がん患者が米空港で足止め、薬の副作用で指紋読み取れず
タイトルをみたときにピンときました。
手足症候群と呼ばれる副作用のことだろうな。
少し、引用します。
>シンガポール人のがん患者(62)が米国の空港で、入国に必要な指紋が検出できなかったことを理由に、入国管理当局によって4時間足止めされたことが明らかになった。男性は投薬の副作用で、指紋が読み取れない状態となっていた。
>男性が服用していたのは、さまざまな部位のがんの治療に広く用いられる、カペシタビンという名の薬剤。副作用として、手のひらや足の裏に炎症が起きたり皮ふがはがれたりする。
>同医師はこの薬を服用するがん患者たちに対し、米国に渡航する際には医師のレターを携帯するよう呼び掛けている。
手足症候群とは、Hand-foot syndromeといわれ(そのまんまですが)ています。
その名の通り、手や足に障害が起こり、FU系の薬剤に多い副作用です。
ですので、大腸がん、胃がん、乳がんなどに使用されることが多いです。
この方の場合は、カペシタビン(ゼローダ)という5FUの誘導体であったんですけど。
最近は、分子標的薬でも似たような副作用が起こることがあります。
個人的な経験では、治験で分子標的薬を使用していた患者さんで手と足の皮がべろべろになった経験があります。
この方も、指紋認識なんかはこのとき難しいんだろうななんて思っていました。
実際に、足止めされることがあるとはびっくりしました。
医師の診断書があれば違ったんでしょうね。
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