~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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目先だけなの? 
2009/12/05 Sat 11:00
先日、『日本の医療費』についてのエントリーをあげました。

これと似たような話があります。

『ノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者、「事業仕分けに対する緊急声明」』

 資源のない我が国が未来を持つためには、「科学技術創造立国」と「知的存在感ある国」こそが目指すべき目標でなければならない。この目標を実現するために、苦しい財政事情の中でも、学術と科学技術に対して、科学研究費補助金を始め、それなりの配慮がなされてきた。このことを私たちは、研究者に対する国民の信頼と負託として受け止め、それに応えるべく日夜研究に打ち込んでいる。
 学術と科学技術は、知的創造活動であり、その創造の源泉は人にある。優秀な人材を絶え間なく研究の世界に吸引し、育てながら、着実に「知」を蓄積し続けることが、「科学技術創造立国」にとって不可欠なのである。この積み上げの継続が一旦中断されると、人材が枯渇し、次なる発展を担うべき者がいないという《取り返しのつかない》事態に陥る。
 現在進行中の科学技術および学術に関する予算要求点検作業は、当該諸事業の評価において大いに問題があるばかりではなく、若者を我が国の学術・科学技術の世界から遠ざけ、あるいは海外流出を惹き起こすという深刻な結果をもたらすものであり、「科学技術創造立国」とは逆の方向を向いたものである。
 学術と科学技術に対する予算の編成にあたっては、このような点検の結論をそのまま反映させるのではなく、学術と科学技術の専門家の意見を取り入れ、大学や研究機関運営の基盤的経費や研究開発費等に関する配慮を行い、将来に禍根を残すことのないよう、強く望むものである。




ただでさえ、日本の教育費は医療費と同じように絞られています。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3950.html

こんな状況で研究費をけずれば医療と同じようにズタボロでしょうね。

しかし、この国は目先のことしか考えてないんですかね。

ため息が出ます。

もっと、将来を見据えてお金の使い方を考えて欲しいものです。

もし、どうしても削りたいなら他にも削るところがあるでしょう。

例えばJAL。

こんな時に、なぜ税金をつぎ込まないといけないのか?

アメリカの会社が支援をと手を挙げているではないのですか?

任せたらいいんじゃないですか?

何か問題でもあるんでしょうか?

地方空港も存続しておくだけでどれほどの赤字を生み出すのでしょうか?

聞いた話ですけど、地方空港の整備会社などが天下り法人でどんな仕事にせよそことの契約が他の水準からしたら高額でそれがJALの赤字の原因となっているとのこと。

おそらく、外資系と提携させずに税金をつぎ込もうとしているのは外資が入ればそのような天下り法人との契約が一番無駄なことにすぐ気がつかれて契約更新しないからだろうとのことです。

JALの現場で働いている人間は、結構削られているらしいですよ。

もし、このまま税金がつぎ込まれたら、天下り法人がぶくぶく太ることになるようです。

JALに税金投入は本当にやめて欲しいものです。

確かに、日本は大きい国ではないので飛行場は今ほどいらないでしょう。

本州なら陸路でいいのではないでしょうか。

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コメント
この記事へのコメント
何か、変。
科学音痴だから、無知を承知で書きますが。

どうにもこうにもヘンテコリンですね。
スパコンは、まあ関係ないからいいけれど。

茨城の中性子癌治療の研究施設も、30億を1億に削減とかって話ですね。
どうなんでしょう、コレは。
単純に「1億はひどいわ」とは思いますけど、中性子癌治療って有効なんですか?

同じ科学研究でも、ES細胞(だったかな?)みたいな再生医療なら、ミラクルで応用がきく物にはドンドン投資していいし、期待してもいいと思います。

が。
たまたま父の闘病を見たから感じるんですが、余命半年の癌を2年に先延ばしたところで、果たして有効なのかと。
完全に治るなら素晴らしいですけど、そうじゃなきゃ本人の苦しみも先送りになるだけですよね。
医療費も増えるばかりだし。

某市長のアホブログで「最先端医療が無駄に生かせてる」なんぞと書かれてて騒動になりましたけど、口にしちゃいけない本当の所、じゃないかと思いました。
新しい治療や薬が研究開発されるのは素晴らしい。
けど、それが本当に解決になるかというと、どうなんでしょうか。

