~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
スポンサーサイト 
--/--/-- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
TRACKBACK --  |  COMMENT --  | 編集
態度 
2009/11/21 Sat 12:51
CATEGORY【診療】
運転免許証の事で警察に行く用事がありました。

そのときに驚いたことがあります。

態度がでかいのです。

そう言えば、最近どこでも愛想がよくなっています。

コンビニやファストフード、スーパーなどはいうにあらず、個人経営の店でも無愛想な対応するところはほとんどなくなってきています。

それどころか最近は役所も愛想がいいんですね。

昔は、役所といえば無愛想の代表でしたよね。

そんな感じで、愛想のいい対応にすっかり慣れてしまっていたら警察にやられたという次第です。

正直な感想は威圧的でした。

まあ、仕事柄仕方がないのでしょうね。

そんで、病院はどう思われているんだろうと疑問に思いました。

病院でも、受付などは愛想いいはず。

医者はどうでしょうか?

今は、医学部の授業でも診察の模範演技みたいな講義があり若い先生はその講義を受けています。

どんなのかといえば、

『患者さんが診察室に入ってきたらまず自己紹介をしましょう。』

から始まったと思います。

ですので、若い先生は無愛想な先生でも理想的にはそうした方がいいんだなと知っています。

でも、実際出来るかどうかは別です。

時間の問題もあるし、サービス業とは少し違うのです。(サービス業の一面もありますが)

患者さんを指導したりとか導いたりとかしなければならないことがあります。

そのときは、場合によってはきつい口調で言わなければならないことがあります。

そう言えば、コメント欄ですが若い先生はあいさつしても返してくれるけど、若くない先生はあまりしてくれないとのことでした。

きっと、若い先生は教育の中からそうしてきたのでじゃないでしょうかね。

年配の先生でもあいさつ返す先生もいるんですけど頻度が少ないんでしょうね。

私の意見としては、教育を受けていないことと昔はパターナリズム(父権主義)が基本であった事も関係していると思います。

さて、未来の患者さんと医者の関係はどうなるんでしょうかね。

非常に気になります。

個人的にはもっといろいろ病気について勉強してくれる人が増えるような気がします。

『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

2009/11/14 Sat 10:01
CATEGORY【診療】
先日、『若者よ、インフルエンザに大いにかかれ~21世紀型医療は「自分で治す」~手を洗うな、マスクはするな、キスをしよう』

の記事を紹介させていただきました。

新潟大学の安保先生はこの記事を読んでもまだ、自分の説を声高に主張するのでしょうか。

『カナダとメキシコでICUに入院した新型患者の多くは若年成人
急速に呼吸器症状が悪化、多臓器不全も進行』


いずれの論文も、2009 H1N1感染によりICUに収容される人々の多くが、ワクチン接種方針において優先順位が最も低い60歳までの比較的健康な成人であることに触れ、「呼吸不全が急速に悪化し、通常の機械的人工換気では低酸素血症がなかなか改善せず、人工換気を12日程度必要としたことに注意しなければならない」と述べている。さらに、極めて重症な患者が死を回避できるかどうかは、担当医の、呼吸管理と補助的な治療の能力に依存する可能性がある、という。

まずは、カナダの報告から

研究期間に極めて重症になった患者は、2009 H1N1確定例162人と可能性例6人の計168人(平均年齢は32.3歳、67.3%が女性)。うち50人(29.8%)が小児患者で、60歳超はわずかだった。成人患者のAPACHE IIスコアの平均は19.7、小児ではPRISM IIIスコアの平均は9.1だった。

受診時に98.2%(165人)の患者が何らかの併存疾患を持っていたが、主要な併存疾患を有していたのは51人(30.4%)。最も多く見られた併存疾患は慢性肺疾患(41.1%)、肥満(BMI 30超、33.3%)、高血圧(24.4%)、喫煙歴(22.6%)、糖尿病(20.8%)、免疫抑制状態にある(19.6%)、神経疾患(15.5%)、心疾患(14.9%)、妊婦(7.7%)など。

