~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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10年という歳月 
2008/03/21 Fri 12:21
CATEGORY【診療】
m3に去年の7月7日にエントリーした記事です。




今の研修医を見てるといいなって思います。理不尽な事が昔と比べると明らかに減ってると感じるからです。

昔の出来事を思い出しました。
それは、研修医の1年目の頃、血液内科で研修しているときの出来事でした。

当時は、今の研修医制度の始まる前であり、まさに底辺の生活を強いられていました。

移植病棟での研修をしておりました。

移植とは華やかな心移植、肺移植ではなく骨髄移植の病棟です。
おもに、白血病、悪性リンパ腫の患者さんに対しておこなわれる治療です。今はミニ移植と言われるあまり免疫力を落とさない移植も増えてきましたが当時は、患者さんの骨髄をカラにして、新しい骨髄液(兄弟や骨髄バンクからの)を入れる方法が主流でした。

つまり、一時的に白血球がゼロとなる状態に必ずなるのです。もちろんクリーンルームと呼ばれ、採血さえもビニールシート越しに行うような部屋に入ってます。

そのとき、風邪を引き38℃を超える熱を出してしまいました。関節も痛くインフルエンザの可能性大です。誰も、休んだらとは言いませんでした。マスクを2枚重ねて働きました。

印象に残ってるのは、看護師さんが心配をしてくれて『大丈夫?』とか声を掛けてくれていたのですが、熱が38℃あるのがわかると『先生の代わりはいないんよ。』と言葉には出しませんでしたが、急によそよそしくなってしまった事でした。

この時、医者って休めない。と言う事を体で経験させて頂きました。

患者さんから出来るだけ離れて仕事をしたので幸い、うつるような事態にはなりませんでした。

今は、インフルエンザの迅速キットが陽性となると強制的に休まされるようになっています。(病院にもよると思いますが。)

研修制度も変わり、今ではこのような事はほとんどないのではないでしょうか?





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少しでも、まともな方向へ動いている感じはします。
あとは、医療崩壊が広く伝わり、いい方向となればいいですね。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : 研修医

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