと思ってしまいます。


>点滴をさされる患者さんに言っておきたいことがあります。
>これからルートをとろうとしている、医者、看護師には「絶対に一回で入れて」とかは言わないでください。
>ただでさえプレッシャーになります。
>そして何回かはずれてしまったときは優しく言ってください。
>「人を替えてやってみたら?」
>ルートをとる人を替えるとさくっと点滴が入ることが多いです。
>失敗するとどんどんプレッシャーが強くなって頭に血が上ってルートがとれなくなってしまうのです。
>ルートがとれなくて困っている人に「人を替えて」と頼むのはある意味優しさなのです。

本当にいいことが書いていますね。

その通りです。

不思議なことに血管による相性もあります。

Aさんの血管確保は失敗したことないのにBさんのは、しょっちゅう失敗する人がいれば、逆の人もいるのです。

もちろん、人間的な相性が悪いから失敗しやすいとかそんなことはないのです。

馬の合う患者さんでも血管の相性の悪い場合があります。


>プレッシャーをはねのけて仕事ができる人をプロフェッショナルと言います。
>ルート確保のプロフェッショナルへの、道は険しいのです。
>たかがルート確保、されどルート確保です。

ルート確保の技術は年々進化することが多いのですが長い間していないと落ちますし、年をとると老眼という新たな敵も現れます。


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このブログ盗作されていたようで。

『悲しいっす』
『Dr.ゆうじとやら、他人の記事をパクる奴は医師の風上にもおけねえぜ!』

人のお気に入りのエントリーをパクって許せないですね。

このエントリーは、イッシー31先生の許可をいただきましたよ♪




イラストもリアリティと遊び心があって楽しめますので見てくださいね。

『手術は成功しました。』も好きなエントリーです。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
抗がん剤の治療が進んでいくと、血管がつぶれて、何回さしてもルートが取れなくなりますよね。
看護師4人変わって刺さらず、看護師長から外科医に回ってようやく入れたとか、手術台の上に乗ってから何度も失敗されて、覚めた目でしばし手術室を見まわしていたこともあります。
もう腕からは取れないので、手の甲や足からだったりします。
じっと見つめたこともないし、1回で入れろと迫ったこともないですよ。
相性が悪いのですかね?
正直、痛くて悲しくなります。
再発したらポートを埋め込むしかないですね。
2009/03/02(月) 13:20:10
URL | みゅう #bWZdFEcQ[ 編集 ]
上手な人に当たりたい
私も血管を指定します。太い血管が三本づつあってこういう人助かります。と言われてきたのに脇下リンパ節を取るとその腕は使えません。対側の血管も静脈炎で太い2本が潰れ使い物になりません。なのに黙っているとそこからとろうとします。だからここからお願いしますと頼みます。上手にして下さる人と失敗ばかりの人と。そういう人は手の甲でもうまくいきません。痛いです。こんなことになるとは思ってもみませんでした。上手な人に当たると本当にラッキーと嬉しくなります。
2009/03/02(月) 20:22:13
URL | nami #-[ 編集 ]
みゅうさん
心情、お察し致します。

>相性が悪いのですかね?
相性ではなく、血管が非常に細いのだと思います。どうしてもとなるとCVと言って太めの細い管を入れた方がいい場合もあります。

namiさん
失礼致しました。
namiさんの場合は医学的な理由で血管を指定されているのでそれはいいと思います。
それは、『ここの血管で』と主張してください。できたら理由を述べてもらえれば有難いです。

2009/03/02(月) 21:34:07
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
採血も同じですか?
怖いもの見たさで針をじっと見てしまっていました。いやな患者ですね。これからは気を付けたいと思います。でも普通にするのも難しいです。これから始まる恐縮?に緊張してしまうし。
あと、手の甲にされる点滴は物凄く痛いです。できれば肘の内側にしてほしいです。
2009/03/03(火) 13:42:49
URL | ぱぺりーの #LYGJz/6Q[ 編集 ]
じっと見られるのはぎりぎりセーフです。
少し緊張しますけどね。

>手の甲にされる点滴は物凄く痛いです
痛いと思います。
痛点が手の先の方が多いですからね。

後、手くびの親指側に太い血管がある人多いので個人的には好きです。
間節近いので動かしにくいのが難点ですが。
2009/03/03(火) 17:12:13
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
足は?
両側なので、採血以外は足からになります。
腕には太い血管があるのに・・・。
腕の時は針先みてましたね。だってチクッとする瞬間が分かるでしょ。
でも、足だと見えないのでカウントダウンできないです。笑。

足も親指側が入りやすいですか?
看護師さんも先生も同じ所狙ってますよ。
腕は新人でも入れられるくらい血管が出てるのに、足の血管は細いと
言われました。
一般的に足の血管は細いものなのですか?
2009/03/04(水) 00:27:17
URL | ガーネット #0ll.HrS2[ 編集 ]
>足も親指側が入りやすいですか?
これに関しては、個人差が大きいので人それぞれです。

>看護師さんも先生も同じ所狙ってますよ。
ならば、ガーネットさんの場合ずば抜けているのでしょう。

>一般的に足の血管は細いものなのですか?
足で血管をとろうという方は手の血管がない人ばかりなのでね。
元気な方がどうかはしりませんねぇ。
2009/03/04(水) 11:53:18
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
抗がん剤治療中の患者です。
ルート取りが難しいのはよくわかるのですが、ひとつだけ言いたい事があります。
失敗してもいいですが、止血はしっかりしてほしいです。大抵の方はしばらく押さえてくださいますが、以前手の甲で失敗され、止血もそこそこに次のルート取りに取り掛かられ手の甲いっぱいの青タンになったことがあります。
何人ものドクタにお世話になっていますが、あのドクタが最低だと思っています。
2009/03/14(土) 18:19:30
URL | はな #-[ 編集 ]
はなさん
>止血はしっかりしてほしいです。
おっしゃるとおりです。
手の甲の場合は同じ腕からするとなるとしっかり止血していないと青タンが必ずと言っていいほど出来てしまいますからね。
2009/03/15(日) 09:04:46
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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