受診時に多く見られた症状は、発熱(90.5%)、呼吸器症状(94.6%)、虚弱感(55.9%)、筋痛(40.1%)など。
さらに、受診時に両側の肺炎の疑いがあった患者が54人(32.1%)、昇圧薬が必要な低血圧だった患者が23人(13.7%)、喘息または慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪を示していた患者が23人(13.7%)、意識レベルの変化が認められた患者が17人(10.1%)いた。また、急性腎障害が12 人(7.1%)、虚血性胸痛は5人(3.0%)に見られた。

これらの患者は発症から中央値4日で受診していた。しかし病状はその後速やかに悪化し、中央値1日後(0~2日)にはICUでの治療が必要になった。
極めて重症になった時点で、70.8%の患者の両側肺野に浸潤影が見られ、72.6%は急性肺損傷と診断された。

136人(81.0%)が機械的換気を必要とした。ICU収容当日に機械的換気が必要となった患者が136人(81.0%)で、うち81人に当初から侵襲的な換気が用いられた。当初は非侵襲的な換気を適用された患者が55人いたが、うち47人はその後侵襲的換気を必要とした。

薬物療法はほとんどの患者に行われており、ノイラミニダーゼ阻害薬は90.5%、抗菌薬は98.8%、ステロイドは50.6%の患者に投与されていた。

ICU入院後に2次性の細菌性肺炎を起こした患者は41人(24.4%)いた。

28日死亡率は14.3%(24人)だった。最初の14日間に10.7%(18人)が死亡していた。90日死亡率は17.3%(29人)。死亡者の 72.4%(21人)が女性で、男性は8人(27.6%)のみ。極めて重症となった50人の小児のうち死亡は4人(8.0%)に留まった。

ICU入院期間の平均は12日(5~20日)。生存者のICU入院期間は平均12日、死者では10日だった。
機械的人工換気を必要とした期間の平均も12日(6~20日)で、生存退院者と死者の間に差は無かった。

死亡者29人(平均年齢42歳)と生存者(139人、30歳)のベースラインの特性を比較したところ、有意な差が見られたのは、年齢(p=0.007)、 APACHE IIスコア(26と18、p<0.001)、1日目のSOFAスコア(8.4と6.4、p=0.01)などだった。性別、BMI、発症から入院までの期間などは、死亡/生存というアウトカムに有意な影響を与えていなかった。
ほぼすべての患者に対して抗ウイルス薬の投与が早期に開始されていたため、抗ウイルス薬使用の有無や投与開始時期とアウトカムの関係を評価することはできなかった。

次にメキシコから58人(6.5%)の報告

58人のうち確定例が29人、可能性例が14人、疑い例は15人。年齢の中央値は44.0歳(10歳から83歳、53.4%が女性)。成人患者の APACHE IIスコアの平均は20.1だった。小児患者は2人のみ(10歳と14歳)で、PRISM IIIスコアの平均は6.5だった。

何らかの併存疾患を1つ以上持っていた患者は49人(84.5%)。最も多く見られたのは肥満で、BMI 30超が21人(36.2%)いた。続いて喫煙歴ありが20人(34.5%)、高血圧が15人(25.9%)、糖尿病が10人(17.2%)など。呼吸器系の併存疾患を有していた患者はわずかで、COPDが2人、喘息も2人だった。

58人全員が発熱を示し、57人(98%)に呼吸器症状(咳、呼吸困難、喘鳴)があった。全身虚弱感が41人(71%)、筋痛が35人(60%)、頭痛が33人(57%)、消化器症状(悪心、嘔吐、下痢)が18人(30%)に見られた。
症状発現から入院までの日数の中央値は6日、入院からICU収容までの日数の中央値は1日だった。

54人が、重症の呼吸窮迫症候群と難治性の低酸素血症により機械的人工換気を必要とした。32人が侵襲的換気、6人が非侵襲的換気、16人がこれら両方の適用を受けた。

95%の患者が抗菌薬、78%がノイラミニダーゼ阻害薬、69%がステロイド投与を受けていた。

60日間の死亡率は41.4%(24人)。小児2人はいずれも生存した。多くは極めて重症になってから2週間以内に死亡していた。4人が救急部門での死亡で、うち3人は到着から8時間以内、1人が24時間以内の死亡だった。

