~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
スポンサーサイト 
--/--/-- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
TRACKBACK --  |  COMMENT --  | 編集
PEACE 
2009/05/14 Thu 11:50
CATEGORY【緩和】
PEACEって何のことかわかりますか?

平和だったらわざわざ聞きませんよ。

緩和に精通している方ならわかりますね。

PEACEとは、「がん対策基本法」とそれに基づく「がん対策推進基本計画」の中で、がん診療に携わる医師に対する緩和ケアの教育を行うためのプログラムです。

ちなみに、Palliative care Emphasis program on symptom management and Assessment for Continuous medical Educationの大文字をつなげてPEACEだそうです。

このプログラムを用いてがん拠点病院が中心となって『がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会』という研修会を行うのです。

地域にもよるでしょうが月に1回以上行われるようです。

1回の研修会は2日にわたって行われるようです。

一般的には、せっかくの土日がつぶれちゃうってことになりますね。

対象者は医者でおよそ10万人の医者を対象としているようです。

だいたい一回に20から40名の参加だそうで10万人が参加するには2000回から5000回の開催が必要です。

凄いですね。

国も本腰を入れているようです。

なお、凄いことはこの研修会で使用するスライド、テキストはすべて共通である。

つまり、10万人がおなじ教材で研修をうけるのです。

それを知ったとき正直な気持ちとしては、『洗脳みたい』と思ってしまいました。

もちろん、中には非常にいいことたくさん書いてありますよ。

ただ、2000回も行われる研修会すべてが同じテキスト、スライドを用いて行われるってなんか気持ち悪くないですか。

趣旨には、賛成ですけど。

もう少し、バリエーションがあってもよいかと。

『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

また、PEACEの中身についても解説していく予定です。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
治療の内容は?
>『洗脳みたい』と思ってしまいました

なるほど、研修会に参加するお医者さんの立場だったらそう思うかもしれませんね。

緩和ケアを受ける患者だったら、都市部にいても地方にいても、同じケアを受けられることになるのでしょうか?
その辺りがよく分かりません・・・
2009/05/14(木) 17:10:11
URL | ダイヤモンドダスト #-[ 編集 ]
…そのまま
普通に「ぴーす」と読むんですか?

洗脳でもいいから、緩和に詳しい医師が増えたらいいですね。
父が通ってた病院は、あまり規模が大きくないので「必要なら大学病院のペイン科に頼みますが?」って程度でした。
ペインは微妙に違うような…。

緩和ケアって、痛みや苦しみと共に、心のケアも必要だと思います。
患者は、日に日に弱っているのを自覚しているから。
それはイコール、死に近づくことです。不安や恐怖、愛しい人との別れ…。
昨日まで出来たことが、今日できなくなるのはどれほど悲しいか。
自分にジレてしまうことも多々ありますね。

そうした気持ちのケアまでひっくるめてこそ、緩和ケアでしょう。
お医者様には更なる負担だとは思いますが。
毎日回診に来てくれて、きちんと訴えを聞いてくれて、答えてくれる。それだけでも患者の気持ちはラクになるのです。
簡単に見えますが、主治医が非常勤だったりするとなかなか難しいんですよね。

家族も一生懸命看てるし、支えてはいます。
が、医師に答えてもらうとそれで納得や安心ができるようです。
ただでさえ忙しい中、厄介だとは思いますが。
肉体的苦痛と精神的苦痛の両方に理解を頂けると嬉しいです。

できれば家族にも…。
患者と寄り添っていると、家族も気が変になりかけてしまう。世話も重労働です。
医師じゃなくても、ナースでも構わないので、家族へのケアがあるとありがたいのですが。

まぁ、なかなか現状の医療体制じゃ難しいですよねぇ。
ホスピスのような療養型病院が増えればいいけど、そうなると国家の医療から変えないとならないし。

…で。
管理人センセは受講なさるんですか??
2009/05/15(金) 02:47:50
URL | 女王様 #-[ 編集 ]
>ダイヤモンドダストさん

>緩和ケアを受ける患者だったら、都市部にいても地方にいても、同じケアを受けられることになるのでしょうか?

もちろん、それをもくろんでのPEACEです。
ただ、最終的には、研修を受けてもその知識をどう活かすか担当医の能力によっても代わってくる部分です。
知っていても使えない知識もあるでしょうからね。

>女王様
普通にぴーすでOKですよ。
>洗脳でもいいから、緩和に詳しい医師が増えたらいいですね。
父が通ってた病院は、あまり規模が大きくないので「必要なら大学病院のペイン科に頼みますが?」って程度でした。

これは、違いますね。

>緩和ケアって、痛みや苦しみと共に、心のケアも必要だと思います。
>そうした気持ちのケアまでひっくるめてこそ、緩和ケアでしょう。

そうですね。PEACEは、そこまでの内容を含んでいますよ。

>できれば家族にも…。
理想的にはそうなんですけど。

家族外来をしている病院もあります。
ただ、その為のコストを取ることが外来受診をしていただかないと難しいのです。
病院の持ち出しになりますからね。

国も考えて欲しいモノです。

>管理人センセは受講なさるんですか??
すでに、受講しました。
そんでもって違和感を若干感じたわけです。

内容はまた今度アップしますね。
2009/05/15(金) 13:18:09
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tugagu.blog34.fc2.com/tb.php/408-1201e908
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

copyright © 患者と医者をつなぐもの all rights reserved.


template by http://flaw.blog80.fc2.com
Powered by FC2ブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。