もっとも、「医療福祉」と「医療の研究」は別物ですけどね。
むやみやたらに施設を作るハコモノ行政の問題もありますし。

むしろ、漢方薬や湿布を処方から除外する云々の方が、庶民には一大事です。
何を考えてるんだかサッパリ。
民主党の議員には、今後一切シップ薬も漢方薬も出すなよ!とTVに向かってつぶやいちゃいました。

漢方薬やシップ薬で、どの程度削減できると言うんですかね。
そのくらい、総理兄弟がママからもらったお小遣いだか仕送りだかで、充分埋められるんじゃないかしら。

日々繰り広げられた仕分け会議に、一体いくらかかったのか知りたいですね。
2009/12/06(日) 04:22:56
URL | 女王様 #-[ 編集 ]
>茨城の中性子癌治療の研究施設
まだまだ研究段階ですので知りません。

>余命半年の癌を2年に先延ばしたところで、果たして有効なのかと。
その間に好きなことをすることができれば有効でしょう。
その間、病気のことをおそれて日常生活が楽しくなければ有効とは言えないのかも知れません。

>むやみやたらに施設を作るハコモノ行政の問題もありますし。
http://blog.m3.com/yosshi/20071102/1
読んでみてください。

>漢方薬やシップ薬で、どの程度削減できると言うんですかね。
おそらくこの意図は、少しのことでは医療機関を受診しないようにするためだと思います。
2009/12/06(日) 14:17:06
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
過去記事読みました
2年前ですね。

2年間議論されたわりには、全く足踏みなんですねぇ。
まぁ、このデフレ期ですから、一番いじりにくいのが診療報酬なんでしょうけど。

で。
この重粒子も中性子も、おおまかに言えば放射線治療なんですよね?
どの程度効果がある治療か全く知らないんですけど、その機械を設置して、扱える技術者を置かなきゃならないのは、すごい大変なことのような??

それじゃ漠然としすぎてて、削減と言われても仕方ないかも。
医師育成や地域病院への投資のほうが、現実的だし有意義だと思います。

というか。
レンホウさんに言い負かされた姿は、ちょっと情けない。
プレゼンが下手なんじゃないかなぁ?
とりあえず今回「見直し」になった案件は、来年には「廃止」になりそうですね。

自治体病院が閉鎖になったりする時代です。
目先の研究以上に、足元の現状「普通」で「当たり前」の医療を守ってほしいと願っております。
2009/12/08(火) 03:28:39
URL | 女王様 #-[ 編集 ]
>2年間議論されたわりには、全く足踏みなんですねぇ。

いえいえ、少しづつ浸透して生きていると思いますよ。

>どの程度効果がある治療か全く知らないんですけど、その機械を設置して、扱える技術者を置かなきゃならないのは、すごい大変なことのような??
そうそう、箱物にはお金かけるんだけど。。。。
その後のことを考えていないんですね。
2009/12/08(火) 12:18:19
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
横から失礼します
某市長のブログの件、
私も女王様と同意見です。立場上、口にしちゃいけない本当の所、じゃないかと思うのです。そのタブーを破ったということで、ひょっとしたらこれが世論を深める一石になるかもなあとも思っています。

癌治療に関し、やはり癌患者を看取っての感想も同様です。現在の治療は数カ月の延命が主なように感じています。
もちろん、その数カ月が大切な人も多いでしょう。しかしながら、QOLを保つことができたら、死への不安を取り除くことができたならば、「死が不安だから延命を」という概念は弱まるのではと想像します。

日本人の寿命は世界一なのですから、そろそろその質について意見を深める時が来たと考えます。
2009/12/08(火) 12:19:17
URL | christmas #-[ 編集 ]
>ひょっとしたらこれが世論を深める一石になるかもなあとも思っています。
まだまだ、日本はそこまで成熟していないと思いますけど。
何かのきっかけにはなると思いますね。

>日本人の寿命は世界一なのですから、そろそろその質について意見を深める時が来たと考えます。
非常に同意できる意見だと思います。
2009/12/08(火) 12:23:11
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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