28日間では23人が死亡。主な死因は呼吸不全だった。それ以降60日までの死亡は1人だけで、死因は多臓器不全だった。
生存者のICU入院期間は13.5日、死亡者のICU入院は7.0日だった。機械的人工換気の適用期間は生存者が15日(8~26日)、死亡者が7.5日(3~13.5日)だった。

死亡者(中央値39歳)と生存者(45歳)を比較すると、死亡者は、受診時により重症(APACHE IIとSOFAスコアが高い)で、動脈圧が低く、腎不全と肝不全が認められ、低酸素血症が進んでおり、クレアチニンキナーゼレベルとクレアチンレベルが高く、臓器不全が進行中だった。

メキシコでは、ノイラミニダーゼ阻害薬は生存の可能性を有意に高めていた(オッズ比7.4、1.8-31.0、p=0.006)。

カナダとメキシコでは、極めて重症と判定された患者の多くが、比較的健康な若い成人だった。ほぼすべての患者が発熱と呼吸器症状を示して入院し、その後急速に極めて重症な状態まで呼吸器症状が悪化、多臓器不全も進行した。多くの患者に10日以上にわたって機械的人工換気を適用されたが、低酸素血症は難治性を示した。




だんだんと新しいことがわかってきた状態です。

ほとんどの方(90%ほど)が併存疾患を持っていたのですが、併存疾患の中には肥満、喫煙歴、高血圧なども含まれています。

カナダの報告で主要な併存疾患は30%とあります。

ということは、新型インフルエンザで非常に悪くなった人の7割はごく普通に日常生活を送っていたであろう人です。

しかも、90%タミフルが使用されています。

それでも悪くなるときは悪くなるのです。

もう一度考えてみてください。

>安保教授は言う。「これだけ流行し始めた新型インフルエンザで毎日、何人が亡くなっているか。その数字を見ただけでも、毒性が弱いことははっきりしています。ここは効果がほとんど期待できないワクチンに頼るのではなく、自分の力で解決すべきです」。

安保先生の主張を信じますか?

信じない方『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

良心のある新潟大学の先生方、本当にこのままでいいんですか?

かつ先生、コメントありがとうございました。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

2009/11/11 Wed 12:00
CATEGORY【診療】
『若者よ、新型インフルエンザに大いにかかれ』
21世紀型医療は「自分で治す」~手を洗うな、マスクはするな、キスをしよう

http://s02.megalodon.jp/2009-1104-2145-35/jbpress.ismedia.jp/articles/-/1989

耳を疑う主張ですね。

しかも、ワクチンが無駄だとのこと。

でも、医療関係者でなければ信じてしまう可能性は十分にありますよね。

しかも、新潟大学の教授なんですから。

実は、がんの世界でも有名な先生です。

それで、私も知っているんですけど。

『現代医療はがん患者を助けられるのか?』

http://s02.megalodon.jp/2009-1026-1755-03/toenn.hp.infoseek.co.jp/medical_tr/doctor_9.html

安保

次に、放射線治療法ですが、これもう受けないほうがいいでしょう。
最近では、ピンポイントに狙い撃ちができるようになってより安全になった、という医者もいます。しかし、つい最近も放射線の過線量照射事故が問題になったように、医者側のミスも見逃せません。
放射線療法を行うと、乳ガンのような皮膚表面への照射の場合、赤く軽い火傷のような症状になります。同じように、肺ガンや胃ガンなど、内臓への照射でも体内で火傷が起きているわけです。その火傷がひどい場合、癒着や出血をともなう場合もあります。
また、そのとき体内ではクラッシュシンドロ-ム(破壊症候群)が発生しています。これは、例えば事故で大怪我をしたり大火傷をして、ある部分の組織がダメ-ジを受けたとします。すると、交感神経が刺激されて体内に顆粒球が急増し活性酸素が大量に湧き、人はショウック状態に陥ります。放射線治療法でも同じことが引起されます。免疫力も低下し、何のための治療だか分からなくなります。
最後に化学療法と言われる抗がん剤は毒ガスの研究から生まれました。これまで、ガンそのもので亡くなったのか、抗がん剤の副作用で亡くなったのか、実際には分からない人がどれだけ大勢いることでしょう。それほど、抗がん剤の副作用は激しいのです。最近では、ガン細胞だけ消滅させる分子標的薬などが開発されたと話題を集まっていますが、すでに肺がん用の薬で亡くなる人が続出しました。抗がん剤は、最も刺激の強い薬品であり、その成分そのものが人体にとってのストレスとなるのです。
冒頭の私の経験は何十年も前のことですが、今でも同じことが繰り返されているのです。抗がん剤の副作用で死にたくなければ、抗がん剤を使う治療を拒否する以外に道はありません。
上野

