~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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労働基準法と医者 
2009/08/04 Tue 12:24
病院の医者の激務ぶりがずいぶん知れ渡ってきました。

日経ビジネスにまで出ています。

『医師は働き過ぎ?』

アンケートのページもあります。

今のところ85%が働き過ぎと思ってるようです。




多くの病院で労働基準法違反となるような勤務が一般的でした。

昔から、そうだったのですが。

ただ、昔は、熱を出して休むなんかとんでもないみたいな感じでした。

それが当たり前だと思っていました。

激務であっても、患者さんのためにと思っている先生が多かったのです。

そんな事情もあり、がんばれたのだろうと思います。


また、環境が変わり医療はサービス業などと言われたりし出しました。

患者さんを患者様と呼ぶ運動などもありました。

それで、患者さんは医療者により多くを要求することが増えました。

やっぱり、サービス業だと思ったら当然でしょう。

実際は、サービス業的な部分もあるけど、そうでない部分もたくさんあるのに。


しかも、多くの時間外手当が支給されなかったり(医者が個人的に残業しているとかの理由で)、時間外手当ではなく当直料を支払って、翌日も普通の勤務をしていたりするのです。



そんなこんなで、激務がおかしいのではないか。

労働環境をよくするためにどうしたらいいかを医者たちが考えるようになりました。

昔も考えていたのでしょうが、横のつながりが薄く上の人間から抑えられていたのでしょう。

また、ネット環境が整い横の情報が広く知れ渡るようになりました。

医者の仕事に労働基準法が適応されるの知らない先生も多いですから。

ようするに、上の医者から朝早くから、夜中から働くのが当たり前と洗脳されていたのでしょう。

そんなこんなで、声をあげる先生がだんだんと増えてきました。

そして、多くの勤務医の先生だけでなく、ようやく病院幹部も労働基準を守らないと行けないという認識を持ち出したのではないでしょうか?

『小児科医と労働基準』

このHPをみると労働基準監督署から是正勧告が多くの病院に出されていることがわかります。

今後も、すべての病院勤務者が他職種と同じようなごくごく当たり前の労働環境になりますように。

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患者さんのためって非常に大切なことなんですけど、医者が過労死したら目も当てられなくなりますからね。

それ以前に、疲れた顔した医者に診て欲しくないでしょう。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
父の主治医の先生(外科)も365日、病院にいらっしゃるかんじです。

週に3日オペがあるようで
父も元旦に緊急オペ。

病院外で目にしたときは「一反木綿」のようにふらふら~っと消えていきました。

お子さんがうちと同い年で、まだ小さく、ご家族をおいて患者を診に来ていると思うと心苦しくなります。
同時に、それを思うと、患者サイドから何か聞きたいことがあっても、疲れているだろうから、と、遠慮してしまうふしがあります。
お医者様たちの健康面はもちろんのこと、
見てとれるほどの疲労感が患者サイドとのコミュニケーションに影響するんです。

医療、介護関係、保育士さんなど、人員と待遇改善について、消費税を上げてもいいからなんとかならないか、と思います。
高速道路、ただじゃなくてよいので(笑)
2009/08/04(火) 19:41:11
URL | くろすけ #-[ 編集 ]
奉仕する人?
医者は労働者でなく「奉仕する人」という認識があるためだと思うのですが。

それはいいとしても、たとえ「奉仕する人」でも「労働力でもって奉仕」すると考えるなら立派な労働者ではないでしょうか。

医師にも労働基準法の適用は必要だと思います。
2009/08/04(火) 21:19:40
URL | あずき #-[ 編集 ]
>くろすけさん
某大学病院には、研修医時代から10年以上1日たりとも病院に来なかった日はないと豪語する先生もいましたね。

>見てとれるほどの疲労感が患者サイドとのコミュニケーションに影響するんです。
なるほど、それもまたそうなんですね。
気がつきませんでした。

介護も医療も人手不足してるんですけどね。
やっぱり、待遇が悪いことが多いからでしょうか。

>あずきさん
>医師にも労働基準法の適用は必要だと思います。
適応されてるんですけど、遵守されてないだけなんですね。
それを昔は、医者の心意気でカバーしていたのが崩れだしているんですね。
2009/08/05(水) 12:46:35
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
何ですと?
>医者の心意気でカバー
それはいいですけど

>適用されているけど遵守されてないだけ
これでは適用されてないのとさほど変わらないと思います。

確かに、医者の仕事は他の職種と違うところは多く、奉仕の精神が必要な部分がありますが、倒れてしまっては元も子もないんですよね。

この部分を、医者という職種の特性から、今まで訴えることをあまりしなかった。

これを、医者の責任みたいに言われることもありますが医者自身で訴えることは難しいところがありますね。
2009/08/05(水) 18:28:11
URL | あずき #-[ 編集 ]
ほんとに大変なお仕事・・・
総合病院の私の担当の先生に去年聞いてみました。
「先生も36時間勤務あるのですか?」と。
あっさり「うん、今も24時間以上たってるよ」と。でも4時間くらいは眠れたから(平気)みたいなお返事で。(2時間、2時間の睡眠との事)
ほんとなら外来終わったらその後はお休みなんだそうですが、その日はポリープの切除があるからそのままお仕事とのことでした。
担当の先生は内科医ですが、やっぱ外科医の場合、手術なんかあるのでしょうから、寝てない先生はちょっと怖いですね・・・。
(内科医も内視鏡とか使うから・・・怖い!)

医師不足もあるのでしょうけど、もっと患者側もお医者様の勤務状態を理解して、受診してほしいですね、わがまま禁止!!!
2009/08/05(水) 20:58:03
URL | まるみ #-[ 編集 ]
>あずきさん
その通りだと思います。

>まるみさん
>担当の先生は内科医ですが、やっぱ外科医の場合、手術なんかあるのでしょうから、寝てない先生はちょっと怖いですね・・・。

でしょ、怖いでしょ(笑)
だから、ちゃんと交代勤務ができるようにそれだけの人材を確保しても病院が赤字にならないように医療制度を考えて欲しいです。

誰が治療をしても値段変わりませんしね。
2009/08/07(金) 12:24:34
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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