~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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2009/04/12 Sun 09:44
もう、ずいぶん前のことです。

Mさんは息切れがひどいと近所の開業医さんに診てもらいました。

そして、その日のうちに当院を紹介されました。

右肺が真っ白だったのです。

胸水がいっぱいたまっていましたのです。

息苦しいはずです。

胸に管を入れて胸水を抜きました。

検査をしてみると胸水中にがん細胞がわんさかいます。

Mさんは、肺がんだったのです。

Mさんは、非常なショックを受けました。

また、40代でありIT企業の社長さんです。

自分の代わりがいないのです。

仕事上自分しか知らないこともたくさんあります。

そんな状況の中抗がん剤治療が始まりました。

何とか仕事と治療の両立をしようとがんばっています。

幸い、吐き気や倦怠感などの自覚症状を伴う副作用はほとんどありませんでした。

仕事といってもパソコンを使ってできることも多いようです。

あとは、商談で人と会うことがメインのようで抗がん剤の投与にあわせて上手に仕事をくまれていました。

大きな問題なく初回治療が終わりました。

ただ、残念なことに2ヶ月後にはすでに大きくなり始めていたのです。

それから、何種類かの抗がん剤治療を行いました。

仕事もがんばりながら。

1年と少し頑張ったでしょうか。

骨髄抑制(白血球や血小板が減るなどの副作用)がきつくなり抗がん剤治療が厳しい状況となりました。

抗がん剤の効き目自体も悪くなってきていたのですが。

Mさんにとっては最初の病名告知よりもショックだったようです。

しかも、咳と血痰はかなりあります。

今までは、仕事があるから頑張れると仕事を任そうとしなかったのですが、

『そろそろ任せていかないといけないなぁ。』

とつぶやいています。

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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
はじめまして
はじめまして。
昨年末に脊髄小脳変性症と告知を受けました。明日から検査入院です。
今のハードな仕事をやめようかとも考えておりました。
しかし世の中にはこの社長さんのように、自分よりよっぽど苦しい思いをしてる人がたくさんいて、仕事を頑張ってることを聞くと、自分はぜんぜん幸せ物だと感じます。まだ体は全然動きますし、少々ふらつくくらいです。
このブログを読んで、できるまでは仕事を続けようと思いました。
ありがとうございました。
2009/04/12(日) 18:45:38
URL | ソナチネ #-[ 編集 ]
ソナチネさん
はじめまして。

詳細は存じ上げませんが、これからの事をいろいろ考えておられるようで大変ですね。
神経筋疾患についての知識はあまりありませんが、神経筋疾患には、神経筋疾患なりのつらさがあるかと思います。

悪性疾患、呼吸器以外の病気の話はあまり出てこないと思いますが、何かを感じていただければ、そして、少しでも人生にとってプラスになればと思っています。

これからもよろしくお願いします。
2009/04/13(月) 13:00:42
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
で、Mさんは?
それからどうなったのか気になります。

正直、一番煩わしい上司ですねこのテは。
自分じゃなきゃ始まらない、自分以外はわからない。部下を信用してないんでしょう。
日頃から、「何かあっても誰かしらにはわかるように」しておくのが、正しい管理職だと思うんですが。

【頑張る】の頑の字は、かたくなとも読めます。
あまりに頑固に、あれもこれもと欲張るより、一時休んで治療に専念した方が賢明でしょう。
それで治るかどうかはともかく、かえって迷惑や心配をかけずに済みますから。
2009/04/14(火) 01:32:29
URL | 女王様 #-[ 編集 ]
>あまりに頑固に、あれもこれもと欲張るより、一時休んで治療に専念した方が賢明でしょう。
それで治るかどうかはともかく、かえって迷惑や心配をかけずに済みますから。

なるほど、周囲への迷惑を考えたらそうでしょうね。

Mさん、気になりますね。
続きは、今からうっぷしますから。
2009/04/14(火) 12:31:11
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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