抗ガン剤を使った患者さんすべてが亡くなったという安保先生のご経験は、本当に衝撃的でしたね。




あの、私受け持った患者さんだけでも抗がん剤治療をして5年以上再発がなく治ったと考えられる患者さんは何人もいてるんですけどね。

つっこみどころ満載でNATROM先生のブログで詳しく解説されていますのでご覧下さい。

『癌性疼痛の除痛すら否定する安保徹と上野紘郁』

ここまで読んでいただくと、信じられないんじゃないんでしょうか。

パーキンソン病も薬を飲まなくても治るというも書いているようです。

しかもその本を読んで悩んでいる患者さんもたくさんいるようです。

『安保徹教授が書いた本について』

本当に、ただでさえ病気で悩んでいる患者さんたちを悩まさないで欲しいものです。

それにしても、新潟大学の教授会はどうしたんでしょうか?

こんな方を教授という地位においたままでなんとも思わないのでしょうか?

『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

がんに対する標準的な治療もすべて否定されてますしね。

自身ががんになったときにどうするかが非常に気になりますね。


テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

マスクによる差 
2009/11/09 Mon 13:35
CATEGORY【診療】
JAMAいうアメリカの有名な医学雑誌にN95のマスクと普通のサージカルマスクでインフルエンザの予防に関して差がないとの論文が載っていました。

個人的な感想は、やっぱりなという感想ですけど。

これで、普通の方がN95マスクを買い求めたりする必要性がないことがはっきりしましたね。

原文は
 
 ↓

『Surgical Mask vs N95 Respirator for Preventing Influenza Among Health Care Workers』

探してみると日本語もありました。

ログインしないと読めませんが、

『サージカルマスクの性能はN95マスクに劣らない』

2008年9月23日~12月8日にカナダ・オンタリオ州の8カ所の第三次医療機関(大学病院6施設:310~400床、市中病院2施設:256~400 床)の救急部門、内科部門、小児科部門にフルタイム(就労時間は週に37時間超)で勤務する看護師446人を登録。平均年齢は36.2歳、94%が女性だった。

登録した看護師を、無作為に、個々人の顔にフィットすることが十分に確認されたN95マスク(221人)またはサージカルマスク(225人)に割り付けた。サージカルマスクは、各病院が用意している製品をそれぞれの製造会社の指示通りに使用する、とした。

季節性インフルエンザワクチンの接種率は、サージカルマスク群30.2%、N95マスク群28.1%で差はなかった。

この間のインフルエンザ感染は、サージカルマスク群50人(23.6%)、N95マスク群48人(22.9%)で、絶対リスク差は-0.73%。95%信頼区間は-8.8%から7.3%(p=0.86)となり、サージカルマスクの非劣性が示された。

PCRで感染が確認された看護師は、サージカルマスク群6人(2.8%)、N95マスク群4人(1.8%)。絶対差は-0.93%(-3.82%から1.97%、p =0.75)で、やはり有意差は見られなかった。

インフルエンザ以外のウイルスの感染率についても、サージカルマスク群とN95マスク群の間に差はなかった。また、インフルエンザ以外のウイルスに感染した患者の中にインフルエンザ様疾患とみなされる症状を示した看護師はいなかった。

呼吸器疾患により受診した看護師は、サージカルマスク群6.1%、N95マスク群6.2%(p =0.98)で差はなかった。

このように、オンタリオ州の第三次医療機関の看護師のインフルエンザ感染予防において、サージカルマスクはN95マスクに劣らない効果を持つことが明らかになった。この結果は、インフルエンザの感染に関わる飛沫のサイズがサージカルマスクでほぼ防げるレベルであることを示唆する。また、サージカルマスクの問題の一つは顔にフィットしないことだと考えられてきたが、それもまた、感染率に有意な影響を与えない可能性が示された。



