~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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2009/07/18 Sat 10:11
もうずいぶん前のことです。

Cさんは、副院長である循環器の先生にかかっていました。

心筋梗塞で死にそうになった事があるのです。

もう、10年以上前のことですけど。

そんなCさんは、肺に影が出てきました。

ただ、肺機能も悪く、心臓にも問題を抱えていたために半年ほど様子を見ることになりました。

すると、肺の影は大きくなってきました。

肺がんが疑われます。

そして、Cさんと出会いました。

Cさんは、社長でした。

会社の名前を聞けば知らない人はいないくらいの会社の社長でした。

普通は検査入院を行うのですが、

『わしは、忙しいんや、入院は出来へん。』

『外来で出来る検査と出来ない検査があります。

特に気管支鏡検査は入院でしていただかないといけません。

外来で出来る検査は、外来でしますから。』

外来で出来る検査は、外来でして何とか短期入院の了承を得ました。

『わし、特別室でないとあかんから。』

『特別室は、数が少ないですし、短期入院で入院日を決めてしまいますので、特別室は難しいと思います。

特別室が空くまで入院を待つなら可能ですけど、短期入院ではねぇ。』

『何とかしてくれ。』

『そういわれてもわたしの権限ではなんともなりません。』

こんなやりとりをしてようやく検査の予約と入院の申し込みをして帰られました。

貴重な外来の時間をかなり費やしてしまいました。

ホッとしたのもつかの間です。

検査にやってきたときにさんざん病院の悪口を言っていたようです。

検査担当の方から耳にはさみました。

何でこんな検査をしなければならないのか?とか(外来で十分説明したつもりなんですけどね。)

こんな古ぼけた機械でちゃんと検査できるのか?とか

そして、入院の日がやってきました。

『Cさん、そしたら気管支鏡の検査をするための入院です。

検査が終わってしばらく安静にしていただいて問題がなければ翌日の退院となります。』

『副院長は?』

『どうしたんですか?』

『副院長は診察にこないのか?』

『多分、挨拶に来ると思いますよ。』

『多分やなくて、今こないのか?』

『Cさん、呼吸器の精密検査で入院しているのですからCさんの担当はわたしです。

副院長も来ると思いますけど。』

『そうか、副院長が主治医やったから、今回も副院長がメインで先生がサブかと思たわ。

でも心臓の病気もちゃんとあるからよう相談しといてや。』

『もちろんです。』

なんなんだろうと思いながら無事検査が終えました。

それからも、Cさんと話をするとどこどこ病院の院長先生に診てもらったことがある。

とか

大学病院の教授がどうとか話をされます。

幸い、検査の結果は非定型抗酸菌症でしたので様子をみることとしました。

まあ、その結果説明の診察のときも大変だったのですが。

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それにしても非常に疲れる患者さんでした。

しかし、もっと綺麗な特別室のある、特別待遇をしてくれるような病院は他にありそうなんですけどね。

なんで、うちの病院に来たんでしょうかね。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
典型的な…
「長いもの好き」な人なんでしょうね。

個人的には若い先生でもきちんと説明して下さると信頼できますね。実際そういう先生に会ったこともあります。

日本人には年功序列とかキャリアを積んでいる人が偉い、信頼も出来る、みたいな風潮がありますからね。
でも機械は新しいほうがいい…当然かもしれませんがちょっと不思議ですね。
2009/07/18(土) 21:27:43
URL | あずき #-[ 編集 ]
>「長いもの好き」な人なんでしょうね。

そうです。困ったちゃんでしたね。
病院には病院のシステムがあるので、そのやり方にならって欲しいですね。

自分を特別扱いしてくれる病院もあるでしょうに。
2009/07/19(日) 15:41:59
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
そうですね。
2009/07/20(月) 07:45:04
URL | あずき #-[ 編集 ]
出たなモンスター!(笑)
どこにでもいますねー、こういう輩。
全てを見下してるというか、世の中全員が自分をチヤホヤしてくると勘違いしてるというか。

販売業にいたりマクドバイトにいたりしたので、扱いは慣れてますが。
こっちが強気に出ないとわかっててゴネるだけに始末悪い。
そんなに個室がいいなら、檻がついて中から鍵が開かない個室に入れて差し上げればよろしいかと。

実は土曜日の歯科医で(スミマセンまた歯科医で)、クレーマーが院長相手にゴネてまして。
どうも聞いてると、領収書を受け取らなかった→要らないのかと捨てた→忘れただけなのに勝手に捨てる医院はオカシイ!! てな話なんです。

院長は「処分したからないし、再発行できないから手書きのを作りました」って渡したのに、どうやら受付嬢が「私はいなかったからわからない」と言ったのが気に食わなかった云々。
渡しました・渡してない置いただけだ等々。

治療を待ってる私はイライラして「患者が待ってるんだから出直して文句言え!」と蹴飛ばしたくなる気持ちをこらえておりました。

単なるしつこい屁理屈クレーマーだと思ってたんですけどね。
なんだか院長の言いぐさも「コンビニだって数日後にレシートくれと言っても出ないですよね」とか「手書きで作ったから問題ないと思いますが」とか。
挙げ句に「私は治療は一生懸命やってますから」と。オイオイ、それは違うぞ(笑)
怒りを炎上させるだけじゃないか??
で。水掛け論ですし、お待ちの患者さんもいますからこの領収書で納得して下さい、と強引に〆ようとした院長にクレーマーは「いいですけど、一言の謝りもないじゃないですか」。
あ、結局そこか~。

院長の諫め方が下手なのか、なんとなくどっちもどっちだなと呆れて眺めてました。
最初に「申し訳ありません処分しちゃいました、手書きの代用でよろしいですか?」と訊ねてからやれば良かったのに。
モンスターには、増長させない程度に、とっかかりでなるべく鎮火させるのがツボですね。

まともに相手したらキリがないけど、単細胞は適当におだてれば機嫌よくなるものです。
ムッとするとしつこいので、うまくかわして下さいね。
2009/07/20(月) 18:02:09
URL | 女王様 #-[ 編集 ]
>そんなに個室がいいなら、檻がついて中から鍵が開かない個室に入れて差し上げればよろしいかと。

なかなか過激な。。。

>お待ちの患者さんもいますからこの領収書で納得して下さい、と強引に〆ようとした院長にクレーマーは「いいですけど、一言の謝りもないじゃないですか」。

「いいですけど、一言の謝りもないじゃないですか」

現実は、どちらが悪いかがわからないのでね。
患者さんが捨てた可能性もあり、院長があやまる、あやまらないの問題ではないような。。。

サービス業ととらえるなら患者さんの言う通りなのでしょうが、、、、

できる、事務員がいたらうまく対処したような気がしますね。
2009/07/21(火) 13:06:08
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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