~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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救急病院の実態 
2008/03/03 Mon 13:10
CATEGORY【診療】
はじめての当直 2は、救急病院での当直の話しでした。

救急病院には、1次、2次、3次とありそれぞれ役割が異なっています。

1次とは、入院の必要がないような患者さんを対象としています。
投薬だけですんだりとか、喘息発作(重篤でないもの)、吐き下しで脱水の時の点滴治療とかがこれにあてはまります。

2次とは、入院が必要、場合によっては緊急手術が必要な患者さんです。
虫垂炎(盲腸)の緊急手術や胃潰瘍などによる吐血、高齢者の肺炎などがあてはまります。

3次とは、2次で対応できない患者さんが対象で、救命センターなどがあてはまります。

はじめての当直の話しは2次救急の病院での話しでした。

2次救急の病院にもいろいろなレベルの病院があります。

分類していくとすれば、常勤医が夜間も対応している病院と、主にバイト医(非常勤)が対応している病院とにわけられます。

やはり、常勤医の方が仕事に対しての責任感が強いことが多いです。

非常勤は、翌日引き継ぐまでなんとか頑張ればいいと思い仕事をしていることもよくあります。

医師のレベルだけでなく、病院の設備の問題もあります。

例えば、夜間に検査はどこまで出来るのか?

ちなみに、はじめての当直の病院は、レントゲンと血液検査ができました。

救急をしている病院でも、レントゲンが撮れない病院や血液検査が出来ない病院もあります。

もちろん、CTや場合によっては、MRIなどとれる病院もあります。

以前は、夜間に救急をして、入院させて病院の売り上げを上げていた病院もたくさんありました。

事実、昔友人が当直に行っていた病院は、決まった当直代以外に1人入院させたらいくらって歩合給までついてる病院もありました。

しかし、今は医者の数が減って、リスクをおそれてしょぼい設備で救急をやってるような病院へはバイトの先生もよりつかなくなって救急の看板を下ろすようになってきています。

現実問題として、風邪で夜間病院を受診するような日本では、そのような病院も必要でした。

ただし、本当に緊急を要する場合、そのような病院は不必要です。
救急をする病院が減ってきたために、常勤医だけで救急をしている病院に患者さんが集まってきていそがしくなって、内科や外科のいわゆるメジャーと呼ばれる科の医者がやめたりして現在の医療状況ができてきています。

だから、風邪とかで夜間に病院を受診するのは控えるようにしてください。



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やっぱり、救急病院ないと困りますよね。

これ以上減らないように。

医療資源には、限りがあります。

もう、限界はすぐそこなのです。


テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

コメント
この記事へのコメント
タダだから利用する!
「夜間外来、利用しますよ。子供の医療費はタダだから」
職場の若いパパさんの言葉。
「診察券があるから、(夜間でも)便利ですよ」
ちょっと待って!ドクターヘリもある第3次救急病院ですよ。(この病院、救急車が入ってくると入院患者さんが病棟から一斉にのぞいて待っていますv-28
「昼間は仕事だから、夜間で済ませる」なんて人もいますよ。一部の人だと思いますが、迷惑ですよね。
2008/03/04(火) 01:53:32
URL | 天邪鬼 #/KoANL1I[ 編集 ]
天邪鬼さん

その通りです。
Dr.I先生がその辺のことを詳しくまとめてくれてますよ。

http://kenkoubyoukinashi.blog36.fc2.com/blog-entry-297.html

仕事で昼間来れないという人本当に困ります。
でも、ほんの一握りの人なんですけどね。
2008/03/04(火) 12:35:27
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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