一部のみ抜粋です。

また、こんな記事も

『H1N1による入院・死亡患者の34%は迅速診断で陰性
米カリフォルニア州での分析、入院リスクが最も高いのは乳児』


新型インフルエンザ(2009 H1N1)に感染し、重症化した患者に関する情報が蓄積されつつある。米カリフォルニア州公衆衛生局のJanice K. Louie氏らは、同州内での2009 H1N1流行開始から16週間の入院または死亡例について分析し、季節性インフルエンザ感染の場合と比較した。この結果、2009 H1N1による入院リスクは生後2カ月までが最も高く、死亡リスクは50歳以上が最も高いこと、迅速診断で偽陰性となった患者が3人に1人の割合で存在することなどが明らかになった。詳細は、JAMA誌2009年11月4日号に報告された。

50歳以上の集団は、入院率こそ低いものの死亡率が高かった。高齢者の一部が免疫を有する可能性が示されているが、50歳以上の感染者については慎重な観察を怠ってはならないと著者らは言う。

そして、迅速診断では偽陰性が多いことに注意すべきだ。ハイリスク患者の場合には判定が陰性でも監視を怠らず、可能な限り早く抗ウイルス薬を投与する必要がある、と著者らは述べている。




陰性だからといってインフルエンザでないとは言えないですからね。

あくまでも迅速検査キットは補助診断でしかありません。

『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

また、インフルネタになってしまいました。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

手洗いの研究 
2009/11/07 Sat 11:26
CATEGORY【診療】
今日は小ネタです。

読めない人が多いと思うので。。。

手洗いには不潔感を与える理由を

手洗いの研究: 男性は不潔感、女性は知識に反応する

Miranda Hitti


【10月22日】男性に手を洗ってもらうには、あからさまに気持ち悪いメッセージを出すといい。

このフレーズはどうだろう---「せっけんで洗わないと口に入ります」。『American Journal of Public Health』に最近発表された研究で、これは男性に手を洗わせるのに最も有効なメッセージのひとつだった。

同研究は、様々な年齢層の旅行者で道路が込む夏休み中、イギリスの高速道路サービスエリア内にあるトイレで行われた。

研究者らは男性と女性のトイレに大文字が点滅する電光掲示板を設置した。メッセージはすべてせっけんで手を洗うことの重要性を伝えるものだった。しかしメッセージの口調は異なっていた。

「水では殺菌できません。せっけんならできます」というように、いくつかのメッセージは手を洗わないことのリスクをうたった。

別のメッセージは「隣の人はせっけんで手を洗っていますか?」と社会的規範を利用したものだった。さらに「トイレを口に入れないで---せっけんで手を洗おう」というような、研究者らが「不潔ファクター」と呼ぶメッセージもあった。

比較のため、掲示板は時々消しておいた。トイレのソープディスペンサーに付けたセンサーで何人がせっけんを使ったか記録した。

様々なタイプのメッセージがせっけん使用の動機になっていた。

「男性は嫌悪感にかなり反応したが、女性は有意な反応を示さなかった」とロンドン大学衛生熱帯医学大学院のGaby Judah, BAらは書く。

女性は手を洗わないことのリスクを知らせるメッセージに反応した。

「男女両方の反応が良かったメッセージは“隣の人はせっけんで手を洗っていますか”と規範に訴えるメッセージだけだった」という。

Judah氏らがトイレから出てきた人をインタビューした結果、ほとんどの人が手洗いメッセージを全く覚えていなかった。また、手洗いに十分時間をかけたかどうかも同研究では分からない。

しかし、人に手を洗わせるには様々なメッセージが有効なようだ、とJudah氏らは記している。

『人気ブログランキング』へ←ポチッとお願いします。

男性と女性でこんなに違うものなのですね。

やっぱり、男女だけでなく個人個人によって手を洗いたくなるメッセージは違うような気がしますね。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体


copyright © 患者と医者をつなぐもの all rights reserved.


template by http://flaw.blog80.fc2.com
Powered by FC2ブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。