~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
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ホスピスと緩和ケア 
2008/01/11 Fri 13:09
CATEGORY【緩和】
2007年4月18日のエントリーを改変したものです。



突然、ホスピスってなんでやろと思われるかもしれませんが
今後、日本の医療において考えなければいけないこと
それは、終末期医療(ターミナルケア)、在宅医療、緩和医療(緩和ケア)じゃないかなって思います。

何でか?それは、高齢化社会、医療の進歩により悪性腫瘍以外の病気で命を落とすことが減ってきている。つまり、悪性腫瘍になる人が増えてくる。増えてくると現在の医療では助けられない人が増えてくるということです。

一般の方が終末期の医療と聞けば、想像しやすいのはホスピスじゃないかなって思います。それで、こんなタイトルとしました。

最近、患者さんの家族からホスピスに入れたいんですけど。って話が増えてきました。
そのうち何人がホスピスに入るかと言うと印象ですけでの環境と変わるということ通い慣れた病院、人間関係のできた主治医や看護師また、コメディカルのスタッフ(そうでない場合もありますが)。
うちの病院でもホスピスと変わらない治療はできます。ただし、病室などの環境は、ホスピスには負けますと説明しています。
   
   
では、ホスピスが終末期医療、緩和ケアにおいて一番いいのか?
   
  
その答えは非常に難しいと思います。
緩和ケアは、やる気があればどこの病院でもできます。レベルはそれぞれだと思いますが。また、ホスピスにもよりますが、抗癌剤はもちろん症状緩和目的の放射線治療も行わないという施設もあります。
もちろん、緩和医療、緩和ケアに抗癌剤、放射線治療は基本的には必要ではありませんが、たまに必要となるときもあります。

ところで、素朴な疑問ですけど。ホスピス、緩和ケア(医療)、ターミナルケアの違いってなんなんでしょうね。また、仏教中心のビハーラなんて言葉もあるようですね。重なり合ってる領域がかなりありますよね。
結局、言葉だけの問題なのでしょうか?

このような話題に関して思うこと、知ってること、考えることをまた、綴っていきたいと思います。




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このエントリーを入れてから半年以上経ちました。私自身の考えをブログの上で述べてきたと思います。

結局は、最期を迎えるに当たってご本人さんとご家族の方がどう過ごして行きたいのかによりかわってくると思います。

われわれ、医療関係者は、その希望を具体化していき出来る限りかなえていくようにするのが緩和の神髄ではないかなと思います。

症状を出来るだけ取って欲しい人、出来るだけ長い間家で過ごしたいけれど最期は病院で迎えたい方、最期に一度故郷に帰ってみたい人、何かしてみたいけど家族や周囲に迷惑かけそうだから今のままでいいと思ってる人、人生いろいろでも述べてように個人個人で望むものは異なっています。

この様々な個人個人の望みを具体化する事(実際、今の状態で何が出来ることが出来ない事かの判断できない人が多いと感じたため)とかなえる事(もちろん、無理な事も多いと思いますが)が大切だと最近特に痛感しております。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : 緩和

コメント
この記事へのコメント
>悪性腫瘍以外の病気で命を落とすことが減ってきている。つまり、悪性腫瘍になる人が増えてくる。>増えてくると現在の医療では助けられない人が増えてくる・・・

ターミナルケアが充実するのが癌だけというのも、民主主義の法則でしょうか?ちょっと残念です。
他の病気で治療法がなくなった時、金銭的に余裕があれば、ホスピスを選びたい場合もあると思いますが、癌以外を対象としたホスピス的な機関は存在するのでしょうか?

>個人個人の望みを具体化する事とかなえる事が大切だと最近特に痛感しております。

本当にそうだと思います。
癌以外の病気でも・・。
ホスピスでなくとも・・。
2008/01/12(土) 00:16:50
URL | aqua #-[ 編集 ]
返事
aquaさん
一般的にホスピスなどは残された時間があと1ヶ月から数ヶ月をケアするものです。
悪性腫瘍の場合、あとどれだけ持つのかと言うことが比較的予想しやすい。また、治療する場所と行うことがまったく異なるので緩和医療専門の病棟ができるのでしょう。

それ以外の疾患は、急激な変化を伴う病気は当然ながらターミナルケアはほとんど必要ないですよね。
慢性的に徐々に進行したりする病気(主に神経疾患が該当すると思いますが)は、障害者病棟などがありますよね。

そこでその疾患特有のケアが行われていると思いますよ。

ですので、aquaさんが希望に近いものはあるとおもいます。それだけをしているかどうかは不明ですけど。
2008/01/12(土) 11:11:44
URL | よっしぃ #-[ 編集